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がっこ お名前: Мася さん [2005/06/13] No.4901
Привет
土曜は家内が懇談会ということで息子の学校へ行ったので留守番。日曜は小岩菖蒲園、堀切菖蒲園で撮ってました。
カメラはЗенит-Е+Юпитер9、Москва2でした。このЗенит-Еの組み合わせが...
例の牛乳パックケースに入れて肩から下げていたのですが、本体も重たいのにレンズも重たい...駅で切符買ってた時に片方の底が剥がれてしまいました。

小岩のピークはまだなのかもう過ぎちゃったのかわかりませんが、堀切は見頃です。色々なイベントもあり沢山の人手でした。どちらも三脚族は相変わらずでした。

中高一貫:
息子の学校は元々高校だけでしたが、息子が中学受験するという時に中等部が新設され合格して一期生になりました。中高一貫となって初めての成果となるので学校側も一生懸命で指導してくれています。
確かに中学の頃の授業はかなり進んでいました。(今はどうなんだろう...) 以前教科によっては改訂前の教科書を使うということもありました。

体育祭:
高校生にもなって親が体育祭に行くなんてと言われそうですが、写真部として撮っている息子のフォローに出かけます。
父兄なので長いレンズは使えません。フィールド内に入れないから長いのが必要だと思われましょうが、年頃の女の子がいるので変に見られたくないので昨年は85mmにしておきました。
でも息子の100〜300mmが使えるようにとKマウントの212Kにしました。スペアにとMEスーパーも用意しておきましたが。

国立大付属:
息子の幼馴染が地元の国立大付属中学に進学しました。こういう所って教育学部の研究施設の一つに見られているようで実験的な授業が行われているようです。
しかも国ですから文部科学省が推奨するようなことに従って完全週休二日(私立では日曜のみが休み)だったりとか。学校の授業だけでは一般の学校に追いつけないようで塾通いは必至となるようです。

時計:
De Ville...昔父親がオメガのを使っていましたが、勤続30周年かなにかでセイコー・ドルチェを貰ったので、私がDe Villeを貰いました。その後不調になり何度修理にだしても直らないので使わなくなりました。
私も電波時計で腕時計を合わせます。一月で大体1秒くらい遅くなるようです。秒単位で行動している訳ではないのですがチョット気になります。あっ私の時計って秒針はありません。
タンク...そうでしたか...土曜日にちょっと本屋に出かけてスターリングラード攻防戦についての本を買って読んでました。これにドイツ軍の小さなタンクの写真が載っていて、その後にBMWのサイドカーが。こういう時って免許を持っていたのがバイクや車を運転できたのかなぁと思ってました。

Пока


扶桑社の教科書 お名前: 管理人(金井) さん [2005/06/12] No.4900
そんなに変わっちゃったんですか。それはつまらない。
 旧版の日本史の教科書は、高校入試に絶対でないようなことが、ごちゃごちゃ書いてあり、これを普通の中学校で使ったら、江戸時代になる前に3学期が終わるのでは、と思いました。旧版の日本史の教科書を暗記させられたらたまらない。今後は採用が増えそうですね。

 ホリエモンのニッポン放送問題はつまらない解決になりました。扶桑社の経営にホリエモンが関与してきたら面白いだろうとひそかに期待していたのですが、残念です。あーあ、つまらない。
 
クールビズ:
 私は、通常ノーネクタイです。客に会うときなどはあわててネクタイを締めます。ネクタイの模様はペンギン。模様だけでも涼しくと思っているのですが。今後はシロクマ模様にしようっと。


教科書 お名前: Tarakowski さん [2005/06/12] No.4899
ここ数年現場から離れていましたので、先月久し振りに扶桑社の中学歴史・公民教科書の採用見本を手にとって見ました。初版の意気込みはどこにいったか、サイズもA4版になり、一見ほとんどの学校が採用している東京書籍のとそっくりの形になっていました。レイアウトから中身もずいぶん東京書籍風になり、素人目にはそんなに過激な教科書ではないと思います。もちろん扶桑社らしさもちゃんと残されており、そのあたりのつぎはぎ部分というか、縫い目がプロの目にはしっかり判読できます。最近のデジタル技術でアナログ時代のスタジオ録音がテープのつぎはぎだらけだったことがCDを聴くと判るのと似ています。

今の学校で教科書が「副教材」化していることは金井さまのご指摘の通りです。プリント学習(私は大嫌いですが)が日常化して、生徒は穴埋めをしたプリントを、鋏と糊を持ってきてノートにせっせと貼り付けています。私のように板書が主の授業は非常に生徒から評判が悪いです。でもそのプリント学習が学力を下げていることを、親も教師も誰も指摘しない恐ろしい状況です。


今日は蒸し暑い日です お名前: 管理人(金井) さん [2005/06/12] No.4898
何もすることもなので、壊れたFEDをいじってました。
 このカメラは、もともと、町の不良の浮浪児を集めて、立派にソ同盟の労働者として教育した、少年たちの力で作られたカメラと言うことになっています。少年たちだけではなく、大人の労働者もいたようですが。
 私立の中高一貫校では、有名大学に多数の合格者を出しています。よほど優れた教育をしているのかと言えば、まあそれは間違いないのでしょうけれど、結局、優秀な児童を集めている。必死で詰め込み教育をして、中学2年までに3年のカリキュラムを終了させているのかと言えば、そんなことはなくて、もともと良くおできになる子供たちなので、2年あれば終わってしまう、もっと高度な内容を教えてもすらすら理解してしまう。
 FEDの浮浪児たちはどんな子供たちが集められたのでしょう。病気の子供や、知的障害のある子供が省かれたことは知られているようです。特によくできる子供を集めたとの記述を読んだことはありません。立派にソ同盟の労働者として教育できる少年たちを集めたのではないだろうか、言ってみれば、ご褒美施設だったのではないだろうか、そんな気がしてなりません。
 日本の国立大学付属小学校は、優秀な児童だけを集めて、英才教育をするところであるとの説明を聞いたことはありませんが、なんとなくそのようになっているような。

新しい日本史:
 中国や韓国から批判されている教科書を採用している学校はどのくらいあるのでしょう。私立の中高一貫校の中には、この教科書を採用しているところがちらほらあるように聞いています。こんな教科書で、まともな授業が成り立つのだろうか、不思議でした。最近そのからくりを理解できました。私立の中高一貫校では教科書を使っていない場合が多い。しかし中学校教科書は無償配布なので、使わなくても、生徒に配る、一度も開かないで、ゴミ箱直行用教科書に、扶桑社の教科書が使われている。このような実態があるようです。
 どう思われますか?


ミラーマン お名前: Tarakowski さん [2005/06/11] No.4897
MC Rubinar 500mm
ミラーレンズ32K円で売っていますね。前の勤務高の備品に購入して写真部の生徒に使わせていましたが、彼らに500oは難しかったです。転勤してもう5年、後継者の顧問がいないらしくきっと防湿庫で眠っているか、ひょっとするとコンセントを外されてカビだらけになっているかもしれません。諸行無常

学校では運動会の時に70-300ズームを使う以外、望遠は滅多に使う機会がありません。昔は1クラス48人なんて詰め込んでいましたから28ミリが標準でしたが、最近は生徒減少で35ミリで十分になりました。50ミリだと5人以上入らないし無理に距離をおくとコミュニケーションがとれません。人間の会話の距離は非常に面白い研究テーマだと思います。生徒が廊下ですれ違う時に挨拶をしてくる距離も、個人差もありますが学年で随分違います。


秒針 お名前: Tarakowski さん [2005/06/11] No.4896
普段は職業柄分単位、秒単位を意識した生活をしているので、オフの時はできるだけ秒針のない時計をつけたいと思っています。20秒あれば何か短いメッセージをコメントできますし、1分あれば教科書の3行位進むことができます。JRや放送業界並みの結構「過密ダイヤ」で授業は進行されています。本当は時計とカレンダーを無視して授業をしたいのですが、今の制度枠組みでは無理です。

De Ville
telefunkenさま、ご教示ありがとうございます。機能的にはビジネス向きでないので、安心しました。以前は職員室で背広にダイバーウォッチをつけている教師(体育教員でもないのに)をみると見苦しく感じましたが、今では校長がGショックをつけているご時世です。他人の時計はあまり気にならなくなりましたが、ニコンおやじはどんな時計をつけているんでしょう?30万くらいのロレックス?逆に生徒はかなり腕時計をつけなくなりました。携帯電話の時計機能のせいです。6月10日時の記念日にふさわしい話題でした。


時計 お名前: telefunken さん [2005/06/11] No.4895
Masyaさま
いや、それでよいのです。カルチエのタンクの話なのですが、最初は1916年のソンムの会戦で投入されたイギリス軍のタンクの話からはじめたのです。Panzerkampfwagen, Char d'assaut, つまりタンクは、ルイ・カルチエが、1917年、タンク出現の翌年、それにインスピレーションを得て発表したものなのです。

金井さま
ぼくに世の中をうごかすほどの力があればよいのですが、ぼくは世の中のハヤリに踊らされているコモノに過ぎません。それにしても忙しい。さいきんはやっているのですね。
電波時計
ドイツのJunghansの発明ですね。いまは世界のどこへもっていってもそこの電波に同調するタイプを売り出していると聞きました。
時計におけるファシズム
電波時計こそそれです。中央の指令[党の路線)によって、分秒の狂いなく、容赦なく、冷酷に、そしてやがて世界いっせいにーーー

Tarakowskiさま
ややスポーティなカンジはありますが、ドレスウオッチとして十分通用する典雅な都会的な(de Ville)デザインです。どんな種類の式典にも大丈夫です。
Donausagen
あっさりした、でもいい曲ですね。ぼくのもノイマンです。




時計のTPO お名前: Tarakowski さん [2005/06/10] No.4894
telefunkenさま
カメラも眼鏡も時計も使う場所をわきまえろ、というのが先人の教えですが、この左の時計(オメガのDe Ville、手巻きで秒針がなく文字盤が小さい)はフォーマルでよいのか、お恥ずかしいのですが教えて下さい。これは以前ニュージーランドのオークランドでカシオの安いデジタル時計(5年くらい動いていた)が止まって困って買った時計です。結婚式にミリタリーウォッチつけて現れるのも場違いですよね。

JJY
小金井三小と緑中は母校ではありません。近所の学校です。
画 像 : img20050610203136.jpg -(48 KB)


JJY お名前: Tarakowski さん [2005/06/10] No.4893
今は茨城に移ってしまいましたが、昔は実家の小金井にJJYの送信所があって、電波障害に悩みました。学校の校内放送まで(小金井三小・緑中)コールサインやパルス音が入っていました。

機械時計
クォーツをあまり信用していません。結構大事な時に止まるものです。卒業式の途中とか、試験監督の最中とか。形見の機械式時計も数本あるので、もう時計はカメラ同様買う必要がないのですが、気になります。

全体主義
機械式時計は季節によって進み遅れがあってその微妙な「時差」を読み取りながら時を計るのが面白いです。まさに生徒の個性と似ています。最近は反時計回りの生徒も増えていますが。

プチ愛国主義
掲示板には恥ずかしくて書けないくらい次元の低い内容です。中国の若者に憂いを感じますが、我が生徒たちにも然り。

Donausagen-Waltzer
偶然別の音盤を探していたらノイマン&チェコフィルの1972年の古い録音の方に入っていたんですね。Telefunken盤。それで納得。久し振りに聴きました。

Waltzing Matilda
5クラスの生徒に聴かせているのですが、反応まちまち。最近の生徒は本当に「多様化」しているのですが、とにかく受身です。他人の評価をものすごく気にする。ある意味では洗脳されやすい世代です。


時計 お名前: 管理人(金井) さん [2005/06/10] No.4892
機械時計
 最近、流行ってますね。流行しているからtelefunkenさんの執筆が忙しいのか、telefunkenさんが忙しく執筆して流行らせているのか?

時計における全体主義:
 今使っている時計はクオーツです。10秒ぐらい狂っている。これが嫌なので、電波時計にしたいと思っています。でも、まだ少し厚みがあるので、ちょっと気に入らず、入手に至っていません。
 電波時計は、JJY(今は独立行政法人)の管理する時間情報を時計がキャッチして、時間を合わせます。個人の時間をJJYが完全支配し、人々は時間の管理から解放され自由になります。世界中の時計が完全に支配され正確に同一の時間を刻んでいたなら、それは美そのもの、究極の美。


あちゃちゃ! お名前: Мася さん [2005/06/10] No.4891
総統が仰られたタンクって時計のことだったんですねぇ...
戦車のコトかと思っちゃいました。ハズカシイ!
ブガッティ32や57(ルマン仕様)と間違えるんだったらまだいい方だったかも。

関東は梅雨入りしちゃったようですが、よい週末を!


座談会 お名前: telefunken さん [2005/06/10] No.4890
ゆうべタンクというカルチエの時計関係の座談会をやりました。芸大とムサビの教授が来て(建築とデザイン)なかなか面白かったです。ぼくが司会役で、けっこう盛り上がりました。あと地中海料理とかいうのに連れて行かれて、シシ・ケバブとクスクス。アラブ雰囲気の中で、タンクはファシズムの時計であるという結論がでました。ぼくはファシズムの本質、それは美の君臨である、と名言を吐いておきました。


うぅぅぅ... お名前: Мася さん [2005/06/10] No.4889
Привет
天気がスッキリしない上に蒸し暑くて何事もヤんなってます。
そろそろ菖蒲が良さそうですね。いつも見かける観光バスも堀切菖蒲園と鳩山会館や旧古河庭園のバラぁ?
それにしてもTarakowski 先輩のКиевとContaxの違いにかけたアヤメとショウブの違いはウマイです。(この所サエナイなぁ...)

ミラーレンズ:
20年以上前に従兄弟からシグマの600mm/f8を譲ってもらいましたが今は全く使っていません。
当時はニコンEMでテレプラス付けて手持ちで撮ったこともありました。
今は300mmのミラー(ありますよね?)が欲しいです。ん、МС АПО Телезенитар-М 4,5/300ぅ?

サクラソウ:
秋が瀬の自生地ですね。一昨年一度行ったきりです。綺麗ですね。私が撮った時はダメでした。

好きなЗоркий:
難しいですね。デザインだと3。スペックに関しては普段ですと1/30〜1/500で十分、夜景となるとスローガ使える3〜4K...
旅行用は小型でストロボが使えるC、2C。トータルすると6かなぁ...

Пока


けっこうあつくなってきました お名前: かぱまん さん [2005/06/10] No.4888
 わぁきれいな花畑ですねー。独特のバックのザワザワ感がアクの強さになってます。同じ焦点距離でも、反射式って軽量なのでつい惹かれますが、自分自身このアクの強さを使いこなせるかどうか…、全く自信がないので入手してません。
 F8でこんなにピントがうすいんだったら、F5.6のレンズだったらもっとペラペラなんですか…。買うんだったら僕もF8レンズにしよっと。

 他愛ない話なんですが、とあるブログで「一番好きなゾルキは何?」みたいな話題がちょっとあって、「僕はゾルキ3ですなぁ」と書き込んだら、けっこう話が合っちゃいました。最近触ってなかったので(キエフの魚眼ばっかりでしたので)昨日の夜、取り出してみたら、う〜ん、いいもんですねー、やっぱり。
 


Iris お名前: 管理人(金井) さん [2005/06/10] No.4887
 写真は4月終わりごろ撮ったサクラソウです。実際はもう少しピンク色。
 ミラーレンズを使っているので、リングボケになっています。レンズはZM-5A-MC(500mmF8)です。このレンズはマウント交換可能で、M42やNikonマウントで使っています。このときはM42。
 ミラーレンズには絞りがないので、きちんとピントを合わせないといけないので、たいへんです。

愛国:
 スポーツ観戦で愛国少年になるのは、よろしいかと思うのですが、靖国参拝で愛国少年になったら怖い。
 韓国のどこかで、「独島(竹島)の月」が制定されたそうです。島根県の竹島の日に対抗する目的でしょう。他国の狭量な愛国主義に火を付けるようなことは、あまりしないほうが得策だと思うのですが。
画 像 : img20050610082857.jpg -(120 KB)


北方領土問題(3) お名前: 管理人(金井) さん [2005/06/09] No.4886
実効支配:
 サンフランシスコ条約会議で、ソ連代表グロムイコは「樺太南部、並びに現在ソ連の主権下にある千島列島に対するソ連の領有権は議論の余地のないところ」であるとの発言をしています。先日、Tarakowskiさんからいただいた、北方領土啓発CDでは、北方4島が日本の領土であることは「言うまでもない」と説明されていました。
 「議論の余地のない」「言うまでもない」 では、これ以上考えようがありません。

>スタンスを示さないのはアンフェアである
 そうお考えですか、それは困りました。実は、私自身はスタンスは、あまり無いのです。四島返還論は千島を分断するので嫌いです。

和田春樹氏は以下のように書いています。
 クリル諸島とサハリンというアイヌの土地に攻め込んだロシアと日本は支配したところを自らの領土としようとして、互いに争いあった。第二次大戦後はソ連がサハリンもクリル諸島もすべてをわがものとしてしまったのに対して、日本はそれではあんまりではないか、すこしは日本によこしなさいと言っている。理屈はいろいろつけているが、赤裸々に言えば、そういうことである。

 かつて、ロシアの南下に伴って、朝鮮半島における日本の権益が脅かされたために、日露戦争になりました。結果は日本の勝利で、朝鮮半島から満州の権益も手にしたわけです。日本は島国だから、大陸における権益は重要です。朝鮮半島では半島の人は絶滅させられなかったけれど、千島では千島アイヌはほぼ絶滅しました。
 朝鮮半島や満州はロシアの領土とすべきなのか、日本の領土とすべきなのか、どちらの意見にも反対です。
 千島はロシアの領土とするべきなのか、日本の領土とするべきなのか、私にはあまり関心がありません。


お名前: みらんぢ さん [2005/06/09] No.4885
実行支配
それが効力になりうるのか?それが知りたいですね。
どうなんでしょう?国際法?何に照らし合わせたらいいのでしょう?
大変興味深いです。
島国ですから領土は気になるところです。


北方領土問題(2) お名前: 管理人(金井) さん [2005/06/08] No.4884

 No.4881のReですが、煩雑であまり身のない内容です。

 千島・南樺太がロシア領であるとの根拠はサンフランシスコ条約だけからは出てこないと思います。ご指摘の通り、ソ連は同条約に調印していません。しかし、もし批准していたとしても、サンフランシスコ条約に、千島・南樺太をソ連に引き渡すとの条項はないので、いずれにしても、ロシア領であるとの根拠をサンフランシスコ条約のみに求める事は無理だと思います。

 ただし、説明を簡単にするために、ロシアが北方領土を領有する根拠が、サンフランシスコ講和条約であるような解説が行われることがあります。しかし、このような説明はあまり厳密な話では有りません。

 厳密な説明で、ロシアが北方領土を領有する根拠が、サンフランシスコ講和条約であるとの主張は見た事ありません。そうではなくて、日本が放棄した根拠がサンフランシスコ講和条約です。
 実際、ロシアは1946年2月2日には樺太・千島を国有化しています。サンフランシスコ条約よりもだいぶ以前です。ソ連の国内法的には領有の根拠は、一九四六年二月二日付命令になります。この命令は SCAPlN- 677を受ける形で出されています。サンフランシスコ講和条約は一九四六年二月二日付命令が不当でなかった根拠です。

 実際にはヤルタ協定も持ち出されます。すなわち、サンフランシスコ条約で日本は文句を言えない、ヤルタ協定で米国は文句を言わない、誰も、文句を言わないから実効支配をしているロシアの領土である事は明らかである、こんな感じでしょうか。


お名前: とある一市民 さん [2005/06/08] No.4883
スタンスを示さないのはアンフェアであると思うので、あらかじめ私の個人意志が4島返還論である事を述べておきますね。

>私の記述が、「一議員の言葉をさも国民の意志のように代弁する」と思われたのはどこですか。
政治というもの、解釈は人によって違うものです。
そして、価値観の移り変わりや解釈の違いを許さなかった東側諸国、ソヴィエト連邦の末路がいかなるものであるかは御存じかと。

小泉首相は4島の返還を求め、周辺海域においてアクションを起こした事は記憶に新しいと思います。
現在の政府代表が公にそういった意志を表明した事を並記する必要があるのではないのでしょうか。


北方領土問題 お名前: 管理人(金井) さん [2005/06/08] No.4882
とある一市民 さま、投稿ありがとうございます。始めまして、管理人の金井です。

>一議員の言葉をさも国民の意志のように代弁するのはいかがな事かと存じます
 私もそう思います。

 まず、国後択捉がサンフランシスコ講和条約により日本が放棄した千島列島に含まれるとの解釈は、西村・草葉答弁が有名です。両氏はともに官僚です。含まれないとの主張が議員からなされていたものを、政府委員が内閣を代表して否定する答弁をしています。
 また、あまり引用されることは少ないのですが、昭和28年に至ってもなお、下田政府委員は「現在のところ只今御指摘の歯舞、色丹両島とこの竹島以外に何ら紛争の発生が現実にございません」と、国後・択捉が日本の領土でないかのごとき説明をしています。

 私の記述が、「一議員の言葉をさも国民の意志のように代弁する」と思われたのはどこですか。

 日ソ共同宣言以前の日本政府の説明は、国後・択捉は放棄したとのことで一貫していると思います。もちろん、個々の議員にはそれに反対する意見が有ったことは事実です。

 日ソ共同宣言以降の政府の答弁は、4島返還論です。ただし、国民の意見は以下に記したように、多様です。
http://www.ne.jp/asahi/cccp/camera/HoppouRyoudo/Hoppou6.htm


お名前: とある一市民 さん [2005/06/08] No.4881
ええっと
北方領土問題について大変楽しく読ませて頂きましたが、気になる点が少々あったので。

露助共の領土だとする根拠の一つに
「サンフランシスコ講和条約」がありますが、ソ連はこれに調印していません。
また、たかが一議員の言葉をさも国民の意志のように代弁するのはいかがな事かと存じます。
都合の良い時だけ条約を利用するのは実利的な判断であれ、しかし正当な理論を講ずる上で倫理的に少々問題があるものではないかと存じます。

私の祖母は北方領土領民でありまして、つまる所私は領民3世という立場になりましょうか。
土足で上がり込んで金品を略奪した「解放者」の方々は、あなたの目にはさぞかし輝いたものに写るのでしょうね。
以上、いち資本主義の犬からの反動的発言でした。


Iris お名前: Tarakowski さん [2005/06/08] No.4880
ショウブもアヤメもIrisですが、先程農大出身の生物の先生に聞いたら、花の構造が全然違うそうです。アヤメはアヤメ科、ショウブは芋の親戚だそうです。キエフとコンタックス位違うんですね。ショウブあり!

決戦
日本と北朝鮮戦(サッカー)前夜で生徒たちが皆、愛国少年になっていました。プチナショナリズム、ちょっと不気味。冷静に試合を見て欲しいです。

ヒトラー
ポーランドの戦後のジャーナリズムは彼の死体の写真をこれでもかと国民に見せました。その後その写真は発禁になりましたが、最近また週刊誌で載せるようになってちょっと辟易。チャウシェスクの死体だって教室では見せません。レーニン廟も行きたくないのに行かされました。


ぎょ お名前: みらんぢ さん [2005/06/08] No.4879
魚眼は9:6の135フォーマットに比べて
スクエアフォーマットですともったいない部分が少ないのがイイですね。
円周魚眼などは特にそう感じます。左右がただの真っ黒ですから非常にもったいないですよね。

ドイツでは、ナチが政権を取って元からあった軍隊の国防軍はそれに従ったわけですが
どくろマークの黒い制服組に命令されるのはうんざりだ・・・という軍人さんも多かったことでしょう。
http://www.jtnews.jp/cgi-bin/review.cgi?TITLE_NO=5429
この「橋」というドイツ映画は、終戦直前の話で私が大好きな映画です。

国防軍の古参兵のところに、軍国教育の成果でやる気満々の少年兵がやってくるのですが、訓練も出来てない子供が来たって危ないばかりですから
「早く家に帰れ、バカたれ!」と怒りながらも、その子らの安全を心配すると言うナチじゃない兵隊さんの話です。
『危なくないところで機関銃でも持たしてやれば気が済むだろう』と
「橋」の警備をさせたところ、そこに米軍の戦車隊が来てしまって・・・
という可哀想な話です。

兵隊さんと言えば、この間、韓国のレンジャー部隊に体験入隊するツアーが
日本の会社の新入社員教育に人気、というニュースをみました。
韓国国内でも人気があるそうですが、「日本人が一緒じゃ困る!」というので
韓国国内企業からのツアーはキャンセルが相次ぐ、というニュースで
とうの韓国軍のスポークスマンは
「政治と軍隊は別、日本企業のツアー大歓迎っす」
というのです。そうだねえ、軍隊はそうでなくちゃ。
しかし、新人研修で軍隊に体験入隊させられるとは・・・


魚眼面白いですねぇ。 お名前: Мася さん [2005/06/08] No.4878
Привет
フォーマットを限定せず魚眼って面白いですね。中心部を除いて周囲は真っ黒というタイプ(何って言ったかなぁ)がいいなぁ...
ニッコールだと8mmとか10mm(6mmの画角220度というは気軽に使えない。第一とても高価)が面白そうと、先日「ニコンの世界」を見ながら思いました。
私の最広(?)はАрсат20の20mmなんです。これも最近使ってないなぁ...今度の菖蒲で使ってみようかなぁ?

あっ先日、金井さんがショウブ、アヤメ等の区別について尋ねられてましたが...私分からないですぅ...更にハナショウブにカキツバタと...
ガイドブックにはハナショウブがサトイモ科と書かれていたように覚えています。

アサヒ.コムによるとミセス・ロビンソン(映画「卒業」でのアン・バンクロフト)が亡くなったそうです。久々に「卒業」というより、ダンナ(メル・ブルックス)が作った「サイレント・ムービー」が見たくなりました。

Пока


お名前: telefunken さん [2005/06/08] No.4877
KievはContaxより
すくなくとも改良されて現代的になったカメラだといえます。あとhが好き嫌いの問題です。
靖国神社
の主張にぼくは賛成ですが、いわゆる戦犯に対する態度を靖国神社の判断におしつけているというのは、金井さまのお説のように不見識です。


ぎょぎょっと魚眼 お名前: Tarakowski さん [2005/06/08] No.4876
ニコンのおもちゃレンズをアダプターでザリャーにつけて撮った写真です。暗いレンズですが3千円位でしたからザリャーもかなり安かったので、コストパフォーマンスは満点のセットです。
画 像 : img20050608064908.jpg -(123 KB)


お名前: 管理人(金井) さん [2005/06/08] No.4875
6×6の魚眼は面白いですね。魚眼は正方形が良いなー。そのうち入手しようっと。

>現代の購買力平価で再現すると、おそらく300万円ぐらいになる
 携帯電話に付いているカメラのレンズは結構高精度なのですが、300円しないと思います。この違いは大きい。
 レンズ構成を決めるときに、コーティングが出来なかった時代は、空気面を減らすことを考えました。いまは、コスト削減だけを考えている。ContaxがKievにゾナーがJupiter3になるとき、コスト削減が図られたように思います。現代化の1つの過程と言えるのではないかと思います。そういう意味で、ContaxよりKievが、ゾナーよりJupiterが優れたカメラ・レンズです。ちがうかなー。

靖国問題:
 ヒットラーさんやゲーリングさんの遺体はないんですか。ヘスさんはだいぶ後に死んだので、墓が有りますよね。ヘスさんの墓をドイツ大統領が墓参したら面白いのに。
 靖国問題で、日本は歴史を偽っていると近隣諸国から批判されることがあります。靖国神社は純粋で自らの歴史的使命に忠実です。嘘をついているのは、政治家。戦争犠牲者や旧軍人、戦犯に対して国家としてどのような態度を取るか、これは政治の責任のはずなのに、一宗教団体に過ぎない靖国神社を隠れ蓑にしている。
 5月28日の朝日新聞社説に、靖国神社の説明で、− 先の戦争を正当化し、戦犯を「連合軍の形ばかりの裁判によって一方的に戦争犯罪人というぬれぎぬを着せられた方々」と位置づける− とありましたが、靖国の展示館をみたときに、同じように感じました。

TG さま、はじめまして。今後もよろしく。


お名前: けろけろ さん [2005/06/08] No.4874
かぱまんさま:
対角魚眼も上手な人が使うと違和感がないのですね。
広隆寺のが特にいいと思います。いい意味でポジっぽい。特に左側のは大きく伸ばしたのを見てみたい。圧倒的な情報量という感じがします。
広隆寺の近くはいつも通るけど、中に入ったのは修学旅行の時以来ないです。


連続ですみません。 お名前: かぱまん さん [2005/06/07] No.4873
ついでにもうひとつ。同じ日、同じフィルムです。太陽を画面に入れてますので、その辺を見てやって下さいね。
画 像 : 初夏 -(208 KB)


広隆寺境内 お名前: かぱまん さん [2005/06/07] No.4872
次はネガのISO160です。メーターはセコニックの単体露出計です。ネガはスキャニングがむづかしいです〜。何かポジみたいになっちゃいました(と、これは言い訳)。
画 像 : 木漏れ日 -(219 KB)


初めました お名前: TG さん [2005/06/07] No.4871
どうも・・・通りすがりのものですw


大型写真機 お名前: Мася さん [2005/06/07] No.4870
Привет
私が所有する中で大型というと、全く使っていないエルネマンになると思いますが、知らない人が見たらМоскваなんか大型に見られてしまうのかなぁ...
一眼でもモードラ付けてたりすると大きくなる...
こういうことって、許可なくパンフレット等に使用されることを防いでいるのでしょう。三脚の使用=プロと見られることもあるようですね。カメラを複数使っているとプロに見られなくともちょっと上手い人と見られて、「シャッター押してください」...
花の名所など週末は人が多いので三脚は邪魔です。必要な世代って平日ヒマそうな世代のように思えます。まぁ都合があるんでしょうが...

ヒトラー:
昨日ビル内のコンビニで週刊誌を立ち読みしていたら、ヒトラーの(伝記)映画が公開されそうですね。
また、アサヒ.コムでドイツ国内では第二次大戦でのことが若い世代から失われていってるような記事が掲載されていました。

Киев60のイメージ:
きれいですねぇ...Арсенал製の中判って持ってないから欲しくなりそうです。ん〜やっぱりМоскваで行きます。
КМЗバンザイ!

あっ何気なしに「МАСТЕРА ОПТИКИ」を読んでいたらМир1Вの時に話題になったグランプリですが、このレンズはСтарт、Гелиос44、Юпитер6、Таир3、ЭМ−5(電子顕微鏡)と共にグランプリを受賞したそうです。(ムービーカメラは無かったか...)

Пока


忙中暇有り お名前: かぱまん さん [2005/06/07] No.4869
 やーっと仕事に追われる状況がましになってきました。で、私用でスキャニング(笑)。
 もうとっくに季節が過ぎてしまいましたが、KIEV60にARSAT30/3.5での画像です。フィルムはポジISO100、キエフのTTLメーター使用です。
画 像 : さつきばれな日 -(232 KB)


レンズ お名前: telefunken さん [2005/06/07] No.4868
いっつあんさま
はじめまして。
金井さま
三脚禁止はMasyaさま向きですね。
ぼくもレンズに関しては新しいもののほうが古いものより優れていると思います。だいいいち硝材が日進月歩ですから。
むかし高価だったある種のレンズの価格を現代の購買力平価で再現すると、おそらく300万円ぐらいになると思いますが、そういう価格のレンズを造ったとすると、どうなるのか、ぼくには想像を絶する世界です。

いぜんの金井さまのご疑問について、海外の有人から聞いた話
ヒトラーの遺体は半焼けのものをソヴィエト軍が発見して処分したようです。
残りのナチ幹部のうち、処刑されたり自殺したものについては、火葬して灰を捨てたそうです。それは彼らを祭って礼拝するものが出るのを避けるためだそうです。したがっていわゆる戦死者の墓には埋葬されていません。

ぼくは前にも書いたように戦争裁判に疑問を持っていますから、靖国問題についても自分なりの考えを持っていますが、それはそれとして、ドイツの場合の処置には、徹底したものを感じます。


お名前: けろけろ さん [2005/06/07] No.4867
金井さま:特大の作例ありがとうございます。歪曲などがわかりやすい題材のをくださったのですね。ゼニタールは50oはゾナーです。現代ゾナーと古典ゾナーのジュピター3との比較はどうでしょう?


最近、あまり写真を撮っていません お名前: 管理人(金井) さん [2005/06/06] No.4866
西門近くの木立に見える木漏れ日;
 京都の人は良いですねー。こういうのが狙えるんですねー。うらやましい。
 写真は3月に京都旅行をしたとき、金閣寺で撮ったものです。Zenit-km+Zenitar50mm使用。

菖蒲:
 ショウブとアヤメは同じものですか? 尾瀬ヶ原などで、ちらほら見られるのも、同じものなのだろうか?

レンズは新しいほうが良い?:
 コーティング前のものと、コーティング後のものを比べたら、コーティングのほうが逆光に強いし、ガラスの種類も豊富なほうが、設計がしやすいので、単純に考えたら、新しいものが断然よろしいかと。
 コストパフォーマンスで見たら、レンズはものすごく良くなっているのではないかと思います。しかし、金に糸目を付けない立場だったら、どうなのでしょう。
 telefunken さんが戦前に使われたゾナーF1.5に匹敵する高価なレンズを現在作ったら、どんなのができるのでしょう?
画 像 : img20050606215648.jpg -(78 KB)


おおっお久しぶりです。 お名前: Мася さん [2005/06/06] No.4865
Привет
いっつぁんさま:
お久しぶりです。私の方は相変わらずです。ちょっと悪ノリしてモスクワに帰ったついでにКМЗの博物館に行ってロシアカメラで撮った写真を置いてきたりしました。
そーですよ、やっぱりИндустарですよ。硬い調子のレンズであれほど柔らかく写真を撮れる方は他にいないんですからぁ。
こちらでも、あの柔らかい描写を見せてください。(ってヒトの掲示板ですが...)

週末は天気がよくないということで土曜はCD(ベック、クラプトン)借りてきて聞いていました。日曜はZガンダムの映画へ息子に付き合って...一番の回を見ようとしたら満員!次の回にしてその間に予定していた用事を...大抵のお店が10時開店なので大して用事を済ますことができませんでした。
大手カメラ店が何軒かあるのにぃ...来週くらいから菖蒲や紫陽花が咲くんじゃないかなぁっと。それまでにフィルム買えばいいのですが。

Пока


お名前: けろけろ さん [2005/06/06] No.4864
ソ連=ロシアカメラについては、古いモノほどいいのか、新しい方がいいのかという論争が以前からありました。キエフ4シリーズについてはこの前すこし議論したの訳ですが、レンズについてはいかがでしょう?

KMZのHPではミリあたり本数の解像力が載っていて、例えば、ヘリオス44Mが次第に解像力を上げていって、最終モデルの44M−7が最高であることが示されています。勿論解像力だけがレンズの性能とは言えないし、個体差も捨象できないでしょう。しかし実感としてはあまり解像力が上がっているようにも思えない、のですが、そのあたりはどうなのでしょうか?

ガウス式には工夫はないというご意見もありましたが、KMZのこの数字を見ていると、それなりに努力していたのだと思えてきます。


愚かなフランス人 お名前: Tarakowski さん [2005/06/05] No.4863
EU憲法反対の結果に失望です。とはいってもフランスが一枚岩にまとまるというはずがないのでこれは方法論の失敗だと思います。

ラフマニノフ
久し振りに交響曲第2番を聴きました(土曜のN響)が、甘美なメロディーにオケの音が硬質でミスマッチング。やはりドナウの向こうのオケでないとこの曲の演奏は無理です。

贋作1
1950年代までベートーヴェン作だと言われていた「イエナ交響曲」(フリードリヒ・ヴィット作)のCDをやっと入手。ベートーヴェンでなくても立派な曲。ツァイスゆかりの地にふさわしい名曲。ちなみにこの復刻CD、コンヴィチュニーにドレスデンのシュターツカペレの1950年モノラル収録(独グラモフォン)ですが、素晴らしい録音です!本物のザクセンの音を教えてくれます。Rシュトラウスの「家庭交響曲」も併録、これもすごい名演。

贋作2
夕方TBSで中国のコピー製品特集を放映していました。国家挙げての真似モノつくりに絶句です。

Transcaucasia
ヨーロッパ人はトランスコーカサスの政治に無関心です。ポーランドには「サルマティズム」というカフカーズに対する歴史的憧憬がありますが、少なくとも現在のEUの指導者たちにアルメニアを救おうというアクションが見られないのは残念。


ひやひや お名前: かぱまん さん [2005/06/05] No.4862
 本日京都は少し肌寒いながらも上天気で、久しぶりに近所の広隆寺までカメラ散歩してきました。お供はKiev60にウエストレベルファインダつけて、レンズはARSAT30/3.5(押さえに80/2.8も持参しましたが結局使わずでした)でした。
 ウエストレベルファインダをつけた理由は、西門近くの木立に見える木漏れ日を、真上に向けて撮りたかったからでした。
 途中フィルム交換しましたが、その時シャッター幕に少し指を突っ込んでしまいました! けっこう幕がシワいきましたが、恐る恐る巻き上げると、何もなかったかのようにきれいに戻りました…。
 やれやれ、フォーカルプレンシャッターは布幕に限るなー。ウチのニコンF2のシャッター幕には、前のオーナーさんがやったとおぼしきシワシワが残っています(幸いにして漏光してませんが)。今となっては、金属幕のメリットといえば、カビが生えないことくらいでしょうか。

いっつあん様>
 はじめまして。
 戸隠といえば、一回も行ったことがなく、ぼんやりおソバの名前にしかイメージが行きません。お花がいっぱい咲いているようなところなんですか? 高原なんでしょうか。


お名前: 管理人(金井) さん [2005/06/05] No.4861
ヨーロッパ:
 フランスの対応の是非は分からないのですが。
 アルメニアはヨーロッパの一員か、少なくとも、ヨーロッパはアルメニアを支援すべきです。宗教的には同じようなものではないか。
 第2次大戦でスターリンは、かつて、レーニン・トロツキーが失った領土を大きく回復しました。しかし、アララト山を回復できなかった。スターリン最大の汚点です。拡大EUは過去の歴史を考え、ノアの聖地アララト山をアルメニアに復帰させるべきです。東斜面だけでも。理想を言うなら、カルス地方も。

戸隠:
 秋の戸隠も良いですね。紅葉が綺麗。
 カタクリは水芭蕉と同じで5月上旬だったと思います。あやふや。越水(戸隠の地名です)のペンションに聞いてから出かけます。
 
Orion-15:
 ビシッときませんか。私の持っているOrion-15はビシッと来てたような記憶が。最近使っていないのでこちらもあやふや。


EG お名前: telefunken さん [2005/06/05] No.4860
ヨーロッパ共同体の憲法の件でフランスはオロカな判断をしましたが、シラクさんがベルリンを訪問してドイツ首相と今後を相談。フランス人って大事なときにバカな決断をする。ヴェルサイユ条約のときの賠償金問題だったそう。国際感覚が貧しい。これ世界のリーダーだった国の特徴。いまのアメリカもコレ。
EGの存在意義とかオイロの維持とか、かなり突っ込んだ話になったらしいが、今後の拡大に向けてがんばるみたい。フランス人がいうこときかなきゃ、フランスを除名してもEG憲法を批准し版図を拡大してほしい。そしてトルコみたいなのはほっといて、ロシヤを入れてほしい。EGはあくまでキリスト教文明の共同体なので、イスラムを入れるべきではない。イスラムをいれるとコンセプトから外れる。


どうもどうも・・・ お名前: いっつあん さん [2005/06/05] No.4859
そうですね、前に戸隠によく見えられていたのでしたよね。
私はコスモスの季節に行きます。カタクリはいつ頃なのかな??

・自宅サーバー
はい、順調に稼動しています。私の場合逆で、CGI系の為に使っています。
ブロバイダはYahooBBなジオなので、CGI使えないのですよ。
OSはLinuxです。使わなくなったノートPCで運用しています。(http://zorki.mydns.jp/penbbs/bbs39.cgi)

本日は、ZorkiにOrion-15つけて、フィルム消化してきました。お天気が良く気持ち良い1日でしたね。しかし、このOrion・・・・いまいち、びしっとこないなぁ。広角ってのはよいけど、やはり、私の持ってるレンズでは、Industar-22の方が、写りよいです。
画 像 : 公園 -(70 KB)


お久しぶりです お名前: 管理人(金井) さん [2005/06/05] No.4858
 いっつあん さん、ずいぶん、お久しぶりです。自宅サーバーどうされてますか。私は、ホームページの大半を自宅サーバーに置いているのですが、OSが古いWinMeのためか、cgiを動かすと自宅サーバーが時々ハングしてしまうので、cgiはプロバイダー上で動かしています。何とかしたいのだけれど。

 今年も戸隠に行きませんでした。カタクリやミズバショウの撮影に行きたいんだけど、なかなか機会がなくて。カタクリをウエストレベルファインダーが使えるKiev-6Cで撮りたいなー、と思っているのですが、花の期間が短いので、なかなか機会がありません。


お久しぶりです。 お名前: いっつあん さん [2005/06/04] No.4857
すごく前な気がします。私がこちらのBBSに初投稿させて頂いたの・・・
過去ログ見たら、2002年5月20日でした。3年前になるのですね。
ちょうど、Zorkiを入手したころで、皆様に色々アドバイスを頂いていました。
今読み返すと、恥ずかしい・・・と言いながら、あまりあのころと変わらないカメラ環境&知識ですけどね(笑)
みらんぢさんも、ちょこらちょこら書き込みされていたのですね。お世話様です(^o^)
Масяさんもお元気そうで(お仕事大変そうですが)なによりです。
ちょっと、懐かしくなって書き込みさせて頂きました。
また、Zorkiネタな時など(笑) ちろっと、登場しますね。


いつもありがとうございます お名前: 管理人(金井) さん [2005/06/04] No.4856
掲示板をご支援いただきまことにありがとうございます。今後ともよろしくお願いします。

ブログ:
 契約プロバイダーがブログの暫定サービスを始めたので、試験的に使っています。
 もともと、この掲示板のほかに、独り言として、日記風のページがあり、ホームページビルダーを使って、稀に書いていました。ブログのほうが日記には向いているので、こちらをブログにしようかと思っています。
 掲示板とブログは別なものです。

竹島:
 最近、竹島に関心があったのですが。。。。
 竹島が日本領であると主張する人の中には、鬱稜島から竹島は、ほとんど見えないと主張する人がいます。一般に、遠くの島が、見えるかどうかは気象条件によって異なります。地球が丸い影響と空気屈折の影響で、見え方が変わるはずです。
 空気の屈折は気圧・気温・水蒸気圧の高さ方向分布に依存します。このため、これら気象条件を何らかの方法で推定すれば、どのように見えるか、厳密な計算が可能です。昨年、屈折率分布のある円筒形レンズの計算に係わったので、ちょっと改変すれば使えそうなソフトも手元にあります。
 しかし、しかし。。。簡易計算により、厳密計算は無意味であることが分かりました。鬱稜島から竹島は、よく見える。厳密計算など必要ない。ものすごく良く見えることは明らかです。ネットで調べると、写真まであります。バカらしくなりました。
 


お祝 お名前: telefunken さん [2005/06/04] No.4855
金井さま
おめでとうございます。
いつも勝手な書き込みを大目に見ていただいて、お礼の言葉もありません。
これからもこのBBSのますますのご発展をお祈りいたします。
ぼくはもう金井さまと何十年来の知り合いのような気がしています。
どうか今後ともよろしくお願いいたします。


Linke Hand お名前: Tarakowski さん [2005/06/03] No.4854
金井さま、周年おめでとうございます。参加させていただいてまだふた月余ですが、ずっと昔からお付き合いさせていただいているようです。最近過去ログをすべて目を通させていただきまして大変勉強になりました。今後ともよろしくお願いします。

左手
哲学者の兄の録音はラヴェルとRシュトラウス「家庭交響曲のParerugon」があるようですが聴いたことがありません。明日渋谷に出るのでタワーレコードを覘いてみます。King-2が新宿に移って渋谷が寂しくなりました。平井にあった頃が更に懐かしいです。

東欧のフィルム
チェコでなくてクロアティア製ですね。一度使ったことがあります。ソ連製も使ったことがありますが、撮っておいた箱、残念行方不明です。ソ連製は悪くなかったです。


無理にという訳ではないのですが... お名前: Мася さん [2005/06/03] No.4853
Привет
ここ数日業務でトラブルが続いていて、よくよく考えてみれば何でこんなコトしなければならないんだ?
っと思いながらもしなければならいのが人生...ってホントは組織が上手く動いていないのが原因。

ボヤきながら週末について考えていましたが、バラは撮っちゃったし菖蒲には早い...という所で修理に出すカメラの発送と映画かな?
あっACコブラ!

でも、よい週末を!

Пока


ブログをはじめられたのですね お名前: けろけろ さん [2005/06/02] No.4852
金井さま:
3年半という節目をお迎えになられ、これまでのご厚誼に感謝申し上げるとともにこれからも本BBSの発展を心から祈ります。本当に多くのことを学ばせていただきました。これも金井さまの寛大な運営方針と、ここに参加されておられる多くの方々のご見識の高さによるものと言う他はありません。
ちなみに、この節目をむかえられたこととブログを始められたこととは関係するのでしょうか?金井さまがブログで考えを発表され、それをまとまった形で閲覧できるのはとても有意義と思いますが、このBBSそのものが、参加されておられる方々のブログ的なところもあり、それが互いにつかずはなれずに綾をなしていくところにここのよさがあるようにも思います。というか率直に言って、ブログとBBSが離れてしまうのは少し寂しいのです。勝手なことを申し上げました。どうかお考えのままにおすすめ下さい。単に変化を好まない民の声とお考えいただいて結構です。


お名前: みらんぢ さん [2005/06/02] No.4851
>>掲示板を設置してから3年半
もう三年半、まだ三年半と言うべきなのでしょうけれど
いろんな話題で楽しませていただきました。
これからも楽しみにしております。
三年前のweb記事を読むと感覚的には大昔です。
活字媒体に比べるとWebの世界のスピードは何十倍も速いのかもしれませんね。

ORWOのフィルムはレモン社で100円で扱っていた頃、はじめて使ってみました。
たしか90年代初めでした。
画質は生きている化石といった趣で、高校生の頃使っていたカラーネガの粒子のよう
蛍光灯の色カブリ等、何もかも懐かしい・・・
それで撮ったACコブラの赤がキレイでした。


もうそんなになりますかぁ... お名前: Мася さん [2005/06/02] No.4850
Привет
私がЗоркийやКиевを手に入れたのが1999年。その頃はまだTAKさんの掲示板くらいしかなく、その掲示板で障害が発生し、金井さんの掲示板も含めいくつもの掲示板が立ち上がったと思いました。
私たちってそういう頃から書き込んでいたんです。過日hirob_pさん(最近どうしちゃったのかな?)にお会いした時にもそんなことをお話しました。
金井さんの掲示板がロシアについて、正しいロシアカメラ史についてなど私にピッタリなんです。今や総統を始め博識な方々が集まってカメラ以外の話題でも十分楽しませて頂いております。
総統のご紹介で博士から貴重な写真を頂くことにもなりました。みんな金井さんのお陰です。こちらこそ有難うございます。

ヴィトゲンシュタイン:
周囲で結構読まれていましたが私読んでいませんでした。何でだろう...カントやニーチェの原書購読に追われていたからかなぁ...
ヴィトゲンシュタインを読んでいた連中は日本語訳でした。
そういえば学生時代の英語の先生の左腕も...後にBRUTUSのエロチックの特集で寄稿されていました。そんな先生とは知らなかった!

DTM:
正式名称間違えたかも?ドイツツーリングカーレース選手権です。
元F-1ドライバーでヘリコプター事故で片腕が切断されたアレッサンドロ・ナンニーニが術後復帰したレースがこれでした。
Desk Top Musicというのもありますね。

Vistaで撮った残りのバラの写真ができていました。やっぱりイイ!

Пока


たくさんの投稿・閲覧ありがとうございます お名前: 管理人 さん [2005/06/02] No.4849
 掲示板を設置してから3年半、画像投稿型に改変してから2年になります。その間、たくさんの投稿・閲覧ありがとうございます。
 最初の頃の過去記事を見ると、みらんぢ さん や Мася さん がすでに投稿されています。長いお付き合いありがとうございます。

 最近は、ちょっと困った投稿が有ります。 No.4846がそうなのですが、猥褻サイトの宣伝や、振り込め詐欺勧誘のためと思しき投稿です。見つけしだい削除します。


左手 お名前: Tarakowski さん [2005/06/01] No.4848
その左手だけの曲を弾く時に、普通の(右手がついている)ピアニストは右手が邪魔で、右手を背中の方に回して椅子を支えるようにして弾きます。重心の問題だと思いますが。右手を故障したピアニスト(MベロフやLフライシャーなど)のレパートリーにもなっていました。漫画家の水木しげるさんも戦争で片手を失ったことは小学生の頃から知っていましたが、ギリシャ史の太田秀道先生(都立大)に初めて会った時にやはり戦争で片腕を失われたことを知りました。そういえば子供の頃、立川や新宿の駅頭で傷病兵の方が物乞いをしていた記憶が甦りました。亡き祖父は必ずその人たちの前を通ると幾らかお金を置いていきました。今、地雷で腕や足を失う人がまだまだいることに、20世紀はまだ終わっていないと感じます。


70へえ お名前: telefunken さん [2005/06/01] No.4847
そうなんですか。初めて知りました。そんな兄弟がいたんですか。イヤ、待てよ、ここまで書いたら、なんだか弟のほうの解説で、そんなことがチラとあったようなーーーー。
ぼくもその演奏、友だちに尋ねてみます。


*** お名前: *** さん [2005/06/01] No.4846
この投稿は削除しました
猥褻サイト宣伝のための投稿は禁止します


左手 お名前: Tarakowski さん [2005/06/01] No.4845
哲学者の兄(1887-1961)は.....でした。


パウル・ヴィトゲンシュタイン お名前: Tarakowski さん [2005/06/01] No.4844
哲学者の(1887-1961)は第一次大戦の初期に戦場で右腕を失ったピアニストで戦後、有名な作曲家に左手だけで弾ける曲を委嘱したことで知られています。ラヴェルの協奏曲が有名ですが彼の依頼で優に百を超える曲が書かれました。プロコフィエフの第4協奏曲やブリテンの「主題と変奏」などなど。コルンゴルトは一番最初に応じたそうです。その後も室内楽曲を彼の委嘱で書いています。彼の演奏をずっと捜しているのですが、なかなか見つかりません。
左手用SAMURAIがありましたね。売れたのかな?


ヴィトゲンシュタイン。 お名前: telefunken さん [2005/06/01] No.4843
左手カメラにはExaktaなどがあります。血糖値はぼくは空腹時は90いくつなのでまあまあ、食後がややたかめです。ただグリコヘモグロビンがふだんは5.8で土俵際、ヨーロッパから帰ってくると6.0ぐらいになります。ただ医者でも意見が違って、東大の医者はこんな程度きにしなくてよろしいというし、近くの先生は気をつけなさいという。まあ微妙な場所にいるのでしょうね.血圧は降圧剤のおかげで70代と120代ですからそんなもんでしょう。
パウル・ヴィトゲンシュタインというのは何をしていた人ですか。
回想のヴィトゲンシュタインというの、読みました。


もしも右手が お名前: Tarakowski さん [2005/06/01] No.4842
ちょうど今、コルンゴルトの「左手のためのピアノ協奏曲」「二挺のヴァイオリン、チェロと左手のピアノ奏者のための組曲」を交互に聴いていますが、昨年1月脳出血で一時的にせよ半身不随になった時(3日間)、仕事のことよりもどうやって写真を撮るのか、脳裏をよぎりました。カメラって右手のために作られているので、右手が不自由な方や左利きの方には苦痛意外の何ものでもないと思います。その後、奇跡的に回復して今はほとんど以前と変わらず撮影をおこなっていますが、右手が使える喜びを忘れないよう、「左手のための」音楽を聴き続けようと思っています。結構、沢山作曲されているのですが、そのほとんどが哲学者ヴィトゲンシュタインの兄、パウル・ヴィトゲンシュタインの依頼のものです。皆様もストレス、血圧、血糖値にくれぐれもご注意下さい。


観世音菩薩割引 お名前: けろけろ さん [2005/06/01] No.4841
アサヒカメラのニューフェース診断室の実測では0.99だったようです。これもしかし政治的配慮があったようで、「輸出検査基準ぎりぎり」と書いてあります。キャノンの「目玉」を規格外とは絶対にかけなかったでしょう(「誰か前玉の直径を」って、また断られるでしょうね)。輸出品検査で一定の水準を確保しつつ、一方では海外の製品に超高額の関税をかけることにより日本の高級カメラは命運を保ったわけです。これがなければ今日のニコン・キャノンはなかったはず。反面ではドイツの産業をつぶしたということでもあります。これを経済侵略と呼ぶか「競争」と言うか。フェアでなければ競「走」とは言えない。でもなりふり構わざるを得なかった、と思います。そういう過去をかみしめることであって否定するべきでも肯定するべきでもないのでは、と。
化学産業はいまだに日本は不得意。バルクもファインも。写真フィルムでもアグフアにはすごいところがあります。
Masyaさま:藤沢ではなく武田のようですね。ただバイエルは完全に医薬と化学を分離している。DTM:存じません、残念ながら。歌と車なのですか?
犬組(?)のTarakowskiさま:黒い犬って測光が難しいのに・・・。すごい。
レンズばかり気になる豆組です。


1250分の1秒 お名前: Tarakowski さん [2005/05/31] No.4840
NDフィルターを使おうと思ったのですが、その日はうす曇でしたのでASA200に減感してあります。ContaxVは1250分の1秒があるので開放かf2で十分光がコントロールできます。

Die Meistersinger von Nurnberg
バイエルといえば88年でしたか、Bayerische Staatsoperサヴァリッシュの指揮で観ました。エヴァがルチア・ポップおばさんでのけぞりました。オブラスツォヴァのカルメンもそうでしたが。コンクールというよりは歌合戦ですね。

ボリショイ
主催者だったので、昔ネステレンコ夫妻と会食した事があります。夫人はワルシャワで歌っていたことがあったので、流暢なポーランド語を話しました。


やっぱりアグファ お名前: Мася さん [2005/05/31] No.4839
Привет
昨日、私と息子が撮ったバラの写真、ULTRAで撮った分がDPEの関係で先に出来ていました。
思ったように綺麗に撮れたと思っています。緑が強く出て花の色を引き立ているように見えます。
おおっ生産中止という訳ではないっと!

バイエル社と関係があったのってフジサワ薬品じゃありませんでした?

Mesitersinger:
10年位前にヨーロッパで人気があったツーリングカーレース、DTMってDeutche あっTの部分忘れて、Mesitersinger(shaft)じゃなかったかな?

Пока


maestro お名前: けろけろ さん [2005/05/31] No.4838
マイスターになるための試験がコンクールですね。ツアイスにはマイスター制度があったのでしょうか?東ツアイスでは受け継がれたでしょうか?例のキエフのラインの指導にはマイスターが当たったのではないでしょうか?だったらマイスター制度はソ連でも息づいたのではないでしょうか?(ようやく?キエフに戻ってきた)それともマイスター制度でなかったから、・・・なのでしょうか?

Tarakowski さま:ゾナー1.5を開放でJIS400って、NDフィルターでもお使いですか?


競走 お名前: telefunken さん [2005/05/31] No.4837
con(一緒に〉courir(走る)でconcourirですから名詞形のconcoursは直訳で競走ですよね。だからコンクールは本来競走で字義通りで良いと思います、なおフランス語のconcourirには債権者が競合するという意味があります。
Mesitersingerはコンクールです。


concours お名前: けろけろ  さん [2005/05/31] No.4836
concorso < concorrere の過去分詞で、 correre が走るだから、競走→競争ですね。
Konkurs と Konkurrenz たしかに紛らわしいですね。なぜか今まで、紛らわしいとは思いながら同じ語源とは思いつかないまま使ってました。もっとも取り付け騒ぎで走る(競走)んではなくて、まさに債権者間での競争ですね。イタリアでコンコルソは、採用試験のようなものも意味します。
ニュルンベルグのマイスタージンガー、あれの最後もconcoursではなかったかしらん?

オルボは現像料込みで、中に封筒が入っていて送ると現像して戻してくれたのです。スライドフィルムだけですけど。薄い色目のポジでした。金井さまがソ連時代のカラーフィルムが載ったマニュアルを以前紹介されてましたがそこにも含まれています。つい最近(2,3年前)まで残っていたと思ったのですが。チェコ(?)のフィルムはまだ量販店で売ってますよね。


Konkurs お名前: Tarakowski さん [2005/05/31] No.4835
ポーランド語ではコンクール、競技、競争の意で破産という意味はは全くありません。でもチャイコフスキー・コンクール、ショパン・コンクールなんてピアニスト破滅への道程のようで面白い。マネージャー(債権者)も一緒に走るのか。納得。


Orwo お名前: telefunken さん [2005/05/30] No.4834
OrwoはもともとWolfenにあったAgfaの工場です。はっきり覚えていませんがもう閉鎖されたと思います。
ドイツ語で破産はKonkursですが、英語のコンコース、駅のコンコースなどと同じ意味ですね。一緒に走るという意味です。誰が? 債権者が、です。
けろけろさま
そうなんですか。去年の夏、へー、知りませんでした。


アニリン製造株式会社 お名前: けろけろ さん [2005/05/30] No.4833
アグフア・フォトは去年の夏に「売却」ですね。つまり本体とは資本関係は無関係。投資会社などに売ってしまって、フォト社はライセンス等を供与されて生産していたということでしょう。裁判所における清算手続きに入ったわけですけど、だからといって生産が中止になるわけじゃないです。誤解のないように。どうも日本語のネット上ではプチ・パニック的になっているところも。

売り上が200〜300億円、従業員約2400人(?間違ってたらまたごめんなさいね)で、従業員1人あたり売り上げ1000万円では、高賃金のドイツではちときびしい、ですか? 傷が浅いうちにということでは。労組幹部にも直前にしか通告がなかったようだし、「債務超過ではなく支払不能に過ぎない」(ううむどう違うのかな〜)という釈明など併せると、こうでもしないと大幅なリストラの敢行がドイツ国内では無理だったということか。
経済的合理性からは、切り捨てでしょうが、ほぼ創業以来の重要分野、本体が大胆なリストラを条件に救済に乗り出す、だめならほったらかし、というのが実は、すでに昨年の夏にできあがっていたシナリオのような気がいたします。
それが証拠に、アメリカ・イギリスなどの経済紙ではあまり注目していない(記事がまだみつからない)。フォト社の売却の時点でストーリーは終わっているという整理なのでしょう。

フィルム・印画紙はどうなるか?まあ買い占めなどがおこると少しは売り上げに貢献して、再建でもしてもいいカナっていう気になるでしょうね。投資家サイドからは。とにかく、あれだけの技術を無駄にすることはない。フジフィルムは買わないかな?コダックとの対抗上。ないしは大キャノンさん、どうですか?アグフアの親会社のバイエル社との関係が深いのは日本ではどこでしたっけ?中国企業が買う可能性もあるな。彼らはブランドが欲しいから。アカイ電気みたいに。

デジタル情報がそのまま電子情報や印刷媒体として流通・記録されるだけではなく、最終的に銀塩に固定されるという需要はなくならないと思うのだけど。

電産コパル社がもっている債権って、シャッター部品か何かなのでしょうか?まだアグファは銀塩カメラをつくったということ?アグファのカメラは好きです。オプチマセンサーとか。

東のフィルムメーカーのオルボ(ORWO)ってどうなったか、どなたかご存じないですか?


そうです... お名前: Мася さん [2005/05/30] No.4832
ショックです。Agfaの倒産...
ブローニー版はコダックUC(でしたっけ?)ですが35mmのASA100はすべてAgfa、しかもココ一番という時はULTRA...
ULTRAの代りにUCが使えるかもしれないけれど普段はどうしよう...
先週の木曜日にVistaの10個パックとULTRA2本買いました。27枚のパック買って帰ろうかなぁ...Киев用に。

バラ園:
谷津は駅から歩いて行けるし、こじんまりとしていて好きです。何よりも巨人軍発祥の地。谷津干潟で鳥も見られます。京成は広くて最新の品種が見られる(秋)、大抵の品種の苗木が買えるという点で不便であっても毎年行きます。
う〜ん、私下手の何とかですから、自分が満足できればいい...ウソです。彼女が喜んでくれなければ...今度は琴音という品種がお気に入りのようです。
先日神代植物園にバラを撮りに行った時、霧吹きやレフ版持参でバラを撮っている人を見かけました。やるなぁ...

あっドイツにはタンタウとか有名なブリーダーがいますね。


薔薇の花 お名前: Tarakowski さん [2005/05/30] No.4831
谷津のバラ園有名ですね。同じ千葉には袖ヶ浦のドイツ村という子供向け施設がありますが、そこにもちょっとしたローズガーデンがあります。そこでマクロズームでフィルム2〜3本撮ったことがありますが、合格点は数カットでした。バラって意外と難しいのですね。光線が強いと邪魔な影が出ますし。軽くストロボ当てるんでしょうが。以来、バラの写真は撮らなくなりました。

アグファの倒産、すぐには影響ないみたいです。ウルトラ買い占めた人いっぱいいるのかな?その買占めフィルムがExpiry近づいた時の叩き売りを期待しています。


お前もか お名前: telefunken さん [2005/05/30] No.4830
AEGの破産と同じぐらいショッキングですね。大アグファが破産すると、1930年代、だれが信じたでしょう。


アグファフォト倒産 お名前: 管理人(金井) さん [2005/05/30] No.4829
日経マネーマーケットの日本電産コパルの開示情報によると、AgfaPhoto GmbH倒産の影響で債権取立て不能の恐れが生じているとのことです。
http://ir.nikkei.co.jp/irftp/data/tdnr2/home/oracle/00/2005/351e001/351e0010.pdf


アグファが。 お名前: かぱまん さん [2005/05/30] No.4828
アグファゲバルト本体から切り離されたフィルム製造部門、アグファフォトが先日破産したらしいです。
アグファゲバルト、それに資本関係にあるバイエルン(製薬)などが救済に入るとか、しばらくは商品流通に大きな変更はない、とかいろいろ流れていますが、確定情報は僕も知りません。

どちらにせよ、けっこうショッキングなニュースでした。ファンだったもので(あんまり本数使っていなかったけど)。

ニコ爺は有名ですが、「キヤノ爺」なんてのは有名じゃないんでしょうか?
ミノルタだったら「簑爺」って妖怪みたいやん!


咲けとバラの日々 お名前: Мася さん [2005/05/30] No.4827
Привет
今日は雨が降って寒いです。
週末は、土曜は伊奈町(埼玉県です)の町政施行記念公園のバラ園、日曜は京成バラ園にに行ってきました。
土曜はЗенит-Е+Юпитер9で日曜は更に312mにГелиос44-2、Москва2を持っていきました。
バラ園ですと85mmクラスがとても便利だと思います。近くに寄れるのでアップを撮ろうとすればクローズアップレンズを付ければいいですし(でもアップは撮っていません)。

ここ数年、初夏と秋に京成バラ園を訪れていますが、昨日は見頃でやや晴天ということで大渋滞。同じ名所でも神代はそんなに渋滞しませんでした。
中間試験が終わったので息子も連れて行きました。ここでコンテストがあれば入選する自信はあると...どうだかなぁ。
帰りも大渋滞でバスの到着が30分以上遅れ、さらに駅まで倍以上かかりました。

土曜の伊奈へは東北新幹線の脇を通る新交通システム(ニューシャトル)で行くのですが、JR大宮工場で工場見学の日であって車中から様子をみることができました。寄ろうかどうしようか迷いましたが帰りました。
レンズも中望遠しかありませんでしたし。
京成バラ園への途中小岩菖蒲園のようすも車中から見えるのですが数箇所紫に見えましたが満開にはまだまだです。

K-19:
私、あれだけでФЭДかЗоркийか区別できません...

敵:
週末は意外と三脚族少なかったです。ミノルタ一眼やオリンパスのデジカメで三脚という人も覚えていますが圧倒的にニコン派が多いようです。更に勢力をのばしているのはペンタ645派です。

怪人ゾナー:
出ていた番組は未だに毎朝見ています。昔地元のそごうで開かれたミニ四駆の大会でゾナー登場以前のショッタローを見たことがあります。
その番組には何度か写ってます。アタシ...

銀塩:
なんかアグファがどうのと土曜日に聞いたんですがまだ確かめていません。

Пока


怪人 お名前: telefunken さん [2005/05/30] No.4826
ニコン爺さんは19世紀の遺物でしょう。現代の異物。Masyaさまの敵三脚族はほとんどすべてニコン爺さんであると断言できます。
そうえいえばNokiaとカール・ツァイスが共同して何か新しいカメラつき携帯を造ったとか。
4823、い伊画像ですねえ。
怪人ゾナーというのはテレビキャラで、前からときどき見てました。
ぼくは編集者がカメラ界の怪人というリードをつけたので、永田さんのことを仕方なく魔人と呼んでいます。怪人は両立せず。


K-19 お名前: 管理人(金井) さん [2005/05/30] No.4825
爺さま、始めまして、管理人の金井です。投稿ありがとうございます。今後ともよろしくお願いします。

K-19
 Kiev-19ではなく、映画のK-19のことです。
 録画しておいたK-19を見ました。乗組員の記念撮影のシーンで使われるカメラは、FED1の戦前後期から戦後初期のタイプ、TypeC〜Fのように見えました。ケーブルレリースが付けられないタイプです。ただし、ビデオ装置があまりよくないので、はっきり見えませんでした。DVDを購入すればもっとはっきり分かると思いますが。でも、あまり面白くなかった。

携帯電話:
 今日のAsahi.comによると、韓国ではサムスン電子が700万画素デジタルカメラ付き携帯電話機を売り出すそうな。銀塩カメラどころか、カメラ自体が前世紀の遺物になりつつあります。好きでも嫌いでもニコン爺さんも前世紀の遺物。


伝統芸 お名前: telefunken さん [2005/05/29] No.4824
鬼一法眼を見て、いま仁左衛門の河内山を見ているトコデス。面白い。寺の威光の後ろに天皇の威光がある。歌舞伎の公家は白衣金冠青黛というバケモノ扱いで、武家よりエライということを理解させるにはバケモノとして出すという、飯沢匡さんの説です。


あれれ? お名前: Tarakowski さん [2005/05/29] No.4823
No.4822,画像が入りませんでした。もう一度送ります。
画 像 : img20050529232316.jpg -(51 KB)


オプトン陽子ちゃん お名前: Tarakowski さん [2005/05/29] No.4822
400ネガからスキャンして更に圧縮していますが、大体こんな風に撮っています。モノクロは難しいです。なかなか狙った通り写せません。怪人ゾナーっているんですね。オークションの検索で出てきて驚きました。あと僕の安物の腕時計のメーカーがドイツのSONNEといいます。名前に合わず根暗っぽくフランク・ミューラー風で、もう3年位動いています。そろそろ電池が切れる頃。


Sonnar ist ein Sonnar. お名前: けろけろ  さん [2005/05/29] No.4821
telefunken さま:ありがとうございました。得心がいきました。−hofer は、どうもドイツ語圏で伝わっていたようで、日本人の引用の責めではないと思います。いずれにせよ、ネッテル社についても学ぶことができて有意義でした。

Tarakowski さま:そのシャレよく理解していたつもりです。まったくお気になさらずに。コペルニクスですからね。そうですねギリシア語風でしたね。うっかりしてました。ギリシア語やラテン語は堅い(日本語だと漢字だらけという感じ)になるでしょうね。ギリシア語だと旧漢字といったところ?とにかく、ゾナーの方は地名だけの語感ではここまで長生きできなかったでしょう。ゾンネにひっかけられたというところにミソがあったというべきでしょうか。

いずれにせよ、このBBSの総合力が遺憾なく発揮されたひとこまだったと思います。総ての方に改めてお礼を申し上げます。

PS
オプトンゾナー、固い描写ですか?


訂正 お名前: telefunken さん [2005/05/29] No.4820
フォーファーではなくフォーフェンデシタネ。どっちにしろ誤読ですけど。


しつこく お名前: telefunken さん [2005/05/29] No.4819
Fraunhoferをフラウン(フォー)ファーとしている表記があって、さっき爺さまの出しておられたサイトの地名説の中で出ていたゾント(フォー)ファーという表記を見て、それを思い出しました。まさか同じ人がーーー。
それにしてもアレ書いた人は、なぜSontheimをSonthoferにしちゃったんでしょうね。たしかにheimとhofは関係ありますけどーーー。


Sonnarつづき お名前: telefunken さん [2005/05/29] No.4818
ついにギリシャ語まででましたか。高島説のOberkochenのアタマとシッポというのはZeissの人に聞いた話らしいですから、ぼくはこの件この辺でリタイアします。Sonnarもこの辺でいかがですか、けろけろさま?
プラナー100年というハガキをどこかから(CZOまたはCZJ?)貰った記憶があります。拡大縮小レンズとしてPlanar4.5/20~100が1896年、Serie 1aが普通のレンズで3/6/40-110が1897年に出てます。4群6枚、画角70度デス。今言ったハガキは何年か前にもらったので、おそらく1997年に出たのでしょう。レンズでも何か記念バージョンがそのころ出ませんでしたか?


Sonnar お名前: telefunken さん [2005/05/29] No.4817
大坂さま
読み違えて失礼。SonnarというレンズがCN社のカメラにあった。それをZIが引き継いだ、そいうことですね。それはあるかも。ちょっと見ていますが、あっありました。SonnarーAnastigmat 4.5/105ですね。3群4枚構成、画角65度、1924年発表ですから、たしかにZI以前ですね。Sontheim/NeckarはContessaと一緒になる前のNettelの工場があったトコですね。Sonnetなんてカメラもありましたから、Sonnarアリですね。なるほど、勉強になりました。


命名論 お名前: Tarakowski さん [2005/05/29] No.4816
けろけろさん
茶化すつもりは毛頭なくて、地名だったらコペルニクス的転回だという意味です。すみません。オプトンの-onはラテン語尾でなくギリシア語の男性名詞単数主格の語尾だと思います。ドイツ語の語感までは分からないのですが、オプトンという語の臭いは「光学商」よりも「めがね屋」という感触を受けますがどうですか、telefunkenさま。


お名前: けろけろ さん [2005/05/29] No.4815
こちらも五月雨式で失礼します。

http://homed.inet.tele.dk/riess/goerz.html

元の図は何かツアイスの社史からでもとったのでしょうけど。

コンテッサ・ネッテルAG以前のネッテル社の本社がゾントハイムなのですね。ということは、合併後も工場ぐらいは残っていたのでしょう。
それにしてもプラナーって名前は1905年にはすでにあったのですね。知らなかった。

Sont-heim のtが弱音化すれば。→Sonnar ですかぁ? まだそのレンズ自体が見つかっていない。

いずれにせよ、ゾントホーフェンはほぼ間違いと結論づけていいような気がします。なんてこと言い切ってしまうと、また匿名のお叱りをいただくだろうなぁ。


Opton お名前: telefunken さん [2005/05/29] No.4814
OptonはOpt(ik) (O)berkoche(n)だそうです。高島鎮雄先生に聞きました。
ラテン語にひっかけたつもりもあるのでせう。
大坂さま
ありがとうございます。Kucの本は送ってくれているのですが、前のペーパーバックのどこかに名前のことを書いていた記憶があるのですが、こんどのハードカバーのほうには見当たりません.日本語ではどの章に出ていますか?
KucのAuf den Spuren der ContaxのS.173には、”Ludwig Bertele hatte das Sonnar speziell fuer die Contax gerechnet"と書いており、ぼくもそういう理解でした。だからコンテッサ・ネッテルの蛇腹カメラについている(ということはツァイス・イコン成立以前)というのは初ミミで、後学のためにゼヒ知りたいです。SonnetというカメラはCN社にありますがーーー。


Sonthofen oder Sontheim? お名前: けろけろ さん [2005/05/29] No.4813
http://www.photohistorica.de/forum/messages/4.html

あまりあてにならなさそうな(かきこんだ方には失礼、お許しを)、↑を発見。
Sontheim am Necker にはNettel の工場があった、のですか?

それにしてもそれだけで Sonnar になるかな〜?せいぜい、地動説と天動説の両者をひっかけてぐらい、ですか。

プラスチックのノギスをぎりぎりに、ないしは物差しをフィルターの上からでもいいのですけど・・・。


No.4811の追伸 お名前: 大坂 さん [2005/05/29] No.4812
粗相度々で…

>その昔の、アサカメの長岡元社長と木村伊兵衛さん対談記事で、長岡さん曰く

訂正です。

その昔、アサカメに出ていた対談記事で日本光学の社長だった長岡さんと、木村伊兵衛さんの対談記事で

であります。ちなみに私は数年前にアサカメに出ていた復刻掲載で読みました。


アストロと称するレンズ群 お名前: 大坂 さん [2005/05/29] No.4811
けろけろさん、ご機嫌よう

さみだれ式にポツポツ失礼。

>特殊用途、天文観測用などが高級レンズでゾナーあたりは中級品なのでしょうか?

ゾナーはZ.I.社のベルテレさん設計なのでC.Z.J.が出す機器には付かなかったではないでしょか。借りた本で吉田正太郎さん著『光学機器大全』をぱらっと見ればC.Z.J.が出した天体写真用レンズは、

アストロ・トリプレット アストロ・フィールリンザー アストロ・テッサー

を出してたそうです。いずれも巨大な特殊サイズの写真乾板に撮影とか。

吉田正太郎さんは、カメラレンズの著名な設計者(キヤノンの伊藤さんとか)より上の世代の方で、レンズ設計で叙勲を受けている長老クラスの人です。

ゾナーパクリの1.4ですが、初期は確かにサバ読み、後期たとえばSPに付くレンズは1.4に近い、と朝日新聞社出版物で読んだ憶えあります。実測は…カリパスやディバイダを当てる勇気はありませんm_ _m

その昔の、アサカメの長岡元社長と木村伊兵衛さん対談記事で、長岡さん曰く

1.5のレンズを強引に1.4なんかにしやがって、1/2000秒のシャッターなんかつけやがって何を撮るんだ

と数値の性能を徒らに追う姿勢を非難していました。言われる社員はタマランでしょう^^;


肖像犬? お名前: Tarakowski さん [2005/05/29] No.4810
田舎暮らしをしているのですが、この間犬の散歩でコンビニの入り口横に犬をつないで買い物を終えて出てきたら、我が黒ラブが女子高生の携帯カメラの被写体になっていました。どこかのブログにでも出ているんでしょうかね?犬の肖像権はなんて野暮なことは言いませんが。ポーランド語で「撮影禁止」というTシャツを持っています。ポーランドでこれを着てカメラを向けると皆笑います。


お名前: けろけろ さん [2005/05/29] No.4809
大坂さま:いろいろとありがとうございます。

ニコン・ブラコン遣いとして有名な大坂さまに伺います。
S用ニッコール1.4/50は、ゾナー1.5/50のデッドコピーだが(で)、しかし、開放値の1.4はさばを読んでいるという説があります。申し訳ないですが、両者の前玉の直径を測っていただけませんか?

ネッテルのレンズ、まだ確認できません。


re:ニコン & 空気を感じる お名前: 大坂 さん [2005/05/29] No.4808
人前のカメラを憂う皆様

とかく人が構図に入る写真は、後々モメ勝ちです~_~;

10年前は会社の送別会、歓迎会の宴会写真を撮ってましたが、フォトシャイ=写真を撮られたく無い趣向を言うらし(出典 数年前の朝日新聞)という概念や権利が出てきた昨今、もはや出来ません。知人相手といえども人物撮影は要注意です。

往来のスナップショットは更也。なかんづく土門拳さんの「絶対非演出の絶対スナップ」なる強気な態度は現代では、はた迷惑、盗撮、軽犯罪と罵倒されるでしょう。飄々とした木村伊兵衛さんの作風も今ではマズイかもと思います。



コンテッサネッテル社の re:天動説 地動説 お名前: 大坂 さん [2005/05/29] No.4807
ゾナーな皆様

これまた『コンタックスのすべて』出典ですが、コンテッサネッテル社の蛇腹カメラ(フォールディングカメラ?)に付いていたレンズが地名に由来するゾナーと称しており、合併後のZI.社がその名を明るい新しいレンズに流用したとの事でした。

そのココロはやはりゾンネ=明るい、からでしょうかねえ。


お名前: けろけろ さん [2005/05/29] No.4806
Opton というのは、西ツアイスの造語ですか?それともラテン語(風)にしたつもりだったのでしょうか? ではなぜ? 
Optik の方が普通だったのでは?
既知の常識だったらすみません。



天動説・地動説 お名前: Tarakowski さん [2005/05/29] No.4805
名称の由来は門外漢なのですが、この週末もオプトン・ゾナーを開放にして周囲を撮りまくっていますが、新鮮な世界です。やはり1.5という性能は大衆向けではありませんね。沈胴テッサーの描写力もさすがですが、ゾナーはその名前の通り明るい世界です。f1.5の有難さに感謝の日々です。

人生案内
配給:日本海映画、でしたがガラガラでした。ジェルジンスキはソ連では英雄でしたが、ポーランドでは民族の恥でした。81年のポーランドでモスクワのジェルジンスキー通りの話をしたら、我々にはそういう人たちを通りの名前にする習慣はないと言い切られました。そういえばワルシャワにガンジー通りというのがありますが、社会主義の英雄の名前の広場や通りは思いつきません。


Sonnar お名前: telefunken さん [2005/05/29] No.4804
どのレンズが社内生産か、というのは難しい問題で、いろいろの研究はあるものの決定的な解答はありません。Zeissが写真用レンズを始めた動機が、ショットガラスを大量に潰せるという不純(?)なものですから、自社生産にあまり熱心で無い態度が〈今でも〉見えます。アッベが自分で基本設計したレンズの計算をSteinheilに頼んで忙しくて断られたのでルドルフを雇ったのも有名な話です。
地名説は初めて聞きました。太陽が語源というのは最初からそう思っていたので誰か(たぶんKuc)から聞いたときもアタリマエと思って呑みこみました。地名起源というのはあまり信用できない気がします。そういうところにZeiss系列の工場があるということを知らないからです。もちろん私の知らないことはしっていることよりうんと多いですから、これは感じだけでいうのです。


お名前: けろけろ さん [2005/05/29] No.4803
telefunken さま:

ありがとうございます。
ゾナーはその「限られた高級レンズ」の部類だったと理解してよろしいでしょうか?それとも、特殊用途、天文観測用などが高級レンズでゾナーあたりは中級品なのでしょうか?

わたくしもあの日本語の記述をみてそんな説があるのかと驚いて、あれを書いたのです。そのほかにも具体的地名を示さずに太陽説を俗説として地名説がただしいという記述をいくつかみました。でもHPには一点の曇りもなく太陽説が書いてあったので逆になにか隠蔽しているのかと疑ったくらいです。

あの「地名説」かなり具体的なので、やはり誰かが言い出したのだと思うのですが。お心当たりはありませんか?ああ、でもあまり生産的な話ではなさそうですね。お返事もないようだし。もうやめましょう。


Zeiss お名前: telefunken さん [2005/05/29] No.4802
戦前のツァイス社の場合、かぎられた高級レンズは自社ですが、中級はOAS(Optische Anstalt Saarfeld), Rodenstock, 旧Goerz,Hensoldtなどでの下請けです。Sonthofenというのは、場所も知りませんし、そこにZeiss系列の工場があったという話は聞いたことがありません。


追加です お名前: けろけろ さん [2005/05/29] No.4801
爺さま:

こちらから根拠を伺っておきながらこちらが示さないのはフェアではないので。ただツアイス社のHPについてはお示ししなくてよろしいですよね。すでにお読みになられた上でおかきになられたと思いますので。

「ずっと地名からと聞いていた」ということは、お示しになられたWEB上の記述以外にも何か根拠がおありだと思うのです。あの記述自体かなり曖昧ですよね。よろしくお願いいたします。

なお、ゾントホーフェン市のHPは以下のとおり。

http://www.sonthofen.de/aktuell/gastbuch.php3




ベエトホーフェン再び お名前: けろけろ さん [2005/05/29] No.4800
金井さま:ありがとうございます。お手すきの時にでも比較試写いただけると幸いです。いずれにせよ、度が入っていることがはっきりしましたので、はずした方がよろしいかと思いますが、歪曲補正としてつけた方がいいのかもしれません。まだ断定はできません。はずしても焦点移動がないように設計した、だけかもしれないからです。

以前ベートーベンについて議論したわけですが、Sonthofen も似てますね。ベートーベン式ならゾントーフェンですけど、ゾントホーフェンなんでしょうね。

Sonthoffen ゾントホッヘンというところもあるようですが、いずれにせよ、ドイツ語圏の人間にとって、Son-t-hofen と形式的には分綴できても、基本的には、Sont-hofen で切るのが生成上自然で、従って、もしこの地名にちなんだのであれば、Sontar あたりだったろうと思われるのですが。

ただ、工場がそういった場所にあったかどうか、については具体的な記述ですから根拠があるはずで、なお調べてみたいとは思います。

ゾン=トーフェンと読んだ英語圏の人が誤解した話しが流布しているような気もしますが。

一般的にツアイスの工場はレンズもイエナ、ドレスデンとその近郊で作られていたのでしょうか?クリーンルームのない時代には、むしろ山中でつくるというのも理解はできなくありませんが。


リアフィルター お名前: 管理人(金井) さん [2005/05/29] No.4799
 No.4775 の補足です。No.4475の写真はフィルター無しで撮っています。左下は、たぶんゴーストだと思うのですが、よく分かりません。

 けろけろさま、ご指摘のように、付属のフィルターは弱い凸レンズです。焦点位置はずれません。失礼しました。フィルターで焦点距離が変わるのかなー。
 リアフィルターを付けた場合と付けない場合とで歪曲が変わるのかどうか、ファインダーを見た感じでは良く分かりません。撮影してみれば分かるのでしょうけれど、我が家は狭いので20mmを使う場所がないし。

写真は、話題には全然関係ないけど、人生案内のビデオのパッケージです。
画 像 : img20050529155508.jpg -(104 KB)


Sonthofen お名前: けろけろ さん [2005/05/29] No.4798
爺さま:はじめまして。よろしくお願いいたします。

ゾントホーフェンという表記から↑このように考えましたが、この村のHPをみてもアルプスの麓の、どかな牧畜村というイメージ。ただ、ヒトラーがおいた要塞が現在も兵舎として使われているようですが。ここにツアイスの工場があったのでしょうか?たしかに水と空気がきれいなところだから研磨には最適だったかも。

ただツアイス社のHPにはSonne からだとしか書いてないということです。

もう少し詳しい出典があるとよいのですが。

確かに明るいレンズは、ノクチルックスのように、太陽よりも夜とか月の方が似合うのかもしれませんが、戦前のフィルムの感度からしてそもそも夜間撮影など大口径レンズでも考えていなかったのではないでしょうか?また地名からというのは、他にツアイスのレンズで地名をつけているのがあれば傍証になりますが、プラナー、テッサー、ビオメター、ビオゴン、アビオゴン、すべてある抽象的な概念を表しています。


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