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重い。。。など お名前: 管理人(金井)さん [2004/02/17] No.1201
今朝、駅前マクドナルドのBGMが、ショスタコービッチの5番でした。

重い:
 長い機械式レリーズを、と思って、圧縮空気式の5mレリーズを購入しました。Zenit-kmにレリーズが付かないのは仕方ないとして。レニングラードに付けて見ると、シャッターボタンが重すぎて、圧縮空気では押せない、Zenit-312mなども同じように、シャッターボタンが重すぎ。Zenit-3Mに付けると、空気チューブが短いときはシャッターが切れるけれど、長くすると、やっぱりダメ。それなのに、Kiev-19は問題なく使用できる。
 ということで、ゼニットのシャッターボタンは重い。

セレンは不滅:
 私の持っている、1960年代以前の露出計は、たいてい死んでいます。セレン自体は不滅かも知れないけれど、可変抵抗の部分が錆びると電気が流れなくなる。雑な使われ方をしたものや、長期間、管理せずにしまわれていたものは、たいてい死にます。
 telefunkenさんは、「1937年製のContaxIIIのやつだってまだ現役ですぜ」とお書きです。手入れが良くないと無理だと思いますが、ドイツ人が長い間使っていたものでしょうか。ドイツ人は綺麗ずきが多いのかなー、掃除好きが多いんだろーなー。

デジカメの写り:
 カメラメーカーでも電機メーカーでも、今ではあまり変わらないと思います。同じ工場で作っていたりして。
 130万画素だと、携帯電話ですよ。携帯電話だと(機械は)安い。

川口ローカル:
 川口市で、昔、赤線地域だったところがどこか分りました。
 いつもプリントをお願いするDPEの脇を入って、斜めの道を市役所方面に歩くと、道の両側は飲み屋さん。銀座通りと平行する道に入ると、旅館・小料理屋などなど。そういえば、戦前このあたりで教師をしていた人が、「鋳物工場の給料日、このあたりは賑わったんだよ。○○小学校は赤線の子がたくさん居て大変だったんだよ。」って、言っているのを聞いたことがあります。そのときは、どこのことだか分らなかった。


こ、これは... お名前: Масяさん [2004/02/17] No.1200
Привет
カメラメーカ以外のデジカメの写りって信頼できないのですが、手持ちのLマウントレンズが使用できる。
-Sとか-Cとかいってニッコール用とかコンタックス用とか出るかな?LでもЮпитер12は使えないだろうなぁ...
M42が使用できると言われたペンタックス*istDはどうなんだろう...でもファインダーにスプリットがなければ使い難そう。

メールに添付する画像が撮れれば良しとする私としては130万画素で十分なんです。しかし将来(フィルムのも)を考えると高画素が必要になるんでしょうね。
同じ130万なのに私のオリンパスC-1Zoomより彼女のキャノンA30の方が綺麗...お陰でロシアの雪景色を綺麗に見ることができるのですが...

お菓子とスタルヒン:
モロゾフもそうでしたかぁ。
ところでスタルヒン一家は旭川でパンを売っていたそうですが、それで思い出したのがNHKの朝ドラ「ちょっちゃん」。黒柳朝(徹子さんのお母様ですね)さんのお話で女学生時代、北海道でロシア人から学校の帰り道にパンを買っていたということを思い出しました。
モチーフとしたのかな?原作を読んでいませんが。

Пока


良いレンズの続きなど お名前: 管理人(金井)さん [2004/02/17] No.1199
良いレンズの続き
 良いレンズは、各収差がバランス良く低減されています。ロシアのレンズは、シャープなだけでなく、歪曲も少ないでしょう。ツアイスはシャープさだけを追ったのではなくて、全体のバランスも非常に優れていると思います。ロシアレンズは、ツアイスの系統。
 No.1194に書いた模式図のような事が、きちんと分ったのは、ここ数年前のことです。コンピュータパワーが大きくなったので、存在しうる全てのトリプレットを計算してやれってことが出来るようになったのです。クラシックレンズで味があると言われているものには、かなり収差が残っている場合もあるようです。No.1194の図の青色にかなり食い込んでいるレンズです。光学設計を多少は聞きかじった事がある身としては、こういうレンズは評価したくない。なお、No.1194の図は3枚玉の話です。レンズ構成枚数を増やせば、黄色の領域にどんどん入っていくレンズが作れます。
 いまでは、収差が不必要に残っているレンズってありません(たぶん)。コンピュータ利用で簡単に計算できるようになったので、収差が大きいレンズを作ってしまうことはなくなったと思います。

 昔のレンズ設計の話で、ロッカーいっぱいの計算をした、なんてことが語られます。ロッカーいっぱいの計算って、何枚ぐらいで、計算数はどのくらいなのでしょう。仮に、ロッカーいっぱいの紙が10万枚として、1枚の計算数が100とすると、計算数は10メガになります。今のパソコンなら、1秒かからない計算量です。
 1990年代の初めの頃、ミノルタのパンフレットに、スーパーコンピュータの活用で、優れたズームレンズを作っている、というようなことが書かれていました。1980年代ごろから、レンズ設計は収差理論を有効に活用するのではなくて、光線追跡をものすごく計算するようになっています。高度な理論を駆使することを止めて、易しい理論と力ずくで設計するように、設計思想が変わっています。(設計者個々人ではそんなに単純ではないだろうけれど。)このように設計思想が変わったので、ツアイスの伝統は意味をもたなくなったと思います。

 ところで、安物のズームレンズの中には、歪曲を犠牲にしたものがあります。こういうレンズって、人を画面の端の方に持ってゆくと、顔が歪んで、太りすぎを強調した描写になる事があります。太りすぎを気にしている嫌いな人を撮るのに向いている。

 デジタルカメラのレンズでは、歪曲を全く気にしないレンズも製造されていると思います。歪曲は、デジタル技術で、あとから補正すれば良いのです。こうなってくると、レンズの設計思想は変わってきます。今後、MTFだけでレンズの性能を評価する傾向が、ますます高まってくるかも知れません。

デジタルレンジファインダー:
 鉄筋コンクリートの近代的なビルの屋上に、昔のお稲荷さんが置いてあるように、新旧がアンバランスに結合しているようで、違和感があります。私はこのカメラ欲しくない。

光学特性が1枚のレンズ内で変化するレンズ:
 研究されているようです。どれだけ実用化されているかは知りませんし、直接研究に関与していないので、詳しいことはわかりません。球面レンズなのに、非球面レンズと同じ効果があるレンズが作れる可能性はあります。でも、レンズって軸対象なので、層状に屈折率が変わるか、同心円状に屈折率が変わる必要があります。同心円状に屈折率を変えるためには、1度の材料製造で中心の1枚しかレンズが取れないので、コストをどうするかが大きな課題です。


No.1198は文字化けしていて読めないので、そのうち削除します。


*** お名前: ***さん [2004/02/17] No.1198
(*** この記事は削除しました ***)


いろいろなところで話題になっていますne お名前: Reagafさん [2004/02/17] No.1197
EPSONブランドのRFデジカメ。
検索しているとこんなのもありました。
http://www.mjchotoku.com/index.cgi?id=20040208&cal=200402
こちらによれば、ファインダーは等倍とのこと。正式発表は3月なので、値段を含め雑誌の特集が楽しみです。(私は見てるだけです)そういえばEPSONもコシナも本社は長野県ですね。まあ、今回の件ではあまり関係ないとは思いますが。


これは… お名前: hirob_pさん [2004/02/16] No.1196
バカ売れしそうに思えますね。。。

http://www.itmedia.co.jp/pcupdate/articles/0402/13/news003.html


収差は少ない方が良いに決まってる お名前: hirob_pさん [2004/02/16] No.1195
「収差は少ない方が良いに決まっている」理論が私にも理解できたかも! 境界線上に載せられるよう(境界線に近づくよう)努力されたレンズが良い。だけどどっちの特性に重きを置くかで描写が変化するということですね。今までの日本のレンズ(telefunkenさん曰く、ツイアス的思考)レンズは「鮮鋭度」に重きを置いているということでしょうか。おそらく私が一番イヤだと感じるレンズは「鮮鋭度」に優れ、代わりに「歪」が犠牲になっているレンズとなるのかな。

「各収差」と「〜に関するもの」との関係が上記からは全然分からないのですが…またいつか教えて下さい。

上のお話とは直接は関係無い話なのですが、前から疑問に思っているレンズのことです。光学を知らないのでアホな質問であったら無視して下さい。非球面レンズは一枚のレンズ内に複数枚のレンズを物理的な形状で複合したレンズのように思えます。

対して、化学的な複合というのか、張り合わせでなく、屈折率等の光学特性が傾斜的にスムーズに1枚のレンズ内で変化するレンズってあるのでしょうか? そのようなレンズ内では光がどう動くのか、そんなレンズが役に立つのかもしりませんが…。このような話を聞いた事が無いので…。工学的に製造できないということは無いと思うので、必要性が無いのか、コストの問題なのか?


良いレンズ お名前: 管理人(金井)さん [2004/02/16] No.1194
 telefunkenさん同様、収差の少ないレンズがよいレンズだと思っています。でも、「シャープなレンズが良いレンズだ」と単純に思っているわけでは有りません。ちょっと説明すると。

 レンズの収差は、通常ザイデルの理論に基づき、5つの幾何収差(球面収差、コマ収差、非点収差、歪曲収差、像面湾曲)と2つの色収差(縦色収差、横色収差)に分けます。収差といった場合、これらの収差を考える必要があります。さらに、これら収差はすべて、ピントがあっている平面(近軸像面)の話なので、ボケ味を加味していません。だから、本当は「ザイデル収差が小さければよい」と単純にいえない面もあります。

 ザイデル7収差は、鮮鋭度に関するもの、歪に関係するもの、像面の平坦製に関係するものなどがありますが、「収差バランスをどのようにすると良いレンズか」と言う問題があります。カメラレンズでは、像面湾曲はあまり気にしない場合が多いと思います。歪曲はあまり気にしない人と、ものすごく気にする人がいます。非点収差、コマ収差はたいてい嫌う。色収差が激しかったら論外。だから、単純にシャープだけで、良いと言うわけには行きません。だけど、収差の大きいレンズは一般には、良くないレンズです。
 もう少し、具体的に言います。(1年ぐらい前にも書いたことあったかな。)「3枚玉で標準レンズを設計する」場合を考えてください。このとき、考えられるすべてのレンズの性能を、鮮鋭度と歪度でまとめると、図のようになります。青で書いた領域が実際に存在する領域です。黄色の部分は、どんな設計をしても決して到達できない領域です。理想的な3枚玉とは、図の青と黄色の境界になります。つまり、理想的な3枚玉とは、1つではなくて、いくらでも有ります。でも、青で書いた部分に深く入り込んでいるレンズは良くないレンズということです。なお、「理想的な3枚玉は、すべて、凸凹凸のトリプレット」になります。(これは標準レンズの場合の話です。広角だと違う。)
 この議論は、レンズ性能を、鮮鋭度と歪度でまとめた議論です。コストや質量なども考慮に入れると、もっと話は複雑です。
 3枚玉でない場合はどうなるか。3枚玉を計算した人に聞いたら「他は計算してない」って言われてしまいました。
画 像 : img20040216172301.gif-(7 KB)


事故 お名前: telefunkenさん [2004/02/16] No.1193
HPをみました。看板の一部にPARKという字が見えましたが、トランスヴァールの字は見えませんでした。かなり大型のものですね。
モスクワの建物で、こういう原因の事故というのは珍しいのでしょうね。


お菓子 お名前: telefunkenさん [2004/02/16] No.1192
CosmopolitanというChocolateが純正のロシヤ系で、デパートなどに出ています。戦前は本名のMorozoffを名乗っていたのですが、戦時中に日本の工場に入って、そこがMorozoffという名前になって、戦後にそこを離れたときに、名前だけそこに残ってしまったとか。ぼくの友達だったのは二代目のValentinで、いまは死んで息子がやっています。たしかDmitriだったような。


いやー お名前: telefunkenさん [2004/02/16] No.1191
日曜日Masyaさまとあいたかったのに出られず残念。
スタルヒンの番組、知りませんでした。これも大残念。母がファンだったのに。
この掲示板で年寄りといえばワシしか折らんから、六代目はワシか?穴からクビを出すのも乙なものだ。
差別はNew Yorkでは人種の渦巻きで不可能ですし、Bostonもだいじょうぶでしたか。ぼくも会ったことはありませんが、底に持ってる本心みたいなものがあると友達の話。マア長くいると何かあるのかも。
露光計はKievのもOKですし、1937年製のContaxIIIのやつだってまだ現役ですぜ。これでSonnarF2.0でビシバシ写ります。セレンは不滅なんですね。光電池だから電池がいらないし。恐るべし、セレン露光計。
例の上海ブタがどうなるか。金井さまの予測はおもしろく拝見しました。でバラで自滅の線が濃厚ですね。あれで馬に乗ってると、超カッコ悪くて、馬がかわいそうな気がする。あのブルゾンみたいなの、自分でデザインしたのかな。彼はヘアスタイル、もうちょっと考えたほうがいい。



露出計 お名前: Масяさん [2004/02/16] No.1190
燃焼系を飲みながら書いてます。
丈夫かどうかは...ちなみに私の露出計搭載のКиевは次の三台です。Гост130にしてASA100フィルムを使っています。

4(1959年)
4(1962年)
4M(1982年)

です。セコニックの露出計を買ったのも1981〜82年頃です。これもよくもっているなぁ。

お菓子屋さん:
確かゴルバチョフじゃなくてゴンチャロフがロシア系だったと思います。ん?モスクワの味、パルナスは?
♪お菓子の国のロシアから〜って中村メイコが歌っていたような。

事故:
ここに地図と外観の写真があります。ってココがその施設のHPなんですが。

http://www.transvaal.ru/HTML/proezd.html

夜、市内を走っているとガラス張りの建物が綺麗に光っていたのをあちこちで目にしたのですが、危険な場所だらけだったのかもしれないなぁ...


先祖がえり お名前: telefunkenさん [2004/02/16] No.1189
いや、確かに、昔のことを言い出すとキリが無いのは確かです。アルキメデスは光の屈折について言及していますし、ネロの時代に、プリニウスが光の屈折について書いてますし、2世紀になるとプトレマイオスが入射角と出射角を計測して体系ずけています。10世紀になるとお説のようにアラビアの登場で、アル・ハゼンが『読石』つまりレンズの論文を書いていますが、これを実際に作ったのは13世紀のヨーロッパの僧侶で、水晶とかクオーツを使うんですね。ロジャー・ベーコンがレンズ概論を書いてます。14世紀になるとヴェネチアでレンズ製作業関連法というのが交付されるほどレンズ製造がさかんになるのです。このヴェネチアで修行してニュールンベルク(当時はおなじ神聖ローマ帝国〉に帰った職人がニュールンベルクでレンズ製造をはじめて、そこからパリにひろまるのですから、イタリアからドイツ〔といっても同じ国)、それかフランスとくるんですね。1581年にパリ市でメガネ製造業者に関する法令というのを出しています。そのあとがロンドンです。それから400年ほど経つと、ジパングと、まあこういう順番ですね。つぎはドコかな。韓国? 中国? あるいは最近コンピューター部品とかでがんばってるイスラエル?


収差など お名前: telefunkenさん [2004/02/16] No.1188
収差の少ないレンズこそがよいレンズだというのは、ぼくの信念でもあります。ライカではたしかに収差を残したレンズを作っていたことがあって、そこがZeissとは違っていました。木村伊兵衛はそれが人物撮影によいといって、ライカのレンズを愛用していたのです。写真のことをドイツ語ではLichtbildつまり光の絵といいますから、レンズについては絵をかく道具という考えがあるのでしょうね。Zeissはカメラ用のレンズメーカーではないから、あくまで対象の二次元的な忠実な再現を考えていたのでしょう。
日本では35mmのスチルカメラ用にはZoomが主流ですが、ドイツでもZoomは当然作っていて、Zeissの場合は映画カメラ用のVariable Primeというレンズで、1999年のアカデミー賞の科学技術部門で受賞しています。これはアリの35ミリシネカメラ用です。ZoomはZeissではかなりむかしから量産していましたが、注文主が映画カメラ製作者が多く、Zeiss IkonのContarex用を除いて、Still Camera用はなかったようです。このContarex用の長いほうは85−200mmで11群15枚構成のF4.0でしたが、非常に高価なレンズでした。
60年代以降は、ドイツのカメラメーカーは日本のメーカーにやられて、ズームどころではなかったと思います。ドイツでStill Camera用のズームが発達しなかったのは、カメラメーカーがみなつぶれて、需要がなかったからだ、といえます。
ドイツ製のZoomで大きいものは、1972年にシュナイダーのカール・マッハーが設計したTV-Variogonで、22群30枚構成、焦点距離20mm−600mm口径比 F1.7-F5.1、ズーム比30倍という大きいものです。ただ動体を対象にするシネ用やTV用よりも、Still Camera用のほうがピントに対する要求が厳しいので、そっちのほうが製造が難しいのですが、Still Camera用のZoom Lensの製造技術は、いまは日本が世界のトップレベルにあると思います。
 


そりと お名前: hirob_pさん [2004/02/16] No.1187
Масяさんのキエフの露出計が丈夫だというお話にクラクラ…昔の露出計って役にたたんだろうと思って避けていましたが、良い事を伺いました!


風が強く快晴なり〜 お名前: hirob_pさん [2004/02/16] No.1186
telefunkenさんのNo.1178のレンズのお話をとても面白く拝読しました。光学を知らないのでよく分かりませんが、立体描写に優れた設計というのができるんですね。でも、金井さんはシャープが良いに決まっていると…きっぱりと仰せに…。

>元々はドイツのメーカだった
日本にモロゾフとかゴンチャロフとかロシア語っぽい名前のお菓子メーカーがありますけど…これは元々ロシアのメーカーなのかな?

>梅
私がひいた風邪が妻へうつってしまいベランダの小さな梅を眺める土日でした。確かに三脚の御方々イヤですね。

>...んなコト思いつくのはお前しかおらんよ...
御意…。

>確かにフィルム感度に160はありませんでした
120フィルムにはとても多いんですが…なんで無いんだろう? ISO64は、ISO50とかわんないだろうと思って、ISO50で使っています。Масяさんのような露出計が欲しいですが…カメラが一台買えますよね。

>モスクワの事故
大型プール施設「トランスワール・パーク」とは書かれていますが、場所は見つけられませんでした。


事故 お名前: Масяさん [2004/02/16] No.1185
モスクワのレジャー施設の事故ですが、クレムリンの西南西ではなく南南西(殆ど南かも)でモスクワを囲っている環状道路のすぐ近くでした。
ここのHP見ても事故のこと何も書かれていない...


フィルタ、もう一考 お名前: Масяさん [2004/02/16] No.1184
Привет

春一番が吹いた土曜日は留守番でどこへも行けず、退屈だったのでЗоркий4K用の速写(即席?)ケースを作ろうかと思いましたが材料が足らず断念。
他に何か出来ないかと考えていたら、Иидустар50(及び-2)のキャップを作ってみようかと何か利用できるものは...
このマルミの35.5mmフィルタのケースがUN製35.5mmラバーフードにピッタリ!っということで丸く削った所に100円ショップで買ったシールを貼り付け、バレンタインデーという訳ではないのですがКрасный Октябрьのマークを打ち出して貼り付けてみました。
ちょっと落ち着きませんね、このМир。裏には怖そうなオバチャンが赤ちゃんを抱いた"Миру-Мир(世界にミールを!じゃなくて平和を)"のポスターを縮小したシールが貼られています。
あっこのКрасный Октябрьはロシア最大のチョコレートメーカなのですが、元々はドイツのメーカだったんです。

人物撮影:
皆さん、腕で撮っているのに対してモノに頼っている自分が恥ずかしくなりました...

梅:
昨日は予定通り息子と一緒に小石川後楽園で梅を撮っていました。咲き始めたばかりですが沢山の写真愛好家の方々が...三脚を立てて迷惑です。
息子のペンタSFXのフィルムセットが悪く、一本無駄にしてしまったようでした。(フィルムを無駄にしたことよりも時間を無駄にしたことが悔やまれます。) 私はЗенит312m+Юпитер21M/Гелиос44MにテストでЗоркий4+Юпитер9を使っていました。
今度は八代将軍所縁の地、小石川養生所跡(小石川植物園)に桜並木(播磨坂)の確認を兼ねて行ってみようかと思います。
後楽園では「黄門様のお庭の梅まつり」ということで観光地によくある自分の顔を出して何かになりきって写真を撮る等身大の看板。当然黄門様のがあり、髭がないから四代目ってよく見てんなぁ...
顔を出して「六代目、参上!」っとなりきる年寄りがいるかもしれないって...んなコト思いつくのはお前しかおらんよ...

軍:
どうして旧ソヴィエトが軍事優先だとか言われるのかが不思議です。
それよりも国が賄う必要がないものは民間や地方自治体に任せて国は軍事費に莫大な予算を注ぎ込む。しかもその予算は世界のNo.1で2位から5位までの国の予算を合計しても及ばない。
こういう国が軍事優先国家ではないのか?

某番組から:
私も見ていました。初めてアメリカに行ったのがボストンという古い土地だったので日本(東洋)人蔑視という不安がありました。でも行ってみたら会社でも町でもなんの差別もありませんでした。
もちろんモスクワでもです。一度革ジャンの兄チャンの一人から肩を叩かれた時はちょっとビビりましたが...煙草1本くれ!でした。
あっ昨日はスタルヒン投手の生涯についての番組がありました。最後にライトアップされたモスクワ国立大学が写りましたがご覧になりました?

ФЭД:
Reagafさん、始めまして、どうぞ宜しくお願いいたします。
私、十数台ロシアカメラを所有していますがФЭДって一台も持ってないんです。5BやCは露出計搭載(内臓と言っていいのか...)ですよね。ロシア製(ソヴィエト製)で市販された唯一のLマウント機ですね。
露出計搭載のКиевは3台持っていてどれも露出計は正しく動きます。КМЗがこういうの出していてくれてたらなぁ...コメータしかなかった!

露出計で思い出しました。私、HANSAのクラシックメータも使っていますが、確かにフィルム感度に160はありませんでした。昨日はセコニックのL-398(だったかな?)を使っていました。

モスクワで今度は事故がありましたが現在確認中です。ワレリーの家の近くにトルコの資本で何か建設中だったことを思い出しました。
位置的にはクレムリンから(西)南西になる...

Пока
画 像 : img20040216104616.jpg-(85 KB)


オリジナルなどなど お名前: 管理人(金井)さん [2004/02/16] No.1183
出こま引っこま:
 おもしろい表現ですね。
 レンズを誉めるのではなくて、収差の多い悪レンズを作品に生かす、撮影テクニックを誉めるべきですね。レンズはシャープで歪みの無いものが、良いに決まっています(きっぱり)。


ドイツカメラこそがオリジナル:
 フランス=>イギリス=>ドイツと光学技術の中心が移ったので、年代によって「どこがオリジナルか」と言う意識に違いがあるとのご説明、なるほど、もっともだと思います。
 レンズがヨーロッパに伝わったのは11世紀にアラビアからと言う歴史もあるようなので、もっと遡ると、アラビアだったりして。さらに、オリンピックの採火はレンズだと言う事を考えると、もともとはギリシャだったりして。
 今は、たいていはズームレンズなので、ほとんど日本の技術です。かつてのドイツレンズとは、光学設計の方法も違う(コンピュータによる自動設計)し、鏡筒の機構設計も重要になっています。かつての単焦点レンズには、複雑な機構設計技術は必要なかったと思います。
 数年前、等倍マクロレンズが流行っていました。最近は、広角ズームレンズが流行っています。マクロは光学設計・機構設計技術の成果で、広角ズームはモールド非球面レンズの成果です。ドイツの技術は遠い過去の話で、今のカメラ・レンズ技術には直接は残っていない(言いすぎ)。


ヤバイ:
 米軍基地に立ち入りたい気がします。以前、所沢の米軍基地入口で、監視カメラに向って手を振っていたら、入口ゲートが開いたことあります。立ち入ったら、逮捕の可能性あったな。


日本かぶれ:
 知り合いのイギリス人には、日本かぶれがいます。かぶき・すもう・きもの・剣術・日光。エキゾチック文化を喜んでいるようです。火星の石とかにワサビ、スシって名付けた人も同じなのでは。「白人の文明をぶちこわしにくるサル」「動物園のサル社会に興味津々」。
 でも、多くのアメリカ人は「自分の利益に反するものは叩く」それだけの事じゃないかなー。日米貿易摩擦が先鋭化したら、アメリカが日本に軍事攻撃する可能性は高いと思います。貿易で有られる利益の方が、軍事攻撃の損害よりずっと大きければ、収支的には、軍事攻撃は充分にメリットが有ります。


結論:
 日本が戦争に勝っていても、後が続かなければ意味ない。どうせ、いつか負けるなら、1945年に負けていて構わなかった。日本は、アメリカの言う事を聞いて、アメリカのために一生懸命働く、これ以外に生きる方法は無い。
 弱小国なのに、アメリカの言いなりにならないバカが、隣の国にいます。金正日はどのように破綻するのだろう。@アメリカの直接攻撃で死ぬ。A周りの国が偽装クーデターを起こして殺される。B国民の反乱で殺される。C出バラがひどくなって病死する。「自国をアメリカのための不沈空母にする」そこまで言う事無いけれど、もう少し、アメリカに頭を下げればよいのに。
 もっとも、弱小国の場合、軍事支配してもメリットはないだろうから、北朝鮮を軍事侵攻する可能性が今のところ高いわけではありません。それより、 イラクの次は、イランだろーなー。石油の利権があるし。


ローマ帝国の復活 お名前: telefunkenさん [2004/02/14] No.1182
ロシヤがEUに加盟すると、西はジブラルタルから東はその名のとおりヴラディヴォストークまで、東西ローマで分断されていたローマ帝国の版図が復活することになりますね。たしかピョートル大帝でしたか、東ローマ帝国の継承者だと言っていたと思いますが、とにかく東西教会が和解し、壮大なキリスト教文明の国土ができあがるでしょうね。共和国制にするより、各国の元首を選帝侯として1票すつ持たせて、皇帝を選ばせればいい。ウィーン会議の直後の1815年にロシヤのアレクサンドル一世が呼びかけた神聖同盟には、イギリスとトルコ以外の元首はみな賛同したのですから、それの21世紀版ですね。日本もこれに名誉メンバーとして参加する。だからイギリスとアメリカだけがノケモノで、英米連合対EU神聖同盟という形になる。アジア諸国にはそれぞれどちらに着くかえらばせる。イスラムという古代宗教を信奉したタイムスリップ集団はこれで孤立するでしょう。
EU神聖同盟はロシヤの資源、西ヨーロッパの思想・芸術、日本の技術などに支えられて、地上でもっとも精神的に豊かな文化・経済圏になるでしょうし、計画経済が奢侈に流れない節度ある文明を保障してくれるでしょう。皇帝と元老院の政治形態は賢人政治で、とっくに破産している民主主義にかわるよい精度でしょう。Hegelブルジョアジーを悪において無限(in das Schlecht unendlich)と呼びましたが、民主主義というのはその基盤に立ったものですから、永遠にブルジョア的でしかありえないし、基礎が各個人の限りない欲望で腐っているのです。



すいすい お名前: telefunkenさん [2004/02/14] No.1181
と会議のほうは、うまく乗り切れましたか。
鉄条網のなかに間違ってボールを投げ込むのは、やめたほうがいいと思います。ヤバイ。

サルの惑星
の原作者は、戦場にかける橋の原作者とおなじ人で、後者では日本軍人とイギリス人捕虜の相互理解を描きましたが、前者ではサルつまり日本人に対する憎しみを表現しているそうです。テレビ番組でみました。彼は戦時中に日本人の捕虜として不当な扱いを受けたことが深く記憶に残って、日本人を憎み続けたとか。白人の文明をぶちこわしにくるサルというのが彼の日本人観ですね。
アメリカの52番目の州である日本の国民も、やっぱり心の底ではそう思われているんだろうなあ。でも火星の石とかにワサビ、スシなんて名前をつけた日本かぶれがいたとか。ただしこれは日本文化に汚染されている西海岸のNASAの支局の人たちがつけた名前らしい。

結論
やっぱり大東亜戦争に勝っておくべきだった。すくなくともシンガポール陥落時点で敵の和平案を呑んで停戦しておけばよかった。そうすれば今頃アメリカごときにあれこれ命令されることは無かったのだ。東西に分けて、東はドイツ領、西は日本領だ。イタリアにも少しやらねばいかんな。
もともとアメリカの国語を決めるとき、一票の差で英語になってドイツ語がやぶれたのだから、もとへもどして、東半分はドイツ語だ。当然西半分は日本語。途中ちょっとだけイタリア語地域。


そうですね。 お名前: telefunkenさん [2004/02/14] No.1180
資本主義は、恐慌と戦争のあいだを痙攣している不安定なシステムだ。それは浅田彰が指摘するように、事実です。アメリカは大量に兵器を作ってしまったのだから、それを大量に消費しないといけない。日本もやがて自動車産業などが輸出不振で、兵器製造に活路を見出すようになるでしょう。日本のハイテク技術のレベルの高さがそれを助けて、やがて世界一の武器輸出国になるでしょうし、輸出が不振になれば、自分で消費するか、輸出が盛り返すような事態をつくるか、どちらかの道をえらぶでしょう。


平和を脅かすもの-アメリカの軍事力 お名前: 管理人(金井)さん [2004/02/14] No.1179
将来、日本は徴兵制になるか。アメリカ大統領が、日本の内閣総理大臣にどのような命令を発するか、それによって決まる事だと思います。

平和を脅かすもの-アメリカの軍事力:
 1980年代、ソ連の脅威が声高に叫ばれた事があります。「日本を不沈空母にする」なんてことを言ってた人もいた。
 アメリカとその同盟国こそが世界の脅威で、アメリカこそが軍拡の張本人である。。このような主張をする人の声は、まともに相手にされませんでした。写真の本を読んだ人はどれだけいただろう。
 ソ連崩壊から10年以上経った今、過去を振り返ってみると、アメリカこそが軍拡の張本人であったと言う事が明白になっています。
 1980年代の右傾化に対抗して、護憲・平和勢力も一定の力を持っていました。当時野党第一党だった社会党委員長石橋政嗣氏は「非武装中立論」を著し、非武装中立こそが、恒久平和のために唯一の現実的方法である事を明らかにしています。
 ところが、現在は、野党第一党の元委員長が、「日本を不沈空母にする」人と一緒になって、日露戦争開戦の日に明治時神宮を参拝している。

自衛隊海外派遣:
 今日は海上自衛隊もイラクに派遣されたそうです。
 1950年、朝鮮戦争が勃発し、在日米占領軍が朝鮮戦線に出動すると、その空白を補間するため、警察予備隊が、連合軍司令官マッカーサーの命令により創設されます。1954年7月、現状追認の形で、自衛隊法が制定され、警察予備隊は自衛隊と呼ばれるようになりました。
 自衛隊は、もともと占領軍の命令により、占領軍を補うために創設されたわけですが、現在に至るも、一貫して占領軍(米軍)を補うために存在しています。占領下に占領軍によって占領軍のために作られた自衛隊は、今、米国の要請で、イラクへ出動しました。

今日は土曜出勤:
 出勤途中、必ず鉄条網の横を通ります。看板が掛かっている。

警告 在日米軍基地 立入禁止区域
基地司令官の許可なく、この区域に立ち入る事は、法律違反である。・・・不法な立ち入りは、日本国法律によって罰せられる。

 ボール投げをしていて、間違ってボールが入ったら、どうしたらよいのでしょう。一度、間違ってボールを投げ入れてみたいと思っています。
画 像 : img20040214220215.jpg-(61 KB)


人を撮る お名前: telefunkenさん [2004/02/14] No.1178
木村伊兵衛という写真家がいて、私は好きではないのですが、ライカのレンズを褒めて、出こま引っこまという言葉を使っていました。つまり解像度チャートのような平面を撮影する性能は劣るかもしれないけれど、凹凸のある三次元の対象を撮影するときに都合のよい収差を残してあるという意味なのです。いっぽうツァイスのレンズはPlanarなどで代表されるように、像面の平坦性に優れたレンズが多いのです。日本のレンズはニコンの発達史〔明るい暗箱など〉を見ればわかるように、ツァイスのゾナーを目標にして進歩してきました。その他いろいろな意味でZeissのレンズはいつも日本、というより世界のレンズメーカーの目標でしたから、日本のレンズもツァイスレンズに似た点が多いのかもしれません。
ゾナーを設計したBerteleという人は,正規の教育を受けていないのに、1922年、22歳でエルノスターF2.0、そのあとF1.8を設計した人ですが、これが当時彼が在職していたErnemannという大メーカーのErmanoxという乾板カメラに付けられて、これでザローモン博士というカメラマンが政治家の密談を撮影し、アベイラブル・ライト・フォトグラフィーの草分けになりました。そのごErnemannはZeiss Ikonに統合されますが、彼は大学を出てないのでCarl Zeissには入社できず、ZeissIkonの社員になって、彼がすでに設計していたゾナーなどを35ミリカメラのコンタックス用に発展させます。またビオゴンなどの名レンズも彼の設計です。このビオゴンはいまではコンタックスGシリーズについていますが、非常にシャープな、コントラストの明快なレンズで、非常にファンの多いレンズです。日本人の設計家に彼を崇拝している人が非常に多かったのですが、彼は日本人を猿真似といって嫌っていました。また戦前の日本はレンズやカメラに限らず、工業製品はほとんど外国のマネで、マネといってもデッドコピーが多く、そう思われても仕方のないようなコピーばかりの国でした。 ぼくはニコンやキャノンを見てもいまだに昔のコンタックスやライカのマネのカメラというイメージが強くて、好きになれません。アタマの中にはドイツカメラこそがオリジナルだという考えが強く残っています。ただもっと年長者(といっても生存者はすくない)だと、イギリスカメラこそ本家だという感じがあるでしょうし、さらにその上の世代だとフランスカメラということになるでしょう。どっちにしろシャシンを発明したのはフランス人のダゲールですし、最初のカメラを作ったのは彼の親戚のジルーですから、本家といえばフランスですよね。でもいくらクラシック好きでもいまどきエルマジスのレンズとか使っている人はいませんよね。


さまざま(hirob_pさん、すみません) お名前: Reagafさん [2004/02/13] No.1177
題名が思いつかなかったもので・・・
金井さん、こちらこそよろしくお願いします。

>スイス
telefunkenさん、Масяさん、興味深い話ありがとうございます。ホテルの裏の森で軍事訓練ですか・・・ちょっと想像できないです。

>ロシアカメラ
通販かオークションでしか購入できないところにすんでいるため、今のところWebサイトを巡回して調べているところです。このときが実は一番楽しかったりするわけですが。
候補はFED3かFED5(B,C)あたりを考えています。以前コシナのBESSA-Rを使っていて、やむなく1年もたたずに売ってしまったため、Lマウントに未練があったりします。ともあれ、もう少しのんびり迷っているつもりです。


いろいろ お名前: hirob_pさん [2004/02/13] No.1176
Reagafさん
>ROMしている
ロシアカメラに関係無い話ばかりしてすみません。金井さんにも…。

>フィルタ:
Масяさんは、フィルタに興味をお持ちになったんですか…面白いですね。確かに私もPLとNDは夏場によく使います!! 白黒ではオレンジや赤は割合使います。いや自分でもちゃんと使ってます…でも、あまり使っている感覚では無いというのかなぁ…なんだろう。。。。

>スイス
Reagafさん、telefunkenさん、Масяさんの書かれたスイスのあれこれ、初めて知りました。そんな経緯があったんですね…。

>機関決定…及び徴兵
…確かにこうお話を伺うと納得してしまいます。。。事物には多面性があるところが面白くもあり、難しくもあり。色々な側面を柔軟に見つけることが、それこそ「自由」にできる頭脳があれば…とつくづく思います。

>会議
ご愁傷様です…。私も先日ヤな会議をしましたが…金井さん頑張って乗り切って下さいね。日曜日にカメラをいじってつかの間の現実逃避を!


人を撮るのって… お名前: hirob_pさん [2004/02/13] No.1175
>人を撮る
telefunkenさんは「露光オーバー」、金井さんは「微妙にピントずらし」、Масяさんは「フィルター」と各々なのですね!面白いですね! 私の場合、知恵の無いやり方ですが「レンズを変える」です。義祖父の形見のローライコードを貰って妻を撮ったときに、ピントがあってのに人が軟らかく綺麗に写るという事があることを初めて体験し「クラシックカメラ」ってなんて凄いんだと思いました。それ以来、人が綺麗に写るレンズに興味があります。個人的には昔のレンズにこの要求を満たしてくれるレンズが多く思え、そこからソ連レンズに興味を持ちました。ですが、Масяさんが仰せのようにソ連レンズにはシャープな印象が割合強いです(一般的なレンズをほんのちょっとしか使っていません…偉そうなことは言えませんね…)。少ない中で自分で使った中では沈胴のインダスター50が一番気に入っています。また「もしかしたらと」興味があるのがモスクワ5のインダスターレンズです。だからモスクワ5が欲しいんです。人が綺麗に写るレンズは昔の設計で各種の収差が偶々巧く残っている為の結果だと思うのですが、現代の隅々までシャープなレンズは私には余り使え無い(巧く使いこなせないだけです)レンズです…。

完全にピントが合っている自信が無いですが、最近購入したカメラでは下記URLのレンズが割合気に入りました(ある他の掲示板で既に掲示したのですが…)。生憎ソ連製ではないですのでごめんなさい。更に1.5MBの写真の羅列なので凄く重くてごめんなさい。
http://www1.vecceed.ne.jp/~kuro2/CertoDolly/CD.html

不思議と日本のレンズにはシャープなレンズが多く感じ、肌荒れから何から写ってしまう気がするんです…。


フィルタ お名前: telefunkenさん [2004/02/13] No.1174
実際にシャシンを撮ってる人の意見はいつも勉強になります。ぼくはめったに撮らないから。ナルホド、結婚式は気が付きませんでした。若く撮るのに僕は露光オーバーにして顔のディテールを飛ばしています。
軍事力
確かに自国民の教育という意味しか無いでしょうね。ローマ時代もローマにくらべたらどこでもそうだったんでしょうね。
スイスとオーストリアの兵器、マニアックですねえ。恐れ入りました。むかしカールスルーエのIWKという会社に行ったとき、ここでMauserを作っていることを行くまで知りませんでした。
週末は用事があって遊びに出れません。ホントは後楽園でMasyaさまと握手したいんですがね。
金井さま。ナントカ切り抜けてください。




フィルタ お名前: Масяさん [2004/02/13] No.1173
結婚式ではソフトというよりフォギーをよく使いました。
ウェディングドレスや白無垢で反射した光が滲んだ感じになってドラマやパンフレットのようになります。
アクセサリーなどをつけていたらクロスで面白い効果があります。ソフトクロスというホントに結婚式にしか使えないようなフィルタもありますね。
クロスはキャンドルサービス用です。この場合ソフト効果がないほうがいいですね。

あっ確かにソフトやフォギーって皺をごまかす働きがありますね。(こういうコトはフィルタを通して言えって?)

以前従兄弟からシグマの600mmを譲ってもらったことがあるのですが、黄、赤、ND等小径のフィルタが付いていました。Мир20は中古のせいかフィルタはついてませんでした。
貰ったЗоркий-3Сに黄色いフィルターが付いていました。付いているものを買ったことがありません。昨年末、Москва2を3台の内から選んだ時、1台フィルタ付きがありました。フィルタ貰っちゃえばよかったかな?

っというわけではありませんが、サーシャの店のHPにフィルタのリストがありました。

http://www.ekta-f.ru/app/filter.html

HOYAのフィルタってケンコーでしょう。モノクロ用だけどシュナイダーのフィルタ!? КМЗ製がない...

ソフトフォーカスレンズ:
最初、ペンタックスのみにあったのか...ケンコーが先だったか...ロシア製にはなかったような。
くっきり写ることで気に入っているレンズ群ですからソフトフォーカスレンズはあって欲しくないなぁ...(なら、なんでソフトフィルタ使うんだよ?って)

では、よい週末を!


本日、天気晴朗ナリ お名前: 管理人(金井)さん [2004/02/13] No.1172
自由民主:
 言葉の感覚がちょっと違うのかなー。
 民主主義なのだから、機関決定したことに従うのは当然だと思います。自由が認められているのだから、政党だって国家に遠慮なく自由に処分してよろしいのでは。自由が個人に認められるなら、企業・政党にだって、ある程度、自由が認められないとおかしいでしょう。自由主義国では、法の範囲内で、企業は従業員を処分する自由が認められているのです。
 自衛隊海外派遣は、与党の賛成で決定したことなのだから、与党は責任を持たないといけない。重要案件に反対なら、脱党すればよいこと。たとえ反対であっても、自民党に所属している国会議員は、国民に対して責任を負っているのです。

徴兵:
 軍隊の目的が国防にあることは当然ですが、これって、本当でしょうか。お隣の韓国も徴兵制だけど、国防そのものより、北の脅威に備える意識を国民に植え付けることが主目的ではないでしょうか。スイスの徴兵制も国民教育の一環として意味があるのであって、軍事力そのものが目的ではないのでは。韓国は実際に軍事力がなかったら危なくって仕方ないだろうけど。
 軍事力が国防の根幹だと言う考えは、現在では米国以外意味をもたないでしょう。どんなに軍事力を強化しても、アメリカの軍事力に比べたら足元にも及ばない。フセインだってあっという間に囚われの身。カダフィーも西側協調路線で米国の侵略をかわそうとしてるし。
 隣の金さんも軍事力に頼るのはやめて欲しい。もっとも、彼の場合、軍事力は韓国・米国向けではなくて、自国民向けだろうけど。日本向けだったら怖い。

Reagafさま、はじめまして、管理人の金井です。投稿ありがとうございます。今後ともよろしくお願いします。


ソフト:
 若くないけど若いつもりの女性を撮るとき、シャープなレンズでピントをきっちり合わせると、憎まれます。EOSで撮るときはピントを少しずらすようにしています。
 ソフトフォーカスって、結婚式に使うんですか。なるほど。主被写体を過度にシャープに撮ってはいけない、主被写体以外にピントを合わせてはいけない、だとすると、ソフトが必要ですね。クロスなどで、おまけの効果をつければなおよろしい、ですね。
 フィルターではなくて、レンズ自体にソフト効果が有るものもありますが、ロシア物にはなかったかなー。何かご存知ですか。

フィルター:
 カラーリバーサルで撮るときは、薄い黄色、薄い青のフィルターが必要なことがあります。また、蛍光灯用の紫色のフィルターも必要なこともあります。昔、カラーが一般的でなかった頃は、黄色か黄緑色のフィルターを常用していました。ZORKIなどを購入すると、このようなフィルターが付いていることがあります。
 ロシアのレンズはフィルターがセットになっているものが、今でもあります。透明のほかに、赤・黄色・緑などがあります。今でも、モノクロ撮影の機会が多いのでしょうか。
 最近35mmは、ほとんどカラーネガを使用しているので、減光フィルター以外、フィルターを使う機会がありません。今度、モノクロを使ってみようっと。

明日は、土曜日だけど会議。議題の一つは、私の業績が悪い原因の究明。風邪で寝込みたいよー。


じ〜んせい らっくぅあぁりゃぁくぅもあるさぁ〜 お名前: Масяさん [2004/02/13] No.1171
Привет

フィルタ:
写真を始める切っ掛けになったのがフィルタなんです。用品ガイドのケンコーのページを見ていて色んなフィルタがあって面白そうと思ったのが最初でした。
フィルタを使えればカメラは何でも良かったのですが、友人の家(カメラ屋さん)で発売したばかりのニコンEMを勧められて買いました。
コーティング云々では必要ないかもしれませんが、クロスやソフト(フォギー)は結婚式の撮影では必需品だと思っています。あと屋外でPLも使うかなぁ...

スイス軍:
レマン湖に海軍(湖軍というべきか?)があるんですよね。中立であっても攻められれば反撃するでしょうし、SigSauelってスイスのピストルじゃなかったかな?
同じ中立国であるオーストリアもステアー(シュタイヤかな?)やグロックといった銃器を作ってますね。
コンドルというスイス・アーミー自転車...いいんだけど40万!
スイス・アーミー・ナイフと言えば、森の民と(私は)思われ(って)いるロシア人はナイフに拘るようで、こういったナイフを欲しがります。
知り合いのロシア人は刺身包丁を欲しがっています。以前菜っきりですが"関の孫六"を買ってやったら切れ味に驚いていました。オレグです。

梅?大日本史?水戸?:
今朝ニュースを見ていたら偕楽園からの中継。もうちょっとかな? 続いて伊豆の河津桜...う〜ん、あと二週間かな?
どちらに行くにしても同じくらいお金と時間がかかりそう...梅と桜、どちらを取(撮)るかと言われれば桜だろうなぁ...
駅で茨城の旅行パンフレットを貰ってきて見ていたら、芹沢鴨所縁の地を訪ねるツァーって...いくら大河が新撰組だからってコレはないよなぁ...

週末はその水戸家のお庭の梅を撮りにいきます。何を使おうかなぁ。
さぁ、後楽園でぼくと握手! (戦隊モノのショーか!?)

Пока


スイス お名前: telefunkenさん [2004/02/13] No.1170
Reagafさま
スイスが傭兵の輸出国であったことは、歴史的事実で、産業がほとんどない国土ですから、体の丈夫な若者たちの働き場所として傭兵は収入面などで最適の仕事だったのです。これはスイスに限らない現象で南ドイツでもLandsknechtとして知られた傭兵たちがいました。スイスは何百万の若者を傭兵として送り出して,血の輸出といわれてきましたが、中立であったことが雇い主にとって安心感があったと思います。有名なのはミケランジェロのデザインの服を着たヴァチカンの傭兵でしょう。ただし1927年には傭兵の海外派遣が禁止されました。スイスでの若者の軍事訓練ははげしいもので、Zurichの有名なホテルの裏庭の森で散歩してたら、いきなりこの訓練の現場に出会ったことがあります。日本の戦時中の教練なんかよりはもっと激しい戦闘的なものでした。例のVictorinoxの七徳ナイフも戦場用で、スイスの特産品ですね。
ロシヤカメラはすべて性能にくらべて価格が超割安です。ぼくはContaxに似たKiev4系統が好きですが、たくさん機種がありますから、好き好きで選べるでしょう。ぼくはみなeBayでウクライナやモスクワから買いました。



スイスの中立について お名前: Reagafさん [2004/02/13] No.1169
 Reagafと申します。ロシアカメラを購入しようか迷ってROMしている
ものです。失礼な点がございましたらご指摘願います。
 表題についてですがスイスが中立国であることと(現代については知
りませんが)スイスが傭兵の輸出国であったこととは密接に関係あるよ
うな話を、コミックで読んだことがあります。(物語の中で語られたこ
となのでデータソースとしての信頼性はいまいちですが。)
スイスの中立は自分たちの血の上でなされたともいえるのかもしれませ
ん。

 あいまいな情報で申し訳ありません。ふと思い出したものですから、
ちょっと書いてみました。


大日本史 お名前: telefunkenさん [2004/02/12] No.1168
1155で大日本史の編纂をやっていた藤田一正のことを、明治になってもまだ生きてたらしいと書きましたが、僕の知識不足で、大日本史が完成したのは1906年ですから、生きてて当たり前なんです。徳川光圀が始めたのが1657年ですから、完成までに250年かかっているのですね。水戸藩が無くなってからは徳川家の事業として続けたそうです。


2月29日 お名前: telefunkenさん [2004/02/12] No.1167
 今年はうるう年ですからあるんですね。1864年2月29日はアドルフ・ヴェルフリがスイスで生まれた日です。父親はアルコール依存症の家庭内暴力、離婚した母親は洗濯女として働きながら彼をそだて、やがて死亡。彼は自治体の助けをもらって優秀な成績で小学校を出て、兵役について帰還したあと、幼女暴行を繰り返して服役、精神鑑定で分裂病と診断されて収容されたのですが,数万ページにおよぶ著作や絵画や音楽作品を残した怪人物です。地理学と代数学の書とか、葬送行進曲などが有名ですが、みな凄い。一度この掲示板にも紹介しましたが、誕生日が近いので改めて。アンドレ・ブルトンは彼のことを20世紀最大の芸術家と呼んでいます。


カメラ位置 お名前: telefunkenさん [2004/02/12] No.1166
hirob_pさま
たとえば二眼レフとか一眼レフでも上からピントグラスを見るようなカメラだと、かなり下からのカメラアングルになります。これをドイツ語でFroschaspektつまりカエルの視角といいます。寝転ぶような感じで写してくれる人はそういう視角を狙っているのでしょう。立っている人を写せば脚が長く写ります。銅像などでも下から見上げる効果を計算に入れて、上下半身の比例を加減していると聞きました。


Filter お名前: telefunkenさん [2004/02/12] No.1165
hirob_pさま
カラー写真時代ですからフィルター無縁はとうぜんですね。UVしか関係ないでしょう。昔は白黒でしたからフィルターはある程度の効果を狙う(たとえば雲と空のコントラストを付けるためには黄色つまり空の青の補色を使って空を暗くする)なら必需品に近い存在で、コダックのラッテンフィルターとか有名でしたね。
高速道路
を飛行機の離着陸に使えるようにするのはヨーロッパでは普通の考えで、アウトバーンもそうです。だからまっすぐの設計なんですね。また鉄道のゲージとクルマのゲージを合わせて、いざというときの備えをしています。ヨーロッパはいつも臨戦態勢。むかしから戦争の多いところですからムリありません。第二次大戦後の長い平和はめずらしい。朝鮮戦争やベトナムはありましたけどね。日本が急速に復興したのは特に朝鮮戦争による需要拡大のおかげです。第1次と第2次のあいだは20年しかありませんから、今回は長い。
ただこれからのはイラクみたいにゲリラ戦が中心になるだろうし、生物・化学兵器もふつうになるでしょう。BSEや鳥インフルエンザも、もしかすると生物兵器による攻撃かもしれない。これでブタもやられたら日本の食肉市場はかなりの打撃でしょう。
アメリカ人とタイムズスクエアを見下ろすビルで話たんですが、ニューヨークもだいぶスラム化してきたから,この辺で全部壊したどうだ。そして土地がいくらでもあるんだから、ニューニューヨークでも作って、そっちへ移住すればいいじゃないか。壊すのは自分でやるより敵に壊させたほうが経済的だぞ。なにしろアメリカは戦災でやられてなくて工作機械が古いから、日本やドイツにやられちまった。だから爆撃してくれて、日本は助かった面もある。復興のために総需要が拡大したし、工作機械が全部あたらしくなった。おかげで競争力がついて、世界世界第2位の経済大国になった。そうするために作ったもの買ってくれたんだから、お前のとこはかなりお人よしだ、といったら怒ってましたが、このことには一面の真理があると思います。とにかくアメリカが消費してくれるから、日本にかぎらずいろいろの国がうまく存続してるんで、いやな国だけどないと困る。


今日の夕飯はなんじゃろ? お名前: hirob_pさん [2004/02/12] No.1164
>ナントカ民主主義人民共和国
…仕事中にちょっと笑ってしまいました。

>スイス
平和と兵役義務とはあんまり関係ないのですね。スイスのお話を伺ってナルホドと。以前どこだかでスイスの海軍?とか、高速道路が戦闘機用の滑走路?だとか聞いた気がします…??

>EXAKTA66
羨ましい! 私は巻上げが壊れたペンタコン6を使っています(まだたったの2ヶ月ですが)。EX66はそのような問題は無いそうですね。120mmのCZJレンズがとても気に入りました。80mmは余り良さが分かりません。EX66の標準レンズはシュナイダーだそうで、CZJとはレンズ構成も違うらしいので興味ありますが、売っているのも見た事が無いし、作例さえ殆ど目にしません。

>カゼが直ってよかったですね。
有り難うございます。実は上司にうつしてしまい。今日はお目付が居ませんでした…快適快適。

>soft(に余り関係無い話)
フィルターって余り使わないので全然分からないのです…。ソフトレンズってレンズもありますが、そもそもソフトにしたいという欲求が今まで湧いた事がありません…だからフィルターを使いこなしている方を見ると本当に写真好きなんだなぁと感じます。で、記念スナップを他人のお願いする時にカメラマニアっぽい人を捜してお願いします。そうするととても勉強になるんです。なかでも、フィルターを沢山使っているような人が居れば、その方に頼みます。結構、無茶なスプリングカメラとかでも快く応じて下さるように勝手に思っています。そして、何より、突然もの凄い近づいてきて写して下さったり、寝ころびそうな位に低い位置から写して下さったりと各人とても個性的に感じます。。。。全然softに関係無い話でした。14日はどんな方が居るかな??


平和日本 お名前: telefunkenさん [2004/02/12] No.1163
hirob_pさま
自民党
内部では自由でも民主でもないのは、ナントカ民主主義人民共和国という名前の国に限って民主主義でもないし人民が圧迫されているのとおなじことです。
兵役義務
は無い国が珍しいし、スイスなんかは永世中立を国是にしてるので戦争したことがないのに、ちゃんと男子には兵役義務があるから、平和であることと兵役義務はあんまり関係ないと思います。男性のマークは丸に矢印ですが、あれも盾と槍をあらわしてるので、兵役は男につきものですね。
暴走族の落書きでも殉忠報国とか必殺とか菊のご紋とかありますから、若い人の中には戦争にあこがれる人もいるんですね。小泉さんも戦争を知らないから、軽く見てるトコがあるんでしょう。戦前や戦中の職業軍人でも戦争がきらいな人は多かったです。みな誰でも死ぬのはいやですからね。
中判SLR
ぼくはEXAKTA6x6が好きで使っています。Kiev88はもっていましたがいまは持っていません。
カゼが直ってよかったですね。


soft お名前: telefunkenさん [2004/02/12] No.1162
Masyaさま
そうですか。中央部の効果が弱いーー。うーん。難しいものですね。でも一応ふわっとしてるなら、成功ですよね。おめでとうございます。
湯島天神
最近行ってないなあ。梅の満開のときに行って見ます。年寄りくさい? だってホンモノの年寄りだもん。合格祈願の絵馬を尻目に制服発注っていいですね。川柳っぽい。
km
たしかに音で逃げますね。うーむ。
後楽園
これも長いごぶさた。こんど行ってみます。
左ト全
ナツカシイですね。あの人の若いときのシャシンって見たこと無いんだけどーーー。若い時が無い? そんなバカな。
紀元節
誕生日はいいですね。
メジロ
風見鶏の親がメジロ。はっはっは。初めて聞きました。いいネタですねえ。
ゲバゲバ
やっぱりGewaltの意味でしょう。ゲバゲバ90分とかありましたから。


ぜんぜん分からねっす… お名前: hirob_pさん [2004/02/12] No.1161
>兵役義務:
そう思われますか。こう話を伺うと私の育った時代のこれまでの日本が如何に平和であるかを感じます。私と同じように総理も戦争を知らない世代なんですもんねぇ…。

>いまの自民党も党だから似てるんじゃないですか:
そういうものですか…「自由民主」という名前なのに、党内では自由権が認められない…??何だか変な話に思えますよね。

>かぜ:
金井さん有り難うございます。11日が何の休日なのかなんて考えることもなく、グーグー寝られたお陰で直りつつあります。普通のインフルエンザだったようです。鳥のやつでなくてよかったです。

>モスクワ5:
割合安価な為、割合良く見かける為、アダプターがあるものを。より綺麗なものを。などと考えていると何時まで経っても買えないで居ます。

>日本国の誕生日
とっても分かり易い!

>梅は一〜二分咲
先日行った所は未だ一分咲以下とう感じでした。14日は浜松まで足を伸ばしてみようと思っています。カメラは頑張って中判SLRを持って行こうと思っていますが、義父母が一緒なので何だか気をつかいそう。美味いもんを鱈腹ただで食える代償です…(なんて)。


ズ...? ズビズバァ〜パパパヤァ〜(古いなぁ、左木全!) お名前: Масяさん [2004/02/12] No.1160
Привет

建国記念日:
モスクワへの説明が面倒なので「日本国の誕生日」と言っています。返事は大抵「誕生日おめでとう、日本!」です。

昨日は湯島天神へ梅を撮りに行ってきました。日曜くらいから「梅まつり」が始まっていて、色々な催しも見れて楽しいです。
梅は一〜二分咲という感じです。息子と一緒に出かけたのですが、満開の時にもう一度撮りたいって...相変わらず年寄りくさい...
フィルムが残っていたのでЗенит312mにЮпитер21мで撮っていました。Индустар50-2にUVフィルターとラバーフードをつけたので試してみたかったのですが結局使いませんでした。
合格祈願の絵馬を後目に制服の発注に近くのデパートへ。(イヤミだな〜)

今度は小石川後楽園で黄門様のお庭の梅まつりだ!

ソフトフィルタ:
Юпитер9にソフトンを付けた結果ですが、このフィルタって広角レンズや標準で絞り込んだりするとソフト効果をもたらす水滴のような部分が写り込んでしまいます。
んで、4〜5.6で撮っていたのですが周辺に効果が現れて中央部分は何か効果が弱そう...確かにふわっとした感じはありますが...私のフィルタは52mm用でアダプタを介せば49mm径でも使える...49mm径のLマウントレンズはЮпитер9しかなかったので。
今度はГелиос44(58mm/f2)で使ってみようと思います。

レリース:
レリースを取り付けることができないデジカメやコンパクトカメラ用のアダプタがありますが...kmだと音で逃げちゃいません?

鳥(?):
昔、風見鳥(中曽根康弘、首相当時)の親は誰か?目白(田中角栄)だろっという漫談を思い出しました。
タイトルの続きではありませんが、♪やめてけれ、やめてけぇれ、げばげばぁ〜(っとコレ、ゲバルトの意味でいいのかなぁ)

Пока


紀元節つづき お名前: telefunkenさん [2004/02/12] No.1159
明治神宮での勉強会はぼくにはナンセンスとしか思えません。中曽根内閣のころ、あるときホテル・オークラのトイレで用を足してたら若い男がはいってきて個室のなかなどを覗いてきょろきょろしてる。忘れ物さがしにしてもおかしいので、怪しいやつと思っていたら、でかいオヤジがはいってきて隣で用を足しだした。ふと見ると中曽根なので、『総理じゃないですか』と声をかけると、『うん、泳ぎに来てるの』といってました。あすこのスポーツクラブに来てたんですね。中曽根とはしたがって連れなんとか仲間なんです。でもあの男のいうことはどっか一本ぬけておる。むかしの国士〔たとえば北一輝、近いトコでは赤尾敏)というのは、もっとリクツがしっかりしておった。

ContarexSEとかだと自動間歇撮影装置があるんですが、RolleiSL2000Fや3003には手動式のがあったと思います。国産だとニコンなんかにはありそう、
そういえばZenitKMなんか理想的ですが、ケーブルレリーズが着きませんね。付くように設計できたはずなのに、設計者に想像力が不足してたのかも。


紀元節 お名前: telefunkenさん [2004/02/12] No.1158
水戸藩の藤田一正が使ったのは推古帝より以前に使われていた元嘉暦だそうです。アメリカみたいな新しい国は別として、伝統のある国では建国日については文字に書いた史料がないのが普通ですから、神話や伝承によって決めているケースがほとんどだと思います。また文字の無い時代はいまでいう神話や伝承がそのまま最善の史料だったと思われます。


紀元節は何もなく終了 お名前: 管理人(金井)さん [2004/02/11] No.1157
紀元節:
 telefunkenさま、ご説明ありがとうございます。
 神武天皇の即位日は神話でいいかげんに定められているけれど、当時どのような暦でその日となっていたかについて、決まりは無かったので、いいかげんに適当な暦で神話の日を逆算したら、現在の暦の2月11日になったと言う事ですよね。
 寄って立つ理論はいいかげんなのに、計算だけはやたらと詳細で、出てきた結果はいいかげんに決まっているけれど、国民を煙に巻くには充分……現在も、このようなまやかしの計算は頻繁に行われています。

日露戦争を学ぶ会:
 中曽根氏は明治神宮・靖国神社・日露戦争などから、学ぶ事がたくさんあるのだと思います。でも、紀元節生れの民主党元党首(由紀夫さん)は明治神宮で日露戦争から何を学ぶのだろう。
 日露戦争は紀元節を意識して開戦したのだろうか。

ヒヨドリ:
 最近ヒヨドリがベランダに来ます。折角だから写真を撮りたいのですが、どうすればよいのでしょう。ガラス窓を開けるといなくなる。リモコンレリーズなどロシア物には無い。それに、1ショットごとに手動で巻き上げるのも大変なので、Zenit-kmだと良いのですが、このカメラにはケーブルレリースもつけられない。


やっと お名前: telefunkenさん [2004/02/11] No.1156
手に入れました。今届いたのですが、チャイコフスキーとシベリヤ物語、両方ともソビエト映画の傑作です。チャイコフスキーはハリウッドで大成功したドミトリ・ティオムキンがモスクワに6年間通って作った70ミリの大作で、ソビエト劇壇の最高の俳優、インノケンティ・スモクトノフスキーがチャイコフスキーを演じ、マイヤ・プリセツカヤが共演、演奏はレニングラード・フィルで指揮がゲンナジ・ラジェストヴェンスキ、ボリショイ・バレエとオペラ団も参加という豪華キャストです。シベリヤ物語〔Skazanie o Zemle Sibirskoy)のほうは封切り当時に4回ぐらい見ましたが、プラハ国際コンクールで一等の名画で、今回は検閲で削除された部分〔流刑人の歌などの部分など約13分)が復元された完全版です。
これで紀元節の楽しみが増えました。


紀元節 お名前: telefunkenさん [2004/02/11] No.1155
神武がカシワラの宮を作った紀元前660年1月1日を、まずグレゴリオ暦に換算して、その年の旧暦の1月1日にあたる日を探したら、1月29日になったそうですが、旧暦のほうが正しいという認識が一般化するといけないので、これをやめて、水戸家の大日本史の編纂やってた藤田一正〔まだ明治になっても生きてたらしい)に神武の即位日を新暦で算出させたら、2月11日になったんだそうです。いちおうちゃんとやってるんですね。
Kiev5は、Zeiss IkonがRF Contaxを作り続けていたら、こうもなったか、というカメラで、カメラ進化論的には正しいと思います。人気がないのは日本人のカメラファンにロリコンが多くて〔バルナックライカの呪縛おそるべし)、ちっちゃいかわいいものが好きだからで、ライカでもM5が毛嫌いされたのと同じだと思います。
ウグイス色というのは、実はメジロ色で、二つはいいかげんに使われていたのでしょうか。メジロを見てウグイスだと思っている人が多いのかも知れない。実はぼくもそのクチで、いい加減なんです。
ちょっと遅くなりましたが、節分の行事をひとつ。
節分の夜、5,6人でおなじ衣装を着て、ナマコを細い縄で縛って、アッチこっちの家に行って、『うごろもちはうちにか、とらごどんのおんまいじゃ』と言うんだそうです。うごろもちはもぐらもち、とらごは虎子で、こうやるとその年は訪問された家ではモグラが暴れなくなるという、江戸時代の上方の風習だそうです。モグラはナマコがこわいんですね。むかしの家ではモグラが暴れると建築に問題が出たのでしょうね。
中曽根のバーコード〔いや、いまはもうつるっぱげだっけ)のやることは不可解で、よくわかりません。いまごろ日露戦争から何を学ぶか。それに明治神宮へ行くという発想がダサい。
イラク派兵はまちがいなく、いつか来た道に日本を向けるでしょう。ぼくはそのころは生きてないだろうから、ルイ15世〔?〕みたいに、Apres moi le deluge、朕亡きあとは大洪水、あとは野となれ山となれ、いやいや、そうはいってられない。でもどうする?


くーもにそびえる、たかちほのー お名前: 管理人(金井)さん [2004/02/11] No.1154
 今日は紀元節。

 紀元節は、明治5年、神武天皇が即位した日として定められています。しかし、2月11日とする根拠は、特に何もなかったと思うのですが、なぜ、2月11日が紀元節になったのでしょう。いいかげんなでっち上げ?。
 神武、綏靖、安寧、懿徳、孝昭、孝安、孝霊、孝元…(あとは知らない)

Kiev5:
 telefunkenさま、グバス氏にわざわざお訪ねいただきありがとうございます。グバス氏が、キエフのおもしろいバージョンと言っているものに、キエフ5を加えている点、気に入りました。
 キエフはコンタックスの移転に始まりますが、Kiev2,3,4,4a,4m,4amはコンタックスとそっくりなカメラです。ところが、キエフ5は、だいぶ違ったカメラになっています。特にファインダーが全く違っています。
 キエフ5は使用上の便利さから見たら、これまでのキエフを大きく改良したカメラなのですが、人気が無かったのでしょうか、製造台数も製造期間も短命に終わっています。やはり、コンタックスと似ていないところが、いけなかったのかなー。

メジロ、ウグイス:
 ウグイスもちって、メジロの色で、ウグイスとは違うんですよね。不思議です。

日露戦争:
 昨日は日露戦争開戦100年の日だったためか、中曽根康弘氏・鳩山由紀夫氏ら自民・民主有志議員が「日露戦争を学ぶ会」(仮称)を発足させ、明治神宮にそろって参拝したそうです。明治神宮で日露戦争から何を学ぶのでしょう。
 日清・日露戦争の勝利が大陸侵略・軍事大国化のきっかけになっています。後世の人たちに、自衛隊イラク派遣が日本の軍事侵略・軍国化に繋がったって言われるようになったらどうしよう。「私にはアリバイが無い」

かぜ:
 hirob_pさま。風邪はよくなりましたか。働きすぎのあとは、ゆっくり休むのがよろしいかと。モスクワ5は安価に入手できると思います。ブランドバックより、だいぶ安い。でも、同じように役に立たないって言われるとつらい。



党の路線 お名前: telefunkenさん [2004/02/10] No.1153
ドイツ語でパルタイ・リニー(Partei Linie)英語だとパーティ・ラインは、鉄の規律の戦前の共産党なんかでは、ゼッタイ反対は許されない、というのが通例でした。いまの自民党も党だから似てるんじゃないですか。創成期のソビエトでも、党の路線に反することはただちに粛清の対象になったでしょうね。
レーニン
ロシア・ソビエト映画史を読んでいたら、アメリカの前衛舞踏家のイサドラ・ダンカンが、イロイロ攻撃を受ける古いヨーロッパを離れて、自分の理論にもとづいた学校をソビエトに作りたいというメッセージをレーニンに送ったのですね。レーニンはこれを受けて、ソビエトに招待して公演させ、彼女はスラブ部曲などの最後に創作舞踊のインターナショナルを踊ったら、レーニンが感動して、『ダンカン、ハラショー』と叫んで立ち上がって、自分でインターナショナルを歌い始めたそうです。ぼくはレーニンのこういうとこ、大好きなんです。スターリンってこういうのやら無いでしょうね。粘液質で、無感動な感じだった気がする。


徴兵制 お名前: telefunkenさん [2004/02/10] No.1152
hirob_pさま
いや、まったく、冗談ではありません。ぼくの生きてるあいだになるかどうかは疑問ですが、スイスみたいな兵役義務というのはいつか将来ではありえますね。少子化が進むと、いまみたいな志願制で自衛隊に行く若い人はどんどん少なくなるでしょうし、いっぽう隊員の需要は拡大するでしょうから、いずれはそうなる可能性はあると思います。日本人はもう十分に生活程度が高いし、社会資本も充実していますから、内需拡大はすでに限界でしょうし、工業製品の輸出もどんどん品質がよくなる韓国や中国製品にくらべて競争力が落ちてくるでしょうから、恐慌を避けるために消費を増やす方法は、やっぱり大量破壊しかないわけですね。ヴェ・ヴァルガでしたかが言ったように、資本主義は自己再生産のためには最終的には戦争へ転がり落ちるしかないのでしょうね。古代のピラミッド建造や万里の長城つくりは、あんなものの象徴性や実用性を考えていたのではなくて、公共投資による景気浮揚策だったのでしょう。ヒトラーのアウトバーンつくりも同じですね。
ローマの奴隷〔という言葉が悪いけど終身雇用の使用人)は週4日労働制だったそうですから、あとは闘技場でも作って遊ばせるより仕方が無かったでしょう。パンとサーカスさえ保障しておけば政治は安泰というのは皇帝や元老院の知恵ですが、サーカスという三次産業がそれほど重要だったことがローマのレベルの高さ〔海外領土の搾取による富の集中の大きさ)を示していると思います。誰もローマの国土を定義できない。条約相手の5千あまりの都市国家とむすばれた道路の総延長がローマなのだから、というのを読んだことがありますが、いまのハイウエーは、ローマのものと基本的にはおなじ構造だそうです。戦車が走れるということがローマ時代の道路の絶対条件だそうで、有事のときにすぐ駆けつけるんでしょうね。いまのアメリカみたい。


相変わらず…ズルズル お名前: hirob_pさん [2004/02/10] No.1151
日露戦争:
最近このニュースが多いなぁと思っていたら今日が開戦日だったからなのでしょうか。下記は昨日のニュースです
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040209-00000158-kyodo-int

低感度フィルム:
私も好きです!感度25にする撮影は今度試してみますね。ネガブローニーは160が多いですね。何でなんでしょうね? VCメーターを使っているのでヘンテコな感度は何となく心地良くないです。

>アグファのオプティマ
135mmでしか使ったことが無いけど…今度使ってみよ。

>いつかはまた始まる、いや、始めるでしょう
超攻撃的経済のアメリカに諂う政策にはかなり違和感を感じますが、イヤですね。TVで誰だかが「自衛隊の国外活動可→次第に自衛隊員不足→徴兵制」となるとか極端な事を言っていましたが強ち否とも言えないですね。タガを外すような政策決定をしたのに、賛成しなかった加藤さんは自民で役職3ヶ月停止の懲罰だとか…なんで罰が加えられるんだか…??グループに属すると否と言ってはいかんのか??


Kiev お名前: telefunkenさん [2004/02/10] No.1150
金井さま
前回おたずね(ちょっと過去の掲示板を探したのですが、番号が判りません。すみません)の、Gubasが面白いと思うKievは、やっと旅行から帰った返事によると、いちばん最初のタイプとKiev5型だそうです。留守のあいだに150もメールが来てるので、カンタンな答えしかできなくてすみませんと書いてありました。
そうでしたか、日露戦争の始まりですか。おなじように極東を狙うロシヤに、イギリスに後押しをしてもらって勝って、韓国に対する支配権をみとめさせたのだと思いますが、これ足場に中国に対する侵略を考えたことで、おなじように中国を狙う英米と対立したのだから、日露戦争に勝った瞬間に、大東亜戦争は用意されていたんですね。どうせ資本主義というのは大量消費がイノチで、大量消費なしの恐慌か、大量消費の戦争かしかないのですから、日本が資本主義を続けて恐慌を嫌う限り、いつかはまた始まる、いや、始めるでしょう。あとから振り返れば、イラク派兵がその遠い糸口だった、ということにならなければいいんですがね。


寝た子を起こしている!? お名前: Масяさん [2004/02/10] No.1149
インプレッサ50:
私、低感度フィルムが好きです。数年前モスクワで使ったのですが何かアンダー気味。何かで読んだのですが感度を25に設定すると良いということで昨秋25にしてМосква5で紅葉を撮りました。
25の方が良さそうですね。
先日、ヨドバシカメラでフィルムのカタログみたいなものを貰ってきましたが、感度100のブローニー(ネガ)フィルムって少なくなりましたね。フジのリアラとアグファのオプティマくらい?

団体旅行:
今はモスクワやボストン以外あっちこっち行く気がないので、団体で旅行することはないと思います。っが! 国内旅行であれば団体の方が便利で安い(交通機関や宿の予約を含めて)と思います。
今春はそういうツァーを使って桜の撮影に行こうかとも考えています。はとバスで都内の桜を巡るのはパス!  
海外で見かけるのがイヤなのですが、パリ行きのアエロフロート(いつもコレ)で団体さんが一杯いる時ってエコノミーのチケットでもビジネスクラスに廻されることが多いので、こういう時は歓迎です。
あっセッテヴェロ、最近創刊された鉄道誌のCMで掲載されたページがでますね。私の記憶もあやふやなのでセッテベロかもしれません。

食べ物(名物):
旅行パンフレットを見ていると昼食に豪華な料理付なのですが、こういう時って食べている時間があれば一枚でも多く撮りたいと思ってしまいます。
でも名物料理ってデジカメで撮ってモスクワに送ってるんです。そしてさっさと食べて(サラリーマンの悲しい習性か?)撮影に向かう...風情がないなぁ...我ながら。
だから、鳥のあたま?カシラ?となります。冗談です!撮影している時も風情を感じるようでなくては!

日露戦争:
昨日ニュースで日本海海戦で沈んだ戦艦の慰霊祭がウラジオであり、モスクワでも日本大使が献花したというニュースを見ました。
これまた、友人達と絶対に触れない話です。

明日は都内で梅の名所をと考えています。Зенит312мは撮り切っていないので決定ですが、4Kのテストしようかどうしようか...Москва2は広い所で満開でないとなぁ...テストはまだ...

では、よい紀元節を!(ナンジャ、ソリャァ)


日露戦争 お名前: 管理人(金井)さん [2004/02/10] No.1148
 今日は2月10日です。ちょうど100年前、日本はロシアに宣戦布告し、日露戦争が始まりました。


ズルズル…ゲホゲホ… お名前: hirob_pさん [2004/02/10] No.1147
春の話題が多くなりましたね。
日曜日に暢気に梅の開花を探しに行ったら
風邪を拾ってきてしまいました…。

ここで買って以来まだ一度もフィルムを
通していなかった69蛇腹を使ってみました。
冬の午後は独特の色景色で、古いレンズでは
カラー写真が巧く撮れないことが多いように
感じます。と思いながら…コニカのインプ
レッサ50で撮ってきました。どうかな。

少し忘れていたけど、モスクワ5が欲しい…。


たべもの お名前: telefunkenさん [2004/02/10] No.1146
Priviet
うわ、Masyaさま、甘いものお好きだったのですか。これは失礼しました。なんでそんなふうに思い込んだんだろう。だとすると、メジロでなくても小鳥のアタマ後ろから見るとウグイスもち説に同感してくださいますよね。特にセキセイとかの緑で黄色の混じったヤツなんか、キナコ振りかけたみたいなのがいる。食い物つながりで、京都でお奨めなのが十二段屋のせいろごはん。うなぎを細かく裂いたものをごはんにまぶしたものが、蒸篭蒸しにしてあって、大きい玉子焼きがついてるのです。これがめっぽううまいのですが、税込み1580円ですから安い。場所は祇園花見小路をミナミにはいる、ということは祇園の石段を向いて『一力』〔大石内蔵之助があそんだ御茶屋、壁が赤い)の角を右に入って、150メーターぐらい行った左側。木曜定休で電話が075-561-0213です。
民速問題は日本にも戦前からありましたし、部落出身の人とか朝鮮半島生まれの人にたいする差別は露骨でした。台湾出身の人にたいしてはそんなでも無かったから、偏見というのはいいかげんなものです。朝鮮も台湾もそのころは日本の一部だったので、身の回りにはかなりの数のそういう人がいました。
いまは偏見がなくなったのではなくて、表面を偽善的に飾っているだけですから(女中さんをお手伝いさんと言い換えるたぐい)、よけいいやらしい。
でも民族による差別なんか気にしてたら、多民族共同体であるEUやロシヤやアメリカでは生きていけない,というのが,少数民族やユダヤ人のひとたちの気持ちでしょう。日本はそんな意味ではかなり特殊な国だと思います。イギリスなんか島国ですが、大英共栄圏の首都だし、王様はインド皇帝をかねてたりしたから、かなりむかしからいろんな民族でにぎやかだったそうです。日本も戦争に勝ってたら、いまごろは多民族国家で凄いでしょうね。シンガポール占領したときに、和平交渉の話があったらしいのですが、そこでやめときゃよかったですね。でもイギリス国王というのは、もとをただせばハノーバー国王の兼務ですから、あんまりデカイ面できない。とにかく白人を東洋から追い出すのが、日本の敗戦で50年は遅れましたね。話がえらい遠くまできちゃいましたが、もとはなんの話だっけ。
明日行くなら、関西なら樫原神宮〔神武天皇が祭ってある。字が違うけど変換で出ない〕でしょうが(?)、東京ならドコだろう。むかしは紀元節で、学校へいちおう集まって紅白のお饅頭もらってかえりました。むかしは何かってえとすぐ学校で饅頭だしたんです。饅頭屋と文部省が結託してたのかなあ。江戸時代のお伊勢参り。勝手に抜け出して無銭旅行やるってえの、雇い主も許すんでしょ。アレってどういう心理なんでしょうね。お伊勢参りにタテツイタラ、罰があたるという気持ちなんでしょうか。
ナルホド、アポストロフィーにするんですか。ご教示ありがとうございました。
ロシヤ語でいちばん不可解なのはこれらの二つのznakです。
ラーヤチまたはラーイチですか。覚えておきます。
団体旅行、いいですね。ぼくもサラリーマンやめてはじめて家内と団体旅行ゆきましたが、こんな楽な旅行があるのか、という感じでした。
サラリーマン時代は、ぼくはほとんどいつもエライ人のお供だったので、一流ホテルやレストランはありがたいんですが、各国の関係会社が組んでくれる歓迎行事などが盛りだくさんで、おつきとしては気が抜けないのです。それと歓迎行事から抜け出すおしのびのヴェニスゆきで、事故の影響でミラノ駅で6回ほど例のセッテヴェロの出発ホームが変わったのをスピーカーでながされてたときは、あせりました。
団体旅行、もう一回行こうとウチの奥さんが。でも今年のWienやMoskvaは団体はムリでしょうね。
Nu poka、



明日はどこへ行こうかな? お名前: Масяさん [2004/02/10] No.1145
Привет
A−(エー)!私、甘いもの好きですよぉ〜。お酒飲めないしぃ。
でもムチャクチャ甘いのは...ロシア製チョコレートはかなり甘い...Красный Октябрь、名前はいいんだけどなぁ(赤い十月!)

民族問題:
表にはしませんが民族問題ってあると思います。
ワレリー達の会社の社長はグロズヌィ出身のロシア人(米国在住)、ハバロフスク近くに強制移住によって作られたユダヤ人居住区があります。私の知り合いの一人がここの出身かもしれない...
Москва5を日本に持ってきてくれた友人はカザフスタン出身のロシア人(月末に私が載った新聞を持ってきてくれるそうです)であったり、彼女の叔母さんが択捉出身(でもロシア人)だとか。
能天気にロシア人と付き合っていますがロシア人であっても民族についてはデリケートそうなので話しません。シリコンバレーのオフィスなんて多国籍でこれはこれで面白いんですが。

撮影お断り:
名前を忘れましたが月島の赤い橋から見た光景が良いのですが、「撮影禁止」の立て札を見たことがあります。

川越:
一昨年の秋以来行ってないのですが五百羅漢を撮りたいです。会社からやや近い所にも羅漢があるのですが昼休みには行けないです。

メジロ:
習性が分からないのですが、桜の蜜(?)や毛虫を好むのか2羽が木から離れませんでした。望遠で追っかけていれば必ず撮れます。

ナイル川クルーズ:
団体旅行なので食事を除いて日本的になると思います。毎年海外に出かけるのですがいつも団体旅行なんです。

лаять:
аにアクセントがあるのでラーヤチになります。アクセントがないяとかеって"イ"って発音されるからラーイチかも?
ьやъは"'"になります。ですからлаятьは"layat'"と書かれます。でもこの変換って人によって違います。昨年の息子の写真部の友達にъについて聞かれ、ちょっと慌てたことがありました。

Пока


テレビ番組 お名前: 管理人(金井)さん [2004/02/10] No.1144
 2月11日 10:30〜11:25 テレビ朝日で「第18回民教協スペシャル 流転 追放の高麗人と日本のメロディー 民教協SP流転!壮絶な民族追放軌跡と日本の歌 語り竹下景子」があります。

 タイトルだけを見ると、ロシアとは何の関係も無さそうですが、大富亮氏のチェチェンニュースによると、

”朝鮮から沿海州、カザフスタン、そして南ロシアへ、100年の数奇な運命をたどった高麗人たち。そして、それに続いたチェチェン人たちが、一部に登場する。「強制移住の時には、女、子どもや老人までが、ロシア人に棍棒でもって家畜のように追い立てられました。貨車の中では、死者が出ても、墓をつくって弔うことは許されず、死体を車外に投げ捨てさせられたんです」少女時代に強制移住を経験し、60年後の今再びチェチェン戦争によってカザフスタンに避難してきた老女、ハワ・ナガーエヴァは、番組の中でそう語る。”

だそうです。

 大富亮氏のチェチェンニュースの論調は、民族を絶対視し、諸民族の平和共存の努力を否定しているようで、賛成しかねます。
 チェチェンはチェチェン人だけの土地では有りません。まして、チェチェン山岳人だけの土地であろうはずはありません。

 テレビ番組の内容は、チェチェンゲリラの行為に精神的支援を与えるものであるのか、全然関係ないのか、知りませんが、一応、紹介します。


そう、スミレですぅ お名前: telefunkenさん [2004/02/09] No.1143
やっぱり日本は占領下に在るんです。第一生命を見るとぼくなんかいまだにあっGHQと思います。抜けないですね。焼け跡と闇市と靴磨きがなくなっただけの変化?
お目目ちゃん。何とかわいらしい!ますますメジロが好きになりました。向こう向いてるとアタマがウグイスもちみたい。これは金井さまには判るはず。Masyaさまは甘いものはダメというイメージなので、どうかな。ビエラグラスカ万歳。
ラヤーチ、でよいのですか。ちなみに最後の硬音符はromanizeするときは見捨てるのですか?
旧かなだと、べうべう、ですかね。ほーら、かわいいべうべうチャン、ってなんだかコワイ感じ。
例の迷彩服のだんなのおかげで、月島から佃にかけての路地は撮影お断りの看板が多いとか。
おお、ナイル川クルーズとは優雅な。イギリス趣味ですね。うらやましい。
そうです。あの和尚さんです。いつも早田カメラにいるので、外から見てもすぐ判ります。
奈良はたしかにお寺は離れていますが、あのくさっぱらを歩いているとあんまり苦になりません。
山寺春ヲ尋ヌレバ、春ハ寂寥。(さんじはるをたずぬれば、はるはせきりょう)




お名前: 管理人(金井)さん [2004/02/09] No.1142
 勤務場所を1Fから3Fに移したら、米軍基地が良く見えます。木が一本も生えていない、広大な基地を見ていると、日本はいまだ占領下にあるような気がしてます。

 昨日は川越に行って漫然と写真を撮っていました。Zenit-3M+Industar-24M(105mm),Mir-1(37mm),Industar-50(50mm)。
 Industarってテッサータイプなので、標準かそれ以下の焦点だという気がするのですが、Industar-24Mは望遠です。現像が上がっていないので、レンズの描写はまだ分らないのですが、このレンズは製造数が少ないところを見ると、あまり良くなかったのかもしれない。
 帰りに、亀屋で最中買いました。

 新大宮バイパスの信号機はLEDになっていました。見やすい。青色LED特許訴訟の一審判決が出たばかりなので、ちょっと気になりました。

モスクワテロ:
 Масяさんのお友達に被害者はいなかったとのこと、一安心です。
 満員の地下鉄でサリンを撒いた人たちには、続々死刑判決が下っています。満員の地下鉄で爆弾を爆破するテロも、理屈では想定できたけれど、現実にそんな無意味なことする人はいないだろうって言われていたんですよね。ついに現実のものになってしまった。

メジロ:
 メジロは狙って撮ったのですか。どちらにしても難しい。よく撮れますねー。
 野鳥を撮っている人って、迷彩服が多いと思います。でも、ベストに無精髭は、いないな。

京都・奈良:
 最近、どちらも行っていません。以前は、仕事で、京都駅周辺の会社に行ったり、近鉄奈良駅からタクシーでちょっと離れた会社に行ったり。あー、風情がない、情けない。。。


すみれのはぁなぁ〜さぁくぅころぉ〜ですか! お名前: Масяさん [2004/02/09] No.1141
メジロ:
気に入っていただけてよかったです。普通目は「глаз」なのですが「глазка」だと可愛らしい言い方で「お目々ちゃん」かなぁ。(「メメ」じゃつげ義春の代表作のクラゲみたいだ。)
だからメジロ"бероглазка"は「白いお目々ちゃん」という感じかな?

宇宙犬として有名なライカ(лайка)ですが、もともとはлаятьという"吼える"という動詞から転じたようです。日本語で言ったらホエルコってこれじゃぁポケモン!「わんわん」や「わんちゃん」という感じでしょう。
ちなみにロシアで犬は何となくか知らないんですぅ...

犬のなきごえと言えば...狂言では「わんわん」ではなくて「びょうびょう」と言うそうです。
某狂言師のお宅では犬を見ると...「ほーら、可愛いびょうびょうね」ってなるのだろうか?って誰のネタだったかな。

奈良:
吉野の千本桜! 家内が結婚するまで毎年法隆寺の夏季大学に参加していて奈良の方がいいと言います。私、中学校の修学旅行以来行ってないんです。
奈良のお寺って結構離れたところにあるんですよねぇ。

下町!:
佃というより月島界隈が息子は好きなんです。実は路地を撮るのが好きなんです。
今の所月島の路地が理想なようです。

船旅:
私なんかせいぜい葛西臨海公園まで荒川のクルーズがいい所で、11日から両親がナイル川のクルーズに出かけます。アガサ・クリスティか!

和尚さん:
よく雑誌に載る早田名人のマイナス一番弟子(師匠よりも威張っている)という方でしょうか? 私の大学の時の先生も写真好きで浅草寺の分院(というのかな?)に住んでいました。


さくら お名前: telefunkenさん [2004/02/09] No.1140
Masyaさま
SKD, ターキー、小月冴子、よかったですね。ぼくはヅカファンで、関西の甲風園にいたころ、すぐ近くなので、よく通っていました。阪急電車に乗ると、例の緑のハカマはいた生徒が乗ってるんです。阪神間はどくとくの明るいオークル系の土の色ですし、緑が浅緑ですから、電車の窓からの六甲の風景なんかもメルヘンチックでよかったなー。谷崎潤一郎がむこうへ住み着いた気持ちはわかりますね。海岸の砂の色が真っ白なので、松の緑が映えるんですね。西洋風って言うか、西洋崇拝の谷崎さんにはピッタリの風土。
西洋で思い出したけど、ロイド・トリエステという名前の船会社があって、すごく好きでした。ぜいたくな船旅、やってみたーい。戦時中、贅沢は敵だ、というポスターの敵という字の上に、素、という字を挿入する落書きしたやつがいて、もし現場を憲兵に押さえられたら、タダじゃすまなかったでしょうね。
この贅沢は敵だ、というコピーは、花森安冶さんの作です。戦後は暮らしの手帳の創刊者ですね。いつもスカートはいてた人で、べつにアッチ系じゃないんですけど、一代の才人でした。そう考えると、落書きで素敵と変更したのは、花森さん本人かもしれません。
『民都大阪対帝都東京・思想としての関西私鉄』という本を買いました。キャノンの永田徹さんという怪人に影響を受けたのです。この人にはフーリエ変換と逆変換で煙に巻かれて一本、いや、二本ぐらいやられました。いつも葉巻を吸っている変な人です。この人の東大での同級生にNさんという、これも怪人がいて、この人は東大の前に慶応の医学部と医科歯科大を出てる学校好きの変な人ですが、これが例の3千台のコレクターです。おそるべし。


撮影 お名前: telefunkenさん [2004/02/09] No.1139
ともだちと『さんちゃんの会』というのを作っていて、ライカM3での撮影会なのです。ぼくのはWienで3万円ほどで買ったやつでズミクロン50/2つきですが、Kiev4mにつけたJupiter 53/2と似た画質です。勝どきを渡って佃方面に行ったのですが、ばったり旧部下の人とあったので、例の佃の住人と会わないか、ひやひやしてたんですが大丈夫でした。ちょっと憂鬱な感じの日暮れのカワッぺりのいい写真が撮れました。僕はめったに撮らないので、写真が上がってくるのが感激なんです。といってもサービスサイズしかやらないんですが。カメラマンにはこういうわくわく感は無いだろうな。シロト万歳!そういえばアマチュアリズムを忘れちゃいかん、と東京カメラクラブの名誉会長(もと住職の有名な和尚)が言っておられましたね。そういえば早田カメラも行ってないなあ。伝法院通りも、むかし豆絞りの手ぬぐい買ってからご無沙汰。
KorngoldのDie Tote StadtのCDが注文後わずか3日でドイツから到着、そういえばツァイスの雑誌も電話かけてから3日で来た!いくら航空便でもはや過ぎないか?そうかと思うと地球半周したかと思うぐらい時間かかるし、中には濡れてきてお詫びのステッカーが張ってあるやつも。国際郵便っていったいどうなってるんだ?Die Tote Stadtはすなわち死都で、ローデンバッハの死都ブリュージュのオペラ化。
コルンゴルトの聖ヘリアーネの奇跡は、ナチ時代は退廃音楽として演奏禁止。べつにRichard Straussとそんなに変わらないのに、Straussのほうはドイツ音楽院の総裁として、1936年のベルリンオリンピックで振ってるから、エライ違いだ。
Masyaさま。目白の話、えらく気に入りました。ちなみにアフリカには人間を蜂蜜のあるとこへ案内する鳥がいて、人間がついてきてるかどうか、確認しながら休み休み飛ぶんだそうです。最近砂糖が安く入手できるようになって、人間がついてこないので、アナグマ(?)に乗り換えたとか。テレビでやってました。すごく賢い。ぼくは鳥が大好きで、携帯にも鳥のシールはってます。


さくらああ〈森山にあらず) お名前: telefunkenさん [2004/02/09] No.1138
Moskvaのお友達になにもなくてよかったですね。
目白が目白とは驚き! ジガ・ヴェルトフのキノ・グラースで目のことをGlazというらしいと思っていましたが、Glazkaでも目なんですか。
ブライアンのフェリーとイーノってなんで仲がわるかったんでしょうね。
グラム・ロックは大好きで、ロックの本筋という気がする。ボウイ、ボランがいなければ、その後のJapanもないし、土屋もないでしょうね。
新撰組がお笑い系というのは賛成。ぼくは見てないんですが、ちょっと評判悪いみたい。京都は花見時はどこへ行っても混みます。ただ京都駅から近鉄で30分ぐらいの奈良はお奨め。やっぱり混みますけど、気分が変わる。
Avalon好き。


さくぅらぁさぁくぅらぁ〜(SKD、古っ!) お名前: Масяさん [2004/02/09] No.1137
Привет

金曜のモスクワの事件、直ぐにモスクワの方にメールを買いTら中々返事がなく、写真と共にワレリーから...
写真送信の40分前に大学の体育館で彼女やセルゲイ、その他友人達とバレーボールをしていたそうでした。後で彼女からみんな影響はなかったと連絡がきました。
もっともあの時間帯じゃ出勤してないだろうなぁと思っていました。

桜:
昨日新宿御苑に寒桜を撮りに行きました。管理事務所近くの1本が七〜八分咲という感じで良かったです。Зенит312M+Юпитер21M/Гелиос44M-7(クローズアップレンズ付)にМир+Юпитер9(ソフトンU付)で撮ってみました。
やっとソフトフィルター付のテスト用機が撮りきったので今日か明日に効果がわかるでしょう。あっフィルムは勿論Agfa Vista!
私、週末にデジカメで撮った写真を毎週モスクワに送っているのですが、桜の枝にメジロがとまっている写真にコメントと書いていたら...
メジロってロシア語では"бероглазка"。 えっбероは"白"で"глазка"は目を意味する...日本と一緒じゃない!

新撰組:
脚本家、出演者から「お笑い系」だと思っています。
春、桜を撮りに京都へ行こうと思っていますが、息子が新撰組所縁の場所に行ってみたいなぁって、池田屋に油小路...んな血生臭いトコ勘弁してくれよぉ...でも混むんでしょうね。

ぶりちっしゅ・ろっく:
デヴィッド・ボウィは70年代、マーク・ボランのT-REXと共に築いたグラムロックの時代がいいですねぇ。「スターマン」はいい曲だったと覚えているのにどんな曲だったか...(覚えているとは言わんな)
私はやっぱりブラインアンと言ったらナリタ!じゃなくて、フェリィにジョーンズ! イーノはフェリィにRoxy Musicを追い出された。初期の退廃的なイメージも良いのですが、「AVALON」はもっとイイ!
The WHOってイマイチ日本ではメジャーにならなかったのに好きというミュージシャンが多いですね。KINKSもそうかも知れない。最近なんだったか曲がCMに使われていました。そうそう何かのCMで黒の革ジャン着てライトやミラーで飾り付けられたヴェスパって何考えとるんじゃい!

今度の休みは梅の名所をと思っています。
Киев4M、Зоркий3、Мирと昨年末買って来た物のテストが終わりましたが、Москва2にЗоркий4Kがまだ。スローシャッター用にと4Kを買ってきたのに1/8と1/15秒が不調...前に買った4Kもそのあたりが不調...4Kの特徴かな?
今度は何にしようかなぁ...

Пока


右傾化つづき お名前: telefunkenさん [2004/02/07] No.1136
かつて張作霖場爆殺事件というのがありました。関東軍が故意にテロを装って、軍事介入を正当化したのです。いまたとえば東京にテロを装う大規模な爆破事件などが起これば、戒厳令が敷かれ、憲法が停止されるでしょう。その隙間に何が起こるか、いろいろのことが可能性としてはあるでしょう。そういうことを防止する手段はありません。
ぼくは長期的には憲法は改正されると思います。占領中に戦勝国が決めた敗戦国の憲法は国際法的に無効ですが、そのこととは別に、あの憲法が理想主義的だからです。人類が生んだ最高の憲法だったワイマール憲法の運命が、それを予言しています。痛烈な理想主義は偽善だと解釈され、憎悪と反感と軽蔑を生むのです。そして賢明な日本人は、ワイマール憲法を停止したヒトラーのような人物の台頭を許す代わりに、おそらく先手を打って憲法の改正を選択するでしょう。もしそうなれば、それはそれがless worse、より少なく悪いからです。


右傾化など お名前: telefunkenさん [2004/02/07] No.1135
 ぼくはいまの時代は、戦後のリベラルなトレンドに対する反動が来ているのだと思います。大正デモクラシーのあとに、軍閥が勃興した、いや、勃興できた、世論がそれを許した、のと同じでしょう。いわゆる普通の国への志向というのは、いまより右よりのところに目標があるのでしょうし、正規の兵力があって、戦争も必要ならやるみたいな国でしょう。反ソ反共というのは、日独伊防共協定いらい、日本の権力が本気で、とうことは思想的な領域まで踏み込んで、そう思っていたかどうか、ちょっと疑問という気もします。なぜなら天皇を神聖化した軍閥は、実際は三軍の統括者、大元帥陛下として天皇を機関視して、ただ自分の権威付けに利用しただけで、天皇制を否定する思想は、自分の権威を否定するものになるから、都合が悪いと思っただけだという気がします。私有財産の否定なんかは,日本の国土に存在するすべては陛下からの預かり物という思想と、それほど距離がないという気がするのです。別にホントに天皇を尊崇する気持ちもなかった薩長が、幕府を朝敵に仕立てるために、天皇を利用したのと、軍部のやった天皇絶対視は、同じような気がするのです。つまり親幕派の孝明天皇暗殺説の背景にあるのは、いざとなったら天皇なんかなんとも思わないで利用するだけ、という権力ハンターの本質を見抜いた視点だと思います。そして反ソ反共も、右傾も、そのときどきの民衆の一部、オピニオンリーダーたちの気持ちに迎合する権力の擬態という気がします。ドイツ民族神聖ローマ帝国が千年ちかく続いたのも、ローマ教皇という絶対権者、民衆にすれば地上での神の代弁者みたいに見えたもののイメージを、うまく利用したからこそでしょう。
このように書きましたが、もちろんこれだけで片付くような問題ではありません。また時間を置いて、少し考えてみます。


「山田和夫」など お名前: 管理人(金井)さん [2004/02/07] No.1134
山田和夫:
 映画はあまり興味ないので、山田和夫氏の著書は1冊しか読んだことありません。telefunkenさんお勧めの「ロシア・ソビエト映画史」は読んだ事無いので、そのうち読んでみようと思います。

 山田和夫の著書で、唯一読んだことがあるものは「偽りの映像」(1984年)です。1970年代後半から右傾化傾向が進展しますが、そうした中、映画でも戦争を美化、あるいは戦争の犯罪性を隠蔽する映画が流行します。このような映画界の当時の情勢に警鐘を鳴らす本でした。
 当時の右傾化は、悪質な反ソ宣伝と一体化していました。私は右傾化の本心は反ソ・反共宣伝に有るのだろうと思っていました。その頃、自衛隊が海外派兵する時代が来るとは、とても想像できませんでした。だから、右傾化は手段であって、目的は反ソ・反共にあるのだろうと誤った認識をもったのです。
 今になって思えば、反ソ宣伝は手段であって、右傾化こそが目的だったんですね。
 
 自衛隊はすでに海外派兵をしてしまいました。人道支援の名のもとですので、戦争に行ったわけではありません。憲法改正や教育基本法の改正も政治の日程に上りつつあります。
 しかし、将来、自衛隊が軍隊に改組され、戦争を積極的に行う事態に至るとは、私には全く思えません。このような考えは杞憂だと思います。

 かつて、山田和夫氏の著書を読んだ頃、自衛隊が海外派兵するなどという考えは杞憂に過ぎず、平和国家日本がそのような事をすることは未来永劫ありえないと思っていました。憲法の平和原則を変えることも、民主教育の理念を変更する事も、絶対にありえないと思っていました。当時を振り返ってみると、私の考えは大間違いでした。
 そして、今、自衛隊の海外派兵は人道支援であって戦争ではないので、自衛隊の海外派兵に反対では有りません。多くの日本人も同じだと思います。

SMAP:
 芸能関係は苦手です。NHK大河ドラマ新撰組を香取慎吾が演じています。さわやか系かな。新撰組って、幕府に雇われた暗殺集団で、言論を暗殺で圧殺した人たちです。


モスクワの地下鉄で爆発:
 最終的な被害者がどのくらいになるのか分らないけれど、最悪の犯罪です。日本の地下鉄だって、こういったテロは防ぎようがないだろうなー。駅利用者を、空港のようにチェックするなど不可能だろうし。

>ちんたらちんたら
 は実態を表現したのであって、態度は違います。顔と態度と言葉は「凄く頑張って」ます。 


ふ〜終わったぁ… お名前: hirob_pさん [2004/02/06] No.1133
>ちんたらちんたら
ありゃりゃ…。。。私が見たのは売り物が知的財産しかない会社でしたので、成果を出さないと商品が無いらしく、とても頑張っているようでしたが…?立て前なのかなぁ。再生法30条ってやつですが、一応お国から指定されているらしいですが、お金は殆ど全部企業が払っていました。どういう仕組みなのかなぁぁ?

>作っている人たちは、どこが違うのか
>分らないと言っていました。
あれだけの技術力を誇りながら、見てくれや聞こえだけを売るようになったらイヤですねぇ。子供が生まれるまでに実はDV買うつもりなんですが…あそことここは止め〜た。実は画質は落ちますが、ツヨシ君が「なんじゃこりゃ〜」って叫んでいるのにしようと思っています。機動性に圧倒的に優れているから。でもメモリーは1GBのSDメモリーが5〜9万位だそうです(本体より高い…)。SunDiskの1GBのSDメモリーは3層スタックだそうで。シャープが実装構造を提供しているそうです!工場を海外に移さず頑張っているので応援したいです。

>さいきん太ったと共通の友人から。
…ふとったデビットって。パツンパツンの白いつなぎを着ているのを思い浮かべるのですが…イヤ〜そんなハズは無いです。まだ格好良いはずです。

古いフレンチポップや、イタリアンポップはとても好きです。こちらでは激安ファミリーレストラン(300円位で色々食える)で、サイゼリアというのがあるんですが、ここではいつも古いイタリアンポップスがかかっていて嬉しいです。おそらく小さい頃に父が聞いていたのが耳に残っているのだと思います。

ロシアの爆弾テロ、恐ろしいですね…。記事によると、東京並の地下鉄使用者が居る正解有数の地下鉄利用国のように書かれていましたが…。Масяさん心配ですよね。webカメラを久しぶりに覗いてみようぉ。


ロシヤ・ソビエト映画史つづき お名前: telefunkenさん [2004/02/06] No.1132
それといい忘れたていましたが、レーニンが革命後に、すべての芸術のなかでもっとも重要なのは映画だ、といっていたことも、この山田和夫氏の本で教えられました。山田氏は特攻隊員で復員後に東大を卒業されたようですが、ロシヤの革命史についても詳しい著述があり、ウイッテやストルィビンにも言及があるので驚きました。非常にまじめな本で、座りなおしてよまなければならない感じです。ちかごろお奨め(といってもぼくが知るのが遅かっただけで、1997年に出ている)の一冊です。


ロシア・ソビエト映画 お名前: telefunkenさん [2004/02/06] No.1131
リュミエール兄弟がクレムリンでニコライ二世の戴冠式を撮影したそうですが、これが世界最初のニュース映画だそうです。戴冠式の二日後、民衆の拝謁式があって、ケーキ、キャンディ、頭文字入りのコップ、ソーセージなどを肖像入りのハンカチに包んで民衆に配る予定で、50万人集まったそうですが、配り始めると大混乱になって、2千人の死者が出て、これを撮影していたリュミエールの社員はカメラを警察に没収されたそうです。(ロシア・ソビエト映画史、山田和夫)トルストイは映画に恐れと敬意を持っていたらしくて、古い文学的手法への直接攻撃で、文学の重く苦しいだらだらした書法よりうんとよくて、もっと人生に近い、と言って、映画のシナリオを書くことを考えていたそうです。またレーニンも映画に非常な関心を持っていて、大衆啓蒙の最強力な手段になるだろう,といっていたそうです。(同書)この本はキネマ旬報社から出ていますが、非常に面白く刺激的です。著者の山田和夫氏は1928年生まれで、映画に関する著作の多い大ベテランです。


いろいろ お名前: telefunkenさん [2004/02/06] No.1130
金井さま、ごめんなさい。苦手な話ばっかり振って。
Masyaさま。
 THE WHOだってえ? それ大好きっちゅうの。それに吹けよ風!好きですねえ。それにブッチャー、なんでこーなるの。
土屋は山手線から明かりの見えるあそこでテープよく買うので、名前を拝借したといってました。当時は恵比寿に住んでいたのです。のちに並木橋に移りました。いまはロンドンです。
スミレはShaznaのIzam君がカバーしてましたね。古くならない曲ですね。
ブライアン・イーノとボウイーのコンビがよかったですね。
おなじブライアンでもフェリーはちょっと勘違い系?
あとフレンチポップスでハBrigitte FontaineのComme a la Radioとか好きです。ミシェル・ポルナレフも好き。Roedelius, Drutti Columnとかも懐かしいし、Widham Hillsの中にも好きなAlbumが多い。
そう、京都はスマスマの特番です。ぼくがでるかも知れなかった番組でした。
hirob_p.さま
Davidはなかなか瞑想的なヤツで、面白い男です。さいきん太ったと共通の友人から。
ローリーはぼくは大好きですが、Davidをコピーしてるのかな?アリ線ですね。
クイーンはたしかにいまでも超カッコイイ。フシギ。
何とおっしゃるウサギさん。ぼくはこう見えてももとはれっきとしたサラリーマンです。食品メーカーですけど。
あツ旅順艦隊をバルチック艦隊と間違えて書きました。
CMって言えば、社長にガツンと言うたった、の米倉涼子さん、大ファンです。
あと小池栄子、江角マキコがすき。モームス好き。千里子好き。アヤヤ好き。ナナコきらい。鈴木京香だいきらい。イングヴェイ、シブイ。
正体はただのおせっかい焼きのジジイです。これ水戸黄門のセリフ。
金井さま。
ニュースで映像みました。すごく気の毒です。家内が日本に飛行機貸したからテロに狙われたのかしら、と言ってました。まさか。
ZeissとSonyの使い分け。どう違うのか判らないというのは困りますね。










芸能、ブランドの話は苦手です お名前: 管理人(金井)さん [2004/02/06] No.1129
こんなニュース有ります。
「モスクワの地下鉄爆発、22人死亡 テロの可能性高い」
http://www.asahi.com/international/update/0206/011.html


hirob_pさんは書きました。
>今日はお国から委託された重点分野の研究を見てきました

 今日はお国から委託された重点分野の研究関連の仕事をしています。ちんたらちんたら。

>凄く頑張って欲しいなぁと思いました。
 お国から委託された重点分野の研究って、ほとんどが成果でないんじゃないかなー。これは言い過ぎにしても、税金の無駄使いのために有るような仕事って多いと思うけどなー。こういった研究って、誰がどこで選択承認するのか?産官学連携の世界。

>ソニーのツアイスや、松下のライカ;多額の使用料を払って使っているのでしょうか? 
 ソニーのカメラについているレンズって、ツアイス銘とソニー銘があるでしょう。作っている人たちは、どこが違うのか分らないと言っていました。


プログレ! お名前: Масяさん [2004/02/06] No.1128
忙しくても周囲がやかましかったりすると、何もする気がなくなります。

お江戸日本橋:
「かやの外」でしょう。その方が語呂もいいしストレートすぎませんし。私の記憶も定かではありません。

プログレ:
好きです。特にELP。ピンク・フロイドというと「狂気」だとか「原子心母」などのアルバムがありますが、何と言っても最も馴染みがあるのは「吹けよ風、呼べよ嵐」です。
極悪レスラーのテーマで、この曲に合わせて登場するブッチャーは良かった!
ピンク・フロイドの二代目ドラマー(名前が思い出せない)も有名なカー・コレクターです。
渋谷の某ショップに行く時、山の手線から一風堂の明かり(だと思うのですが)が見えます。♪すみれ、せぷてんばぁ〜 近年SHAZNA(でしたっけ?)がリバイバルさせましたね。
あーっロバート・フィリップ! キング・クリムゾン!
Zep、Sotens、Yardbirds、Roxyなど色々好きですが最も好きなのはThe WHOなんです。っが、昼休みはいつもプガチョーワです。

京都の企画:
何か見たような気がします。SMAP×SMAPでの特番でしたっけ?LC-Aもこの特番でした。

カメラ:
気になりますね。今のЛОМО製かな?

さぁ、週末は寒桜だぁ!


必死ですが… お名前: hirob_pさん [2004/02/06] No.1127
>知ってましたか
イエほんとうに知っているだけです。特に土屋さんは国内ではとても高名ですもの。

>DavidとはLondonでメシ食って
・・・凄い。ローリー寺西って彼を意識しているのでしょうか??関係無いですが…私は好きです。

>ストラトです。
中学1の時にエレキギターを買って貰い、その後「くどい系」へ進みました。ナルモシゲル・タカサキアキラ→ポールギルバート・イングヴェィと。ですのでイングヴェィが使っていたショートネックのフェンダーストラトが欲しくてしょうがありませんでした。夢に終わりましたが。その後、ギターはチェロに持ち替え、今はアンナービルスマに傾倒しています。ブリティッュへ行く事はありませんでした。何故かマークボランは今でも持っていて時々聞きます。最近クイーンやそのフレディマーキュリーが流行っているそうですね。確かに今TVから流れてくると格好良く聞こえます。不思議です。

それにしても本当にtelefunkenさんて御正体不明ですね…若輩の目には、もの凄く浮世離れして居られる方に写るので、サラリーマンって言葉が似合わないように思えますが…(失礼ごめんなさい)。

某CMじゃないけど、私は「田中君」なので…会議言ってきます。


話せる お名前: telefunkenさん [2004/02/06] No.1126
hirob_pさま
ツヨシ
はっはっは。そうですか。
土屋
おおっ、知ってましたか。スミレSeptember Loveとか懐かしいですね。レコーディングもずい分付き合いました。六本木ソニースタジオが多かったですね。DavidとはLondonでメシ食って以来あってませんね。ロバートフリップとよく日本に来てるらしいけど。Tin Drumsのあたりがよかったなあ。
教授(坂本)をPopsの世界に入れたのは土屋なんです。Auditionやったんですよ。ぼくの京都の別荘(といっても普通の家)には土屋のギターが置いてあります。そこにしばらく住んでいたので。土屋さんが死んだらオレがもらうんだと布袋が言ってたストラトです。
そうですか。知ってましたか、アナタはたぶんーーーとか言って、ごめんなさい。お奨めバンドはXTCです。結構深い。渋い。British Rockの真髄ですね。
いまは土屋がロンドンに住んでるので、ちょっと会ってませんがーー。
バルチック艦隊の記事、ありがとうございました。ラジェストヴェンスキ中将の名前とともに、なじみ深い艦隊です。触雷で沈没ですか。どうやって写真とったんでしょうね。
6時からの会議、重苦しいんですか。うーむ。ぼくもメーカーのサラリーマンでしたから、経験ありますよ。がんばってください。永遠に続く会議はありません!


肌寒い曇天…6時から重苦しい会議… お名前: hirob_pさん [2004/02/06] No.1125
SMAP
>ツヨシクン
最近TVで見るたびについ頭頂へ目が行ってしまいます…ごめんなさい。

>アナタはたぶん
リアルタイムでは知らないのですが、小6頃から松田聖子も聞きつつロックに傾倒し始めました。ですので土屋さんもデビットシルビアンもビジュアル的には知ってます。ピンクフロイドは私にはちょっと馴染みが薄いです。中2〜3頃には世間がLPからCDに移行し始めLPが超激安になり、店内から放り出され段ボール箱に入れて路上で叩き売られました。この時いろいろ買い漁ることができました。今思えば嬉しい時期でした。

今日のニュースでこのような記事がありました。写真も見てみたいですが、何処のどんなカメラでどうやって撮影されたのかとても気になりますね。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040205-00000069-jij-int


only one two お名前: telefunkenさん [2004/02/06] No.1124
Masyaさま
レスつけるの忘れました。
東八郎は田谷さんのお弟子さんなんですかあ。似ない芸風ですね。桜井さんは、うーん、ご存命ならもうさすがにいいお年でしょう。
マグナムもみませんね。
戦前から戦後にかけて永田キングっていう芸人がいて、黒い紙を切り抜いたシルクハットで代議士のマネやって、大政翼賛会のことか何か皮肉って、臨検の警官に注意されてましたねえ。ちなみに解説しときますと、臨検っていうのは映画館とか寄席とかに出張してる警官による検閲で、とくべつの枡のような高くなった囲いの中に座ってて、映画や演芸の内容が不穏当だったら直ちに興行を中止させるんです。


Only one お名前: telefunkenさん [2004/02/06] No.1123
Masyaさま
面白いレスありがとうございました。
16mmねえ。さすがのヨドバシにもありませんか。切り出すとかになりますね。Kiev30でしたか、友達にムリに売りつけました。こうなったらババ抜きみたいに。
SMAP
そうですか。ツヨポンとそんなご縁が。実はぼくも迷彩服の例の佃の人に、もうちょっと早ければ(対談で顔をあわせたのが)SMAPの番組出演(それがなんでもツヨポンと京都へ行って2,3日一緒にあっちこっち歩くというわけわかんない企画)に紹介したのに、と言われました。
慎吾のカメラの企画はしりませんでした。あいつちゃんと写真とれるのかなあ。
吾郎はシトロエン好きなんですか。それも知りませんでした。SMAPのことならちょっとうるさいといって、何にもしらないんだなーと軽蔑しないでください。ほかにいっぱい知ってることがあるんですぞ。
でも後藤の花屋も立派になって、昔は墓地におまいりする人と斉藤の脳病院にゆくひとだけしか買わなかったのになー。麻布連隊には花なんか持ってゆきませんものね。トラックは最近見かけません。
そうですか。いいテープをお持ちですね。ちなみに原曲は蚊帳の外だったと思うんだけど、記憶がいい加減。でもそれが三井越後屋で流れると赤面しますね。
忙しくなるんですか。かぜひかずにがんばってください。よい週末を!!!






ぅおんりぃぅわん お名前: Масяさん [2004/02/06] No.1122
Привет
気の利いたタイトルが思いつきません。
昨夜叔父からの電話で、奥方の実家で片付け物をしていたらキャノンのコンパクトとヤシカ・アトロンが出てきたので近日持ってきてくれると。でも16mmフィルムがなぁ...

SMAP:
息子が小学1年の時、テレビの取材を受け放送された番組にツヨシクンがゲスト出演、当時「いい人」ということで見ていた人が多く、家内の古い友人達から「見たわよぉ〜」と連絡が沢山きました。
それ以来ファンという訳ではありませんがよく番組は見ています。立派にドリフターズの後を継げると思っています。

っで、ある番組でメンバーに好きなことをやらせて追っかけるというのがあって、シンゴクンがキムタクから貰ったLC-Aを口の中に入れるではなくて(彼が大河で近藤勇を演じているのは、握り拳をくわえることができるからだと思います。)、
写真を撮るというものがありました。イマイチブレイクしませんでしたね。あっこの番組でゴロチャンがシトロエン好きだと知りました(渋谷での騒ぎの前の番組でした)。
私の両親もSMAPのことはロクに知らないでしょうね。

ん、シトロエン、後藤生花店? あそこのシトロエンHトラックはどうなったのだろう...

腹筋:
衰えてきたお陰で大分ガタがきています。鍛え直さねば...

古い歌手:
「明治・大正の流行唄」というカセットを持っているのですが、エノケンや田谷力三の唄が収められています。藤原義江はちょっと違うので入っていないです。
あの「いいぞ、ガンバーレ」の東八郎が田谷力三の弟子だったなんて...
このテープにも収められている大正演歌(バイオリンの弾語り)の桜井敏雄氏はどうされたのかなぁ...最近銀座マリオン前のマグナム小林(元立川小談林)も見かけなくなったような。
つくづく、♪はは、ノンキだねぇ〜(←私のコトです)

このテープで「お江戸日本橋」の二番の歌詞を知りました。♪お前待ち待ち蚊帳のなかぁ〜って、某デパートでこの曲が流れるとちょっと恥ずかしくなりました。

ちょっと忙しくなりそうなので、よい週末を! (一週間が早ぇなぁ)

Пока


Smap お名前: telefunkenさん [2004/02/05] No.1121
hirob_pさま
Smapについては多少うるさいぼくです。とにかくバックでおどってたころ、ということは結成前から、中居くんとかは知ってました。もちろん結成後はずーっとチェックしてます。ぼくはだいたいロックとかテクノポップが好きで、アナタはたぶん知らないでしょうけどむかし一風堂というグループがあった頃、そのリーダーだった土屋昌巳と親友でした。土屋がJapanのゲストギタリストだった関係で、David Sylvianなんかもよく知っています。あとグループですきなのがXTC、
ピンク・フロイドなんかですね。いまだとJapopではあまり好きなグループは無い。ArtistとしてはISSAとかきらいじゃない。でもみんなひとつおぼえで、ラップがちょっとはやるとラップばっかりというのは情けない、あんなものもう20年ほどまえからはやってるので、アメリカのああいうものってイギリスより10年ほど遅れてるから、それにいつまでたってもやってるから、アメリカのミュジシャンってアタマ悪い感じ。それはオーディエンスのレベルが低いから。

それにいまのニホンの若者は女子は優秀だけど男子はファッションでも独創性が無くって、いつまでもHiphopとかヒゲとかやってるのが惨め。それにあれは逆説なので,カッコいいやつがやるとドレスダウンで汚なカッコイイ感じが出るけど、ブサイクがやるとただ小汚いだけでうざい。ぼくは5年ほどまえTシャツの前を切って表参道でひと夏デモって翌年すこしはやらせました。袖通して着るシャツとの中間を狙ったんです。なんでも自分で考えて、トレンドセッターにならないと服飾メーカーのデザイン室のいうなりになってしまう。それってカッコ悪い。そのためには肉体の鍛錬が必要で、週三回はスポーツクラブで走ってます。
腹筋が切れなくなるとヤバイ。アレがすべての基礎。あとフトモモがかっこよくないとボトムスの収まりが悪くなる。うごきに颯爽感が無くなる。アナタみたいな若いころから気をつけてればだいじょーぶ。
ぼくらが六本木で遊びだした頃は、後藤の花やの角にママ銀馬車というディスコがあったのと、飯倉近くのアメックスビル地下にガスライトというピアノバー。それにバイク野郎向けにハンバーガーイン。そんなものでした。だからクルマだって品川ナンバーがほとんどで、地元の遊び場だった。それがいまアナタ、袖ヶ浦とか、聞いた事のねえナンバーのクルマまで来てやがる。悪いたあいわないけど、もうちょっとすまーとに遊んで欲しい。出てきてゲロはいたりけんかするのもやめて欲しい。昔はもっと上品だった。だから最近は六本木はおのぼり外人にシマゆずって、もうちょっと静かなトコで遊んでる。東京がダメなら京都にフケる手もあるし、あそこは夜が深いし面白い。中央高速だと6時間、のぞみで2時間半だから、へたに東京でまごまごしてるよりいい。


藤原義江ほか お名前: telefunkenさん [2004/02/05] No.1120
矛を収めて、日の丸挙げて、胸をドンと打ちゃ、夜明けの風が、そよろそよろと身にしみわたる。懐かしいですねえ。あの声、あの長身、あの風貌(といってもハーフですからまったくの外人でしたが、内容は純粋の日本男児)名前からいまの若い人は女性だと思うかも。藤原さんは田谷力三さんの舞台を見てオペラ歌手を志したそうですから、田谷さんってやっぱメージャー。田谷さんの恩師のローシーさんは赤坂にオペラ小屋を建てたそうですが、いまのどこでしょうか。
あと思い出すのはエノケンさんで、ぼくらはプペ・ダンサントなどの浅草の舞台は見ていませんが、PCL(東宝の前身)のエノケン映画はよく見ました。シュールな笑いで、当時の日本アーチストのレベルの高さがよっく判ります。大変な
勉強家で、横浜に外国船が来ると停泊中に乗り込んでバンドの音楽を写譜してくる。だから最先端の流行をいちはやく取り入れる。モーリス・シュヴァリエのルイーズなんかを、あの曲のままで、ナムアミダブツ、ナムアミダ、と『エノケンの法界坊』に使ったのは、おかしいやら感心するやらで、たいへんなものでした。監督がまた山本嘉次郎さん(黒澤明のお師匠さん)で切れ味がいい。斉藤寅次郎さんほどアナーキーな苦いところが無いから、万人向けでした。あのころより少し前は、サヨクの人が弾圧や逮捕を逃れてみな映画に逃げてきて、悪 麗之助とかマキノとかでにぎやかでしたし、北大路欣也のオヤジの右太衛門なんかも独立プロで傾向映画(むかしはサヨク系映画をそう言ってました)を作ってました。マキノの『浪人街』も坂妻(田村正和などの兄弟のオヤジ)の『雄呂血』なんかも、体制に反逆して自滅してゆく当時のインテリの境遇を時代劇にかこつけて描いて、緊張感がありましたねえ。外資との提携も盛んで、坂妻・立花・ユニバーサルなんてプロもありました。大沢善次郎(ぼくの遠縁にあたるらしい)がやっていたJOスタジオというのが、PCLなんかと一緒になってなかなか隆盛していたそうです。松竹は蒲田で鎌田行進曲という曲のとおり、キネマ(と当時はドイツ語でそう呼んでました)の天地だったし、日活は多摩川で、PCL(東宝)は砧で、それぞれやってましたから、東京には大小いろいろのプロがありましたし、また各社は京都の太秦というところに時代劇スタジオを持っていて、太秦は東洋のハリウッドといわれたものです。また新興映画とか大都映画というB級映画会社もありましたが、こういうとこで作る時代劇が、なんとも暗い、血みどろの陰惨なヤツで、『血潮桜』とか、『怒涛菩薩』とか、それなりの名作が多かったです、考えて見れば仏教伝来以来、はじめて日本に思想らしい思想がはいってきたわけですから、すべてマルクス主義の影響またはその余波としての資本主義批判、体制批判、時代の閉塞感、などが、モダニズムなどと一緒になって、一種の
なんともいえない切迫した感じを作り出していたと思います。
昭和という時代を振り返ると、暗い、切迫、激動などの言葉が浮かんできます。芥川龍之介に自殺が日本の近代文学の暗い幕開けなら、三井合名の団琢磨男爵の三井本館前での暗殺が、日本の資本主義の暗い幕間でしょう。5・15,2・26と続いた軍部の暴走も、日本の資本主義の閉塞的な状況を表していると思います。徳川の鎖国による平和の代償として、帝国主義的拡張に遅れてきた日本の悲劇ですね。トゥルゲニエフは作中の人物に『われわれのロシヤは何と暗いことだ』と言わせていますが、日本も同じだったでしょうね。いまのほうがウントいい。そう思います。


ながいながいよ。。。 お名前: hirob_pさん [2004/02/05] No.1119
今日はお国から委託された重点分野の研究を見てきました(小さ過ぎて見えないけど…)。凄く頑張って欲しいなぁと思いました。外はまた急に寒くなっていましたね。

>技術進歩って何だ、ここ数年、思考が
>頭の中で堂々巡りしています。
私はここページへ来て、金井和尚さんに教えて頂きました禅問答の1つです。

>ソニーのツアイスや、松下のライカ
私も必要性が分かりません…。多額の使用料を払って使っているのでしょうか? そうしなくても十分にレンズ性能に気を遣ったことは表現できると思うのですが…。

>ブランドバック
実は妻も幾つもビトンやら何やら、ロレックス(ヘタすればノクチルクスが買えるそうです…泣)まで持っています。まだ30歳にもなっていません。私は全く興味が無く、全て妻で稼いだお金で買っている(はず…)ので私は何も言えません。でもやっぱり、私の父母は違和感を覚えているようです。妻は私に「カメラとカバンとどう違うの?」と言います…そう言われると…う〜ん。となります。安くてもクラカメも何か(虚栄心?)を充足してくれる面を持っているのかな。高いのであれば尚更かもしれませんね。

最近の私のカメラ購入の口実は生まれてくる子供を、より綺麗に撮る為というものです。不思議なことにソ連や東ドイツという今は無き国で生産されたレンズで子供は自分の姿を残されることになります。何か悔しいので日本の良いレンズを探したいのだけど…。

>釘を使わずに木を組み合わせる、つなぎ合わせ
>る世界に誇る高度な技術です。
伝統的な工芸技術は、本当は「技術」ではなく「技能」で文章等では再現できないものですので、大事にしなければなりませんね。法律でも「技術」は文献伝達できるが、「技能」は文献伝達できないとされているようですが、この「技能」で飯を食えることは凄いことですよね。

>どうかこれからもヨロシク。
恐縮します。

>その結果としてドイツのカメラ産業をつぶしたし、
>電機産業もつぶしたと思います。でもそれは順送
>りで、ドイツだって第一次大戦のあとには、
>イギリスの産業をいくつもつぶしたと思います。

次は、日本の順番…とならないように。早く方向転換しなければなりませんね。価格競争を目的とした技術開発から少しづつ脱皮しなければ…。

>平日青山休日ユニクロはぼくもぎっくり。
終日ユニクロです…。

>Smapの誰かがKiev4mとか、世界にひーとおつ。
ホントに80歳前のお歳ですか!自分の婆ちゃんも思い出すにつけビックリします。多分、婆ちゃんは世界にひーとおつなんて知りません。


いやいや お名前: telefunkenさん [2004/02/05] No.1118
 勉強させてもらってます。直接に教えられることもありますし、レスするために何かを調べることによってまた新しい発見をすることもありますから、二重に教えられるのです。ぼくはまだ80前ですから、勉強はこれからってトコですね。金井さま、Masyaさま、それに行方不明のけろけろさま、hirob_pさま、その他の皆さん、どうかこれからもヨロシク。
技術
 確かにここ2,30年ほど、日本は高品質のものを作って、それを安く売りすぎました。その結果としてドイツのカメラ産業をつぶしたし、電機産業もつぶしたと思います。でもそれは順送りで、ドイツだって第一次大戦のあとには、イギリスの産業をいくつもつぶしたと思います。だからそのこと自体は悪いことじゃないけど、安く売るだけじゃなくて、安く作ったものをほどほどの価格で売って、儲けて蓄積を増やすほうにも知恵を使ってよかったんじゃないかな。その点で、金井様の、携帯のレンズを、何も250円で売ることはない、というのには最高に同感! 500円であっても、消費者はその程度のものは吸収して困らないと思いますよ。地下鉄の初乗りが160円なんですから。これは技術者の問題であるより経営者の問題です。お互いに価格競争しすぎるのです。日本橋から銀座までのあいだだけでも、あれだけVuittonを売っているのに、まったく値崩れしていないのは、価格管理がしっかりしているのと、ブランド戦略がうまく機能して、高くても消費者が吸収すえるからでしょうね。逆に安くすると所有価値、つまり持っている誇り、虚栄心への訴求が下落するので、売れなくなると思います。ライカがいまの半値になったら、一時の需要は起こるでしょうが、長期的にはおそらく売れないでしょう。高級カメラを持っているという自己満足や人に見せ付けて自慢する楽しみが減りますから。ダイヤモンドなんかその典型で、高くなければただのガラス玉とおなじですよね。
Masyaさま
Mirの結果、たのしみですね。
なんとなく栗きんとんは笑っちゃいました。
銀行の合併がはやったときに、『もし太陽神戸三井と協和埼玉が合併したらどうしよう』という投書に、『心配性』という署名がありました。
平日青山休日ユニクロはぼくもぎっくり。実践していますから。
佐野四郎(この字違うか)がコンタックスIIを使ってましたが、もうちょっとメージャーな人がKievとか使ってほしい。Smapの誰かがKiev4mとか、世界にひーとおつ。
金井さま
あっお恥ずかしい。ハイアイポイントのことをロングアイポイントと書いてしまいました。ボケの進行が疑われます。ナルホド、虚像を見てるからそうなんですね。いや、それで正しいんじゃないかと思います。ご教示ありがとうございました。
ツァイスはお説の通り産業界が顧客ですからブランド商売じゃなくてハダカの技術力の商売ですね。データ見てると売り上げも順調に伸ばしてるみたいで、AEGほどの巨大会社がつぶれたのに、Daimler-Chryslerなみにいつまでも強いですね。広報誌の名前がInnovationというだけあって、やっぱり開発イノチの伝統が生きてるんでしょうね。対照的なのがライカで、カタツムリのような開発速度でありながら、工芸品なみの加工の美しさを中核にしたブランド戦略で顧客をしっかりつかんでますね。エルメスのグループにはいったのはよく似合ってます。オヤジ向けのファッション産業ですね。ドミニク・フランスという2万円クラスのネクタイとおなじ購買動機でしょう。フェラーリ・テスタ・ロッサなんかと比べたら安い買い物ですものね。
Masyaさまは六尺ゆたかの大男ですか。尺貫法にしろドイツのFuss(英語のFoot)にしろ人間のパーツに基本を置いた尺度はいいと思います。地球の子午線なんて人間に関係ないですもんね。



なんとなく栗金団 お名前: Масяさん [2004/02/05] No.1117
Привет

朝の内富士山がくっきり見えていましたが昼近くではもう見えません。またМирを持って来なくて...週末に新宿御苑の寒桜を撮ろう(やっぱりソフトフィルターをつけて)!
まだ撮りきっていないのでソフトフィルターの結果がまだわからないんですぅ。

ブランドについて考えていたら頭の中が大混乱しました。元はといえば某県知事が書いた小説(?)のお陰でこうなったのでしょう。
機械分野などですごい技術を開発し、売り込みに行っても小さな会社だと相手にされない(ブランドではない)ということもよくあるようですね。
レイバン、ロンソン、パーカー(これ、戦後の三種の神器でしたっけ?記憶があやふやになりました)はマッカーサーが持っていたというように、誰かが使っていたから自分もっという風潮がありますね。
木村伊兵衛氏はツェッペリン号の船長がライカを持っていたのに影響されたとか。今のブランドブームも誰かが火をつけたのかな?
誰か有名なタレントがロシアカメラを使っていれば大ブームになるかな? LC-Aは某有名タレントが使っていましたが、それほどではなかったようですね。

某漫画誌の読者から寄せられた川柳に「平日青山、休日ユニクロ」...ギクっ!

高度な技術:
先日、どこかのお寺の修復をテレビで見ていて釘を使わずに木を組み合わせる、つなぎ合わせる世界に誇る高度な技術です。
一枚の布で色々な使い方ができる...風呂敷の使い方も高度な技術...混乱してきました。

ちょっと遅れて藤原義江:
日本を代表する歌手でありながら、べらんめぇで、「日本語でロクに歌えねぇ奴が、外国語の歌が歌えるか!」というような言葉を何かで読んだことがあります。

っで日本の製品(苦しいなぁ):
寸、尺など身体の一部から長さの基準を作り、その寸法体系(人間を基準にして)で作られたものが我々にとって使いやすいのでは?かなり少ないですね。
っと私身長181cmで日本家屋では必ず頭をぶつけます。

Пока


高度技術など お名前: 管理人(金井)さん [2004/02/05] No.1116
今日も快晴です。仕事は相変わらず雨。

高度技術など
 No.1108で、私は、いいかげんな事を書きました。telefunkenさま、hirob_pさま、親切なフォローありがとうございます。
 工業製品は大衆を豊かにするために有るので、安価に高性能なものを大量に作ることは、良い事でしょう。でも、度というものもありますよね。携帯電話用カメラレンズが1万円もしていたのでは、カメラを搭載する事が困難になるかもしれないけれど、何も250円まで下げなくても良いのに、そんなふうに思います。だいいち、携帯電話にカメラが必要な人って、どれだけいるのでしょう。
 樹脂関連の仕事をしていると、技術の高度さと、価格の安さに思考がついてゆけません。以前、半導体DRAM関連の仕事をしていた事があります。技術の高さと、DRAMの安さを痛感していました。樹脂製品も半導体も、高度技術・安価・大量生産の極地みたいです。
 telefunken さまは、No.1109で、ツアイスグループには安価なカメラもあったことを指摘されています。高価カメラでも昔よりは随分安くなって、高性能になっていると思います。でも、高性能・安価を日本は突出して、推し進めているんですよね。だから、日本と比べると、高性能・安価ではないように思ってしまいます。
 さらに、別な気持ちもあります。
 高性能って何でしょう。EOSのレンズの絞りは電気を使っているので、10年ちょっとでレンズがだめになる可能性もあります。寿命だって性能の一部のはずです。だから、見方によっては、EOSは恐ろしく性能が悪い製品なのかもしれない。「高性能」って販売に有利と言う1点で見た場合の高性能でしかないようにも思えます。

 技術進歩って何だ、ここ数年、思考が頭の中で堂々巡りしています。

ブランド:
 ブランドをありがたがる気持ちって、私には良くわかりません。ソニーのツアイスや、松下のライカは理解できません。でも、ツアイスは本当は産業用機器の会社なので、ブランドイメージで売っている部分は小さいと思います。純粋に技術力を売っているのでしょう。ブランドを直接消費者に売っているのはツアイスではなくて、ソニーや京セラ。ライカはどうなのでしょう。
 若い女性が好んで用いているブランドバックって、合成皮革が多いと思います。私には安物に見えるのだけれど。ジーンズにTシャツ、合皮バック。

RFのハイアポイント:
 RFって、虚像を見ているので、見方によって、視野枠と視界の間に誤差が生じます。だから、目玉の位置を常に一定にして覗いて欲しい。ファインダーの設計を上手くすることにより、目玉の位置による見え方の誤差は小さくできるのでしょうけれど、限界があります。だから、ファインダー覗き窓をあまり大きくしたり、ハイアポイントにしたりするのは、困難です。そういった理由で、ハイアポイントになっていないのだと思います。
 と、思っているのですが、間違っているかもしれないので、機会を見つけて、RF開発責任者だった人に聞いてみようと思います。

telefunken様:
 telefunken様に「勉強させてもらいました」と書かれると、いろいろと教えて頂いている身としてはちょっと戸惑ってしまいます。今度ともよろしくお願いします。


レイバン お名前: telefunkenさん [2004/02/04] No.1115
ロンソン、パーカーはさすがにもう居ないと思ったら、また若い人たちのあいだでひそかに復活しているとか。まったくブランドは不死ですね。VanやJunみたいに伝説になると、Vintageものとしてミイラになっていたのが、またむくむく起きてくるんでしょうね。Vuittonは凄い、きょうもちょっと日本橋から銀座方面に出たのですが、そのあいだに何軒のVuittonのdealerを見たことか!これだけVuittonを使っている国はおそらくほかに無いでしょう。そしてLouis Vuittonの名前は、永久にMarketingの奇跡として歴史に残るでしょう。偉大なるかな、Vuitton,偉大なるかな、それを買う日本のオネーチャンとオバチャン!
江戸時代の印伝というのは、これくらいの大ブランドだったのでしょうか。


性能と価格 お名前: telefunkenさん [2004/02/04] No.1114
高性能なものを安くつくるために技術がいる。それはまったくの事実だと思います。疑いようがありません。
でも有名ブランドカメラは、高性能で高いですが、安く作ったものを高く売っているのかも知れません。もしそうだとすれば、それは技術があって、しかも商売上手ということになります。できるだけもうけることは資本主義社会では美徳ですから、好き嫌いは別として、結局はそういうものを買うほうが悪いということになります。買うからそういう商売が成立するのです。有名ブランドの袋物は、安い材料を使って,ワザワザ手縫いして職人に金を払って、その代価を買い手に負担させる代わりに、虚栄心の満足という代償を与えているのです。そのへんはライカでもおなじことだと思います。生産数量がすくないために、古典的な生産過程を使うという面もあるでしょうが、わざと手作りにして、職人の手間賃をひねり出して、その分を買い手に負担させている部分もあると思います。それはイタリアなどの超高級車でもおなじですね。手工業的な『技術』、いや、アートというべきかもしれませんが、そういうものがそこにはたしかにあって、それをありがたがる人間が居るのですから、大量精密生産で高性能のものを安く作るというのとは、まったく反対向きの『技術』、そこにはマーケティング技術もはいってくるような、そんな技術で生きている企業が、ヨーロッパの有名ブランドには多いですね。服飾品などはその最右翼でしょう。特に一点ものはそうでしょう。保温や肉体の隠蔽や保護という基礎的な機能の上に、見かけという情報的な機能がのっかっていて、その設計者はまるで華道の家元のように、美しい(と思われる、または世間に思わせることができる)形をつくりだすことで、大金を稼いでいるわけですから。でもその縫製をやっているお針子は、ただ搾取されているだけですよね。しかし転職するときに、どこそこで働いていたということが、賃金要求の足しになるなら、収支計算はどうなるのでしょう。




う〜ん。やっぱり。 お名前: hirob_pさん [2004/02/04] No.1113
>高性能なものを、安く作るところに、
>高度な技術が必要なのです。

ここを読むと確かに全くその通りですね…。何だか頭がごっちゃになりました。すみません。前に高度な技術は何に使えますか?と問われたことがありますが、この様に聞かれると回答にとても困りました…。禅問答のようになってしまいますね。やっぱり、今の日本の技術は高性能なものを安く使う為に使われていますよね…。


う〜ん。難しいけど… お名前: hirob_pさん [2004/02/04] No.1112
若輩の私は今は必ずしも良い製品を安く作ることのみに徹するのは良いことでは無いと思っています。金井さんも「のみに徹する」ことを意図して書かれているとは思いますが…。何故かと言えば、結果的に、今のように製品が画一化し、「凝った物」が少なく高価になり質が落ち、製品の二極化を生じてしまうからです。高性能・安価は全ての分野で通用する手法では無いのだと思います。ただ、おそらく金井さんも高性能=高機能ではないとおもって居られると思います。例えば、最低限の機能を高精度で備えるものを高性能というか、高機能のものを高性能というか…。

また、若い者が過去に高価であった製品を購入できることでは、私は単純に昔貧乏だった日本が豊になって、ビトンもロレックスも若い者が購入できるようになったという事だと思います。でも、日本人が好きというのが第一ですが、これらの企業が日本で売れる事を意識して、商品をラインナップしていることもあると思います。昔のように日本を相手にしない企業から日本を意識する企業へ変わっています。例えば、ビトンは日本でパステルカラーが流行れば、パステルカラーのラインアップを入れざるを得なくなり、昔のプライドの高い企業でも無くなっているのも事実と思います。

でも、ビトンやロレックスが売れるのは、日本が優れた工業力を持っていながら、世界に誇れる嗜好性、デザイン性、商品構成力を持っていないことの表れだとも思います。現代の製品は性能がバカに良いから、安いからという理由だけで売れるものでは無いと思います。デザインという知的財産は大きく国外に頼っているのだと思います。その点ドイツはバランス的に優れているように私には見えます。

でもやっぱり、ビトンやロレックスは買えるようになっても、シャネルのオートクチュールや、フィリップ・デュフォー(昔は居ないが…)は買えないという状況は、昔も今も変わらないと思います。

例えば、柳宗理の調理器具等のように少しづつ日本から、優れた機能性を持ちながら、デザインも世界に認めて貰え、しかも安価であるような全てにおいてバランスを持っている製品が増えると良いのになぁと思います。


春がきぃたぁ〜 お名前: Масяさん [2004/02/04] No.1111
Привет
オフィスから富士山がくっきり見えていました。撮り切っていないМирを持ってくれば良かった!
先日、市内の植物園(本当は花木園といいます)で紅梅/白梅の写真を撮ってモスクワと米国に送った所、米国のアンナ(オレグのお姉ちゃん)から自分が日本にいたら春を感じるだろうと。
生憎と2/3までは暦上冬で、節分と豆まきの習慣について返事と共に送りました。数分後オレグから間違いを訂正した.docファイルが送られて来ました!

ローカル話:
その位置から市役所通りを渡った駅に近い側です。そちら側にもあったでしょうね。
写真見ました。鋳物工場ですが、駅のすぐそばのG鋳工所ですか?映画「キューポラのある町」で使われた。
釣り道具屋さんは見覚えがあるのですが、どこだか思い出せません。父親はへら鮒釣りが好きなのですが。
最後の写真は、ダ○エーに行く時にいつも通る道です。左側のレンタルビデオ屋さんはマンション建設のためなくなってしまいました。
名産は私も息子も小学校3年の時に和竿について学びました。あと植木鋏、鋳物に関連するかもしれませんがこの会社の鎌は新嘗祭に使用されたそうです。水中カメラ...名産品になるかなぁ...
テレビ東京の「アド街っく天国、川口」を見るといろいろありましたね。

あっ!お話したかなぁ...息子の小3の時の夏休みの自由研究は昭和30年代、川口にあった自動車メーカを調べるというものでした。勿論100%私の指導です!

バラ:
そうです。リューダ(リュドミラ)です。昨年バラ園(神代ではなかったです)で撮った写真をモスクワに送ったところ、ガールフレンドが「ブラスバンド」という品種が気に入ったのでロシアで入手できるかどうかサイトを探している時にリューダのサイトを見つけました。
掲示板に日本の最新品種について書いたり、イメージを送ったりしました。モスクワでテレビ関係の仕事をしているとか、バラ園の取材に日本に来られればいいんですがね。
後でガールフレンドに聞いたらロシアでのバラの苗の相場は日本の倍ぐらいでした。それでも高くはないと。ダーチャ(別荘)で育てて切花にして売っているのかな? 庭は花だらけです。

ブランド:
ホント、電車に乗っていて思うのは、ヴィトン持つ人間が満員電車に乗るなよぉっと。そういうものを持つのであれば服装も全てそれに見合うだけのものを身に付けなければならないのにジーンズにスニーカー...ポーターがついてきているのかな?
あっ電車で気が付いたのは時計!な〜んかさえないオヤジに限って服飾ブランドの時計をしている。

カメラ...何故M型ライカが有難がられるのかが分からないんです。好みでしょうがレンズの写りはそういいとも思えない(愛好者は味だの何だのと)し、ボディが丈夫だってそんな過酷な環境で使うのか(使う気があるのか)? あっ私ニコンF持ってるんだぁ!

まぁ、ある年になるとそのモノの価値を見抜き、理由を持って使い続けるでしょう。私、腕時計は国産のパイロット用を使っています。海外へ行く時や日本でも米国の会社とメールや電話でやりとりするのでとても便利です。同じパイロット用でもRolexのGMTマスターって何がいいんだろう...
何でもいいから高ければいい(舶来品は高いからいい)と昔から日本人は思っているようですね。こう思われているうちは昭和はまだ遠くに行ってないのかも?(でもレイバン、ロンソン、パーカーという人はいないでしょうね。)

telefunken様:
こちらこそ、ドイツでのお話、艶っぽいお話など楽しく拝聴させて頂いております。
皆様方も、どうぞ今後とも宜しくお願いいたします。

Пока


RF お名前: telefunkenさん [2004/02/04] No.1110
レンジファインダー機がすきというより、ほとんど最初(小学校高学年)につかったのがレンジファインダー機だったので、それしか無いという感じだったのです。さいわいこの年でも肉眼のままですから、メガネを使っておられる方のご苦労がわかりません。どうしてRF機でロングアイポイントのものを作らなかったのかなあ。
携帯のレンズの進歩にはぼくもビックリです。テレビも見れるし、やがて万能端末になるでしょうね。もう電話というよりコンピューターですよね。遠隔診断端末にも用途がひろがるでしょう。そのときの身体の状況がセンターに送られて、
センターから適切な処置の返信がくるとか。
金井さん、Masyaさん、けろけろさんには教わることが多くて、この掲示板でずいぶんいろいろ勉強させてもらいました。
立春を機会にお礼をもうしあげます。


ヘッドライトほか お名前: telefunkenさん [2004/02/04] No.1109
金井さま
Zeissのは、趣味品といえばそうですね。Bosch製の13倍も高価だったのですから、もちろんガラス製銀蒸着の放物面鏡という当時では独自のもので、それなりのメリットはあるにしても、高級車専用だったでしょう。ブルジョア向けですね。
いまのZeissはほとんどが産業用機器が専門で、自然に高性能・高価格の製品ばかりで、消費者向けの製品は、売り上げではほんの数パーセントのカメラ用レンズやメガネ用レンズだけですね。もともと戦前から消費者用製品はカメラ用やメガネ用レンズ以外には作っていない会社なので、当然のことです。
でもZeiss Ikon(Zeiss財団傘下の会社のひとつで、Zeissとは兄弟会社の関係。1971年までカメラを作っていた。1926年の創設時点では世界最大のカメラ会社)では、ContarexやContaxなどの高額カメラ以外に、200種類ぐらいの中級、下級価格帯のカメラを作っていました。日本ではあまり知られていなかっただけです。戦後にいちばん普及的だったのはクライン・イコンタという35mmカメラです。これは非常に普及しました。戦前のセミ・イコンタの35mm判といえるでしょう。そのセミ・イコンタのコピー機は日本のカメラ会社でも多数作っていて、小西六のセミパール、ミノルタのセミミノルタなんかはその代表です。社会人になって初めての給料で十分に買える程度の価格でしたから、大衆機の代表ですね。
だいたいZeiss Ikonは4大カメラ会社の合併で、それぞれが超高級機から超大衆機種まで作っていましたから、合併直後には1040ぐらいの機種があって、それを240くらいに減らしたんですね。4社でほとんど重複していたということです。その点がライカという高級機1機種だけだったライツ社とは根本的に異なります。Zeiss Ikonの中級カメラ(Tenax, Contaflexなど、その他に多数)は穏当な価格で非常に高性能で、金井さんの言われる高性能で安価を体現したようなカメラでした。タダ日本では人気がないから輸入しないんです。ドイツ製イコール最高級というイメージがあって、ライカ、コンタックスしか相手にしない。特に戦後はそういう風潮があって、戦前にはレフコレレなどの3流メーカーのものでも結構売れていたのが、ブランド嗜好が高まって、大衆ほど高級品を欲しがる傾向が出てきた。時計でも同じですね。戦前はTissotなんて普及品がけっこう市場を持っていたのに、戦後は安サラリーマンがRolexはおろかPathek Philippe、Vacheron Constantin, Audemars Piguetなんていう王侯貴族なみのものを欲しがる。女性だってそうで、パリならお針子はVuittonなんか持ちません。身分不相応なものはもたない。そういうりっぱな見識があるんですね。それは一種のプライドでもあると思うんです。だからVuittonの本店の売り子なんか、数十年まえに日本から大量の買い手が押し寄せたとき、ビックリ仰天したんですね。日本にはこれだけ上流階級が多いのか、と思ったらしい。その辺のOLがVuittonの袋物をもつということは、ちゃんとした経済観念のある、また階級意識が浸透しているフランス人には考えられないことです。仮にパリのOLがVuittonの袋物を持ってたとしたら、ナカマから嘲笑されるのがオチでしょう。
谷崎潤一郎の細雪、戦前の芦屋を中心に京阪神のブルジョアの生態を描いた名作ですが、あそこで典型的なブルジョア男が出てきて、大水害のあとをコンタックスを持って撮影に行くのですね。当時は家一軒といわれたライカよりもっと高いカメラだったのですが、それを持って苦しんでいる被災地の撮影に行くという神経、それを象徴するために、谷崎はワザワザコンタックスを選んだのです。そのコンタックスがいまでは新人サラリーマンでも買えるものになった。Vuittonもそうで、むかしより購買力換算だとうんと安くなってるんですね。これが悪いとは言いません。でも新しい時代が来てるという感じが、ぼくみたいな老人には強くします。
だからぼくは金井さんいは心情的には大賛成で、高性能のものを安く作るところに現代技術の本質があると思いますし、大衆のためのそういう技術が伸びてほしい。でもその一方で『俺パテック買っちゃったよ』と同僚に自慢する時計マニアの若手サラリーマンとか見てると、どこか間違ってると思わざるを得ない。でも彼の恋人は一点150万円のエルメスとかを買っているのだから、どっちもどっちで、世の中が間違ってるのか、こっちが古いのか、わかんなくなっちゃいますね。大衆が手軽に欲望を満足させられる社会というのは、いい社会なんでしょうねえ。こういうの日本だけみたいだけど。






高度技術など お名前: 管理人(金井)さん [2004/02/03] No.1108
ヘッドライト:
 ツアイスが作っていたヘッドライトと言うのは、実用品ではなくて、趣味品ですか。

 コンタックスもライカも不必要に高価で嫌いです。工業製品は大衆を豊かにするために有るので、誰でも容易に入手できるものを開発すべきです。「高くても高性能」は必要ですが、安価に高性能カメラが実現できるのに、高価な製品のみ作り続ける姿勢が嫌いです。
 ライカよりFEDやZORKIのほうがずっと優れています。ライカに比べてFEDやZORKIは性能が悪いなんて言う人がいますが、値段あたりの性能を考えたら(どう考えるんだー)FEDやZORKIがはるかに優れています。

ドイツから学ぶものは何もない:
 80年代以降、流行はズームレンズになっています。高性能、安価、ズームこの3つが必要な技術だったのだと思います。いまでは、ズームレンズの設計技術は確立しているようですが、80年代〜90年代初め頃は高性能ズームレンズの設計が重要技術だったと思います。
 安価、ズームと言う点で、ドイツのカメラ・レンズメーカーは遅れをとったので、80年代以降、日本のカメラ企業が欲している技術がドイツにない、そういった事態が生じたのだと思います。日本企業が欲している技術をもっている分野では提携しなかったのかなー。

 ツアイスには、安価に高性能なものを大量に作る技術が欠けているのでしょうか。常に高額製品で利益を上げる戦略なのでしょうか。今のツアイスは、半導体製造装置、産業用顕微鏡、医療機器など高性能高価な商品を作っています。高額製品で利益を上げる所って、大衆商品にはもう無いんですよね。

樹脂レンズ:
 ところで、携帯電話内蔵カメラのレンズって、解像度が1/100mmあります。正しく言うと、中心部で1mm100本のパターンでMTF40%有ります。(30%だったかも知れない。)このレンズ、1個250円とか750円とか。1万円以上する顕微鏡レンズと同じような性能のレンズを250円で作っているんですよ。恐ろしい技術です。
 以前、Масяさんに、KMZの樹脂レンズの写真を掲載していただきました。あれって、安物のプラモデルと同じで、要するに安物です。高性能なものを、安く作るところに、高度な技術が必要なのです。高くても良いなら、カメラに高度技術など必要ない。(カメラレンズの精度なんて、所詮0.4μmもあれば十分です。今時、それほど高精度ではないのです。)
 このように考えると、ソ連のカメラ製造技術ってFEDもKMZも、ものすごく高度だったのではないかと思います。FED2は何台作ったか。Zenit-Eは何台作ったか。Princelle本ではZenit-Eは3million+producedってなっています。
 なんか、まとまりがなくなってしまったので、この辺で止めます。

RF:
 telefunkenさんは、RFがお好きですか。私は、あのファインダーの覗き窓が苦手です。眼鏡使用なので、視野全体が見えないのです。RFって撮影が上手な人用カメラって気がして。ところで、世界最初のRF機は何かはさておいて、世界最後のRFはブロニカ645だと思うのですが、違いますかね。今後、銀塩RFは復刻版かそれに類似したもの以外出ないのではないか、そんな気がしています。

川口(ローカル):
 川口、ローカル話題です。Масяさま、銀座通りの北側に並行した道って、駅から遠い側のことですよね。その道と市役所通りが交差する付近といえば、群馬銀行、おもちゃ屋、せんべい屋、ボヤ出した黒い家、こんなのしか思い浮かびません。

 そのちょっと手前に有ったDPEを以前使っていたのだけれど、プリントが1年ぐらいしたら変色してしまった。苦情を言いたいのだけれど、もう無くなっている。安いからといって、変なDPEは使わないほうが良いです。

川口(ローカルそのA):
 今では西川口駅西口に遊郭があります。その一帯の中にマッサージ屋さんがありますが、鍼灸と普通のマッサージ。もし、変なマッサージをご希望の方は、お間違えのないように。この一帯、昼間通ると別に何でもない、ごく普通の街です。私が良く行くのは、銀行、耳鼻科。
 昔の遊郭は、昼間から雰囲気違ったのですか。

 数年前、FED Micron2で撮った写真です。かなりボケてるし、JPEG圧縮のし過ぎ。
 http://cccpcamera.myhome.cx/RussianCamera/Compact/FedMicron2/PhS1.htm

 戦場も遊郭も単なる暴力の場に思えます。私にとって、戦場とはブラウン管の中の映像。遊郭とは単に駅の付近一帯。


お名前: telefunkenさん [2004/02/03] No.1107
集団の原理は隠蔽されている。国家での暴力、家庭での性、これらが隠蔽されているのは、これらがそれらの集団の原理だからだ、というのがぼくの考えです。
ですから、隠蔽されてタブーになっているものを、解放しておおっぴらにする場所、それが国家の場合は自由な暴力の現場である戦場、家庭の場合は自由な性行為の現場である遊郭になると思うんです。ですからぼくがうんと若いときに空襲の翌朝、焼け跡を歩いて、まるで遊郭の朝みたいだ、と感じたのは、ワリト正確な直観だったと思います。充足された空虚な感じ、変ないいかたですがそういう感じがありました。
暴力の場所を設置したのはローマだと剣闘士の競技場でしょうし、いまではそれが陶冶された各種のスポーツ施設だと思いますが、それらも遊郭も、区画化され隔離されることによってそれ自体を顕在させていると思います。それはちょうどわれわれに普遍的なものである若干の狂気が、精神病院の存在によって顕在化されているのとおなじ、つまり散らばっている色素が、黒斑となって濃縮されているのとおなじだと思えるのです。これはエントロピー的にはNegativeな動きですが、文明過程がやっぱり自然過程とは逆にネゲントロピー的ですから、人間の作るものはみなそういう性質があるのでしょうね。撒いた豆が枡の中に集まってくる感じ。散乱から濃縮へ、無秩序から秩序へ。
なーんて考えてると、節分の夜にアタマがくらくらして、ロクなもんじゃねえって感じですね。ヤメトコ。
ちなみにバラ十字会、いまでも活動してました。


Rose site お名前: telefunkenさん [2004/02/03] No.1106
Masyaさま
拝見しました。ロシヤ語の辞書をひくのが面倒なので、いい加減に見当をつけて見ていました。
リュドミラさんがやっておられるのですか?
バラつながりで、Rosenkavalier、バラの騎士というのがあります。
これは日本式に言うと結納を持って行く人で、オーストリアの風習です。
Richard Straussの歌劇にこの名前のものがあります。
あとRosenweihrauchというのがあって、これはバラの香りの乳香です。
17世紀から18世紀にかけてドイツなどにあったバラ十字会というのは秘密結社で、密教のカルト集団です。これの会員をRosenkreuzerと言っています。もし会ったら(会うはずはないけど万一にも会ったら)気をつけてください。魔術をかけられます。


お名前: telefunkenさん [2004/02/03] No.1105
Masyaさま
ドイツのおもちゃ
子どものころメルクリンという鉄道オモチャにはまりました。あのころはチョコレートも紅茶もみな外国製(いわゆる舶来)で、独特の雰囲気というか、においみたいなもの、悪く言うとクセがありました。地下鉄には地下鉄のにおいがあったし、銀座には銀座のにおいがあったなー。資生堂のアイスクリームのウエファースの砂糖の霜みたいなのが、外国っていう感じでした。それに富士アイス!
藤原義江さんも銀座や有楽町でよく見かけました。晩年帝国ホテルに住み着いて、月末に請求書をドアの下から入れておくと、サインだけして返すけど、一度もはらわなかったそうです。さすが!それでもプルニエには彼の肖像画がかけてありました。
そうですか、京成でしたか。よく覚えておきます。
あっそうだ、ばあさんバージョンもありましたね。
田谷力三!懐かしいですねえ。ちっちゃい人でしたねえ。あの頃の人にしてもバツグンに小さかった。でも舞台映えがしたそうです。さすがのぼくもリアルタイムでは見ていませんが、銀座のバーで歌っていたのは一度みました。さすがにもう高音が苦しくて、ちょっとファルセットで逃げてました。でも独特の雰囲気でよかったです。
遊郭はぼくら子供のときに東京でも関西でも何度もゆきました。といってもただの素通りで、お兄さんが出てきて、こら、子供のクセに、とか怒られました。写真が飾ってあったので、格子女郎という風情はなかったです。もしかすると格子商売は禁止されていたか?
明治時代、写真が珍しかった頃、写真のお若という二つ名の姐御がいて、自分の写真を撮って東京(とうけい)中の粋な場所にばら撒いた。なんとかいう盗賊のアレで、講談のネタになってます。なんでもその盗賊を訴人したトンボの何とかいう下っ端やくざが車引きをしてるのを、あだ討ちの目的で大雪の日に雇って、途中で金のかんざしでグサリという、絵入り新聞みたいな明治ネタです。
Steiff、そうそう、耳に名札みたいなものがついたやつでした。Walterのアヒル、いい趣味ですねえ。
へえーAntonovは民間会社のものですか。ぼくはロシヤ軍が提供してくれたのかと思ってました。
あすは立春。日本橋に行く用があるのですが、でかけると縞の財布でも拾うか
も。むかし大矢市次郎の新派の日本橋を見たことがあります。イキなもんでした。
そういえばもうせん亡くなった銀座のスキヤカメラの中島詮太郎さんが、銀座の旦那衆の仲間と一緒にくらま会というのを作っていて、新橋演舞場を借り切ってシロト芝居。でも白波五人男なんざ、千疋屋ととらやと鳩居堂と黒澤だったか、ぜんぶうろ覚えで違ってるかも知れませんが、そういう連中でなかなかうまかったです。銀座の旦那衆の会だから金をかけてることおびただしくて、ゲストに家元の花柳寿輔さんを呼んで浦島を踊ってもらった。でもやっぱりクロトはクロトで、この浦島の見事なこと、ほかのシロト芸がみんなかすんじまった。


ヘッドライトほか お名前: telefunkenさん [2004/02/03] No.1104
ヘッドライト
それとメリットですが、放物面鏡による平行投光以外に、フロントガラスがそれまでの半透明のものと違って透明で、見かけがよかったのだそうです。当時は自動車がまだぜいたく品で、高級車が結構おおかったので、みかけを重視したといわれています。
鉄道
トレーラーの中の模型、ぼくらの頃には見かけませんでした。それともこちらが大人で気がつかなかっただけか。
香水
フランスではパルファンparfumです。オー・ド・コローニュというのは香水よりうんと低濃度の化粧水の一種でEau de Cologneと書きます。ドイツではKoelnisches Wasserですね。4711は世界的なブランドです。
ライカRF
RFつまりレンジファインダーなら、レンズを通さずにピントあわせするわけですから、連動式ならどんなレンズでも開放であろうが近距離であろうが平気ですよね。いまならM7とかMPですが、ぼくはM3とIIIfが好きです。
大聖堂
あとウルムにもでかいのがありますね。
どちらも見事なものです。何百年もかけて作るのですから、気の長い話だけど、相手は神様で死なないから、それでもいいのかな。


私もいろいろ お名前: Масяさん [2004/02/03] No.1103
模型に限らずドイツのおもちゃ:
いーものが沢山あるんですよねぇ。
Walter(ここのアヒルが好きです)、Sigi-Kid(高い!)など木工製品。最近人気復活のPlaymobil、世界最古のぬいぐるみメーカ、Steiff、高級手作り人形(は今はもう作らなくてぬいぐるみ)のケテ・クルーゼ(スペル忘れました)などなど...

バラ園:
いえいえ京成バラ園です。谷津バラ園はかつての谷津遊園の一角になります。こじんまりとして好きです。交通の便がいいので結構混みます。
京成バラ園は八千代台(だったかな)からバスで行きます(他に電車があるのですが本数が少ないんです)。結構広いのですが来園者は少ないです。

『爺さん酒飲んで酔っ払って死んじゃった』:
婆さん、それ見てびっくらこいて死んじゃった。

浅草オペラ:
浅草公会堂に田谷力三氏の衣装が展示してあったのですが、あまりの小ささに驚きました。
ここ数日、息子が「オペラ昭和任侠伝」(昭和60年)にハマってしまいました。

遊郭:
ス、ストレートな...では、ちょっとローカルですが。
銀座通りの北側に並行して道が一本あるでしょう。その道と市役所通りが交差する付近です。
今でもちょっと変わった家があります。恐らくその名残だと思います。
条件的にはどうかなぁ...

以前、大船の松竹撮影所にそのテのセットがあり、格子を覗くという一度はやってみたことが実現できました。(何もなかったけど)
日光江戸村では真っ先に花魁ショーを見に行きました。
「ああ、男子の本懐、これに優るものあらんや」(滝田ゆう「落語劇場」)

飛行機:
米軍にはC-5Aギャラクシーという巨大な輸送機があるのですが、軍の所有で提供できない? 例のアントノフは民間航空会社の所有なのでチャーターできた?
そういえば谷津遊園にあったC-46輸送機はどこへ行ったんだろう。


いろいろ お名前: telefunkenさん [2004/02/03] No.1102
十数年前に狛江のほうのシグマに行ったとき、すでにVEBCarlZeissのズームを作っていましたから、Leitzからも当然注文を受けていただろうし、いまでも受けていると思います。80年代にいろいろな部門の技術者から、ドイツから学ぶものは何もないという話を聞きましたが、先方が日本人にホントのノウハウを公開するかどうか、その辺が疑問でした。
ヘッドライト
Carl Zeissで作って、一般向けに販売していたのです。買う人は、Zeissの換装工場へクルマを持って言って、初めから着いているBoschなどのライトをはずしてZeissのものに付け替えてもらうのです。Boschのが2.50マルクなのにZeissのは32.40マルクだったそうです。ポスターも見たことがあります。ドイツ語のScheinwerferはすべての投光機を含みますから、Zeissのサーチライト部門でヘッドライトを作っていたのは自然な感じがします。Boschの反射鏡は金属でしたが、Zeissのはガラス製に銀が蒸着してあって、サブミラーでハイビームに切り替えたそうです。Zeissが最初にヘッドライトを作ったのは1911年で、それまで金属製の球面だった反射鏡をはじめてガラス製の放物面に変えたそうです。でも光源はまだアセチレンガスでした。電気式のライトはBoschが1913年にデビューさせたのが最初だそうです。実験は1905年に始まっていたのですが、まだ発電機が実用的でなかったのと、カーボンフィラメントが振動に耐えない状態で、実現しなかったということです。ZeissとBoschは契約を結んで、Boschでは自社製品以外にZeiss製もカタログに載せる、Zeissではアセチレンガス式のクルマが来ると、Boschの発電機を付けるという内容です。でも不況でデラックス車の売り上げが落ちて、この商売も下火になったとか。


世界はひとつ お名前: telefunkenさん [2004/02/03] No.1101
Dobroe Utro!
ライカはManfred MainzerがデザインしたR8のボディが大好きで、真っ黒なボディにモーターワインダーをつけて重いのを振り回すのに取り付かれて、レンズを使って見て気がついたのです。それまで見くびっていたのですが、認識を改めました。凄い。値段も高いけど。こうなるとヤッパ見かけは大事ですね。
遊郭
へえー、金井さんというと超硬いイメージで、それは知りませんでした。
そういう地域の特徴のひとつに、ちょっと郊外で町から市電が伸びている、ということがあるそうでです。あてはまるでしょうか?
式場さん
そうですか。Car Collectorとは知りませんでした。Bugattiはうらやましいです。Aston Martinの代理店のWindowはよく見ます。もちろんぼくも見るだけですが。
ドイツ語
に限らず外国語はしょっちゅう読み書きしていることが大事みたいです。話すや聞くよりもそっちのほうがおそらく記銘度がたかい?
ぼくもドイツに住んでいたころはもう50年ちかく前になりますが、読み書きをするおかげかいまでも少しは大丈夫です。ドイツ語は標準化が遅れて、正字法がきまったのが20世紀はじめだったと思います。むかしはtの次にヤタラにhがついてました。といっても昔の本を見れば、ということで、目撃したわけではありません。
バラ
谷津はいったことがありませんが、そこから神代に来てるのですか。松阪牛が播州志方あたりからきているのと似ていますね。
Doch Rosen sind es, wobei kein Lied mehr floetet.しかれどもそこにあるはバラなり。鳥の声は絶えてひびかず。秋のバラは森閑とした空き地に咲いてる感じです。'Tis the last rose of summer, left blooming aloneという庭の千草の原曲は、フロトーの歌劇マルタのメインテーマに使われていますが、この歌劇の中の『さあさあおいでよ、市場は開く』という合唱曲が、たぶん浅草オペラ時代に、『爺さん酒飲んで酔っ払って死んじゃった』とパロダイズされて、昭和の始めには子どものあいだでもはやってました。サイトありがとうございました。これから見てみます。
花見
そりゃーもう京都でしょう。年間観光客数延べ4千万人だそうですし、何を着ていっても全国から来てるので大丈夫だと思います。のぞみたった2時間半ですしね。食い物うまいし、夜は祇園とかあるしーーー。いいなあ。
雑誌
戦前は日本を代表する雑誌っていやあ中央公論、改造、文芸春秋の御三家だったでしょう。いまはなんだろう?
世界は一つといえば、自衛隊のイラク行きにAntonovが使われているのは面白いですね。どうしてこの機種を決めたのでしょう?
Do svidaniya






いろいろ お名前: hirob_pさん [2004/02/03] No.1100
>伊賀上野
焼き物祭りに時々いきます。静かで良いところです。

>鉄道
本物の鉄道は酔うので小さい事は嫌いでした。ですが、ドイツではトレーラーの運転手に小銭を払って荷台に入ると、とても大きな鉄道のジオラマが作ってあって、沢山のNゲージ?のような模型が走っていて、コントローラーでいじれるようになっているものがありました。家の近くにこれが来るのをとても楽しみにしていました。

>少年の頃
金井さんは変わった子供だったのですね…。でも、小さい時の遊びはとても影響力があると思います。私も学校では変人扱いされるので言えない、割合変な遊びをしていましたが、今でも仕事でそれが役に立っていると信じています。

>Mノクチルックス
このレンズで本当に可愛らしくお子さんの写真を撮られている方がネットで写真を公開されています。その写真を見て欲しいぃぃと考えたことがありますが…無理ですね…。それにしても、50/1.2は他社一眼では持っていますが、この一眼でも開放近距離ではピントを外す事がままあります。なのにRFで50/1.0の開放を近距離を合わせるというのは可能なのでしょうか?ライカだと可能なのかなぁ…??

>メシャウとバルナック
とても面白かったです!

>遊郭跡
学生時代に部活の合宿で遊郭跡に宿泊したことがあります。名古屋では駅裏近辺にあります。小さく仕切られた多くの部屋があり、各部屋に背の低い鏡台がありました。考えると時代劇のシーンが浮かぶような雰囲気ですね。

>大聖堂
は当時の後進(?)日本の田舎の鼻垂れ小僧にはとにかく大きく驚きの建造物でした。私は上を見上げると驚きで動けなくなっていたと母が言っていました。子供にも神懸かりだったのだと思います。もう一つ、とても楽しみにしていたのが、4711(?)という化粧品会社の社屋の外壁にある飾り時計でした(これはケルンかな?)。1時間おきに人形が出てくる機械仕掛けでした。フランスでは香水のことをオーデコロンいうそうですが、ケルンの水という意味だと聞いた事があります。ケルンの水は香しいのか…?


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