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はいはい、ありますよ! お名前: Масяさん [2003/12/03] No.601
そろそろ色々と準備しなければぁっと思いながら、お土産ばかり気にしています。
カメラは結局、Зоркий-С+КМЗ製Индустар22にします。フォクトレンダーのダブルシューアダプタをかませて露出計/ストロボを使おうと思います。
このシューアダプタの脱着も固いのですが向こうでは付け放し、戻ってきたときに外せばいいやっと思っています。巻き戻しが面倒ですが...

お祝いの話:
還暦というのはありませんが、юбилей(ユービレイ:記念日や記念祭などの意)を祝うという習慣があります。一度ワレリーから細かく聞いたのですがメールを無くしてしまいました。0で終わる数字や25というキリのいい年齢に達した時をюбилейとしてお祝いします。
特に50歳の時に盛大にお祝いします。有名な所では昨年のプーチン大統領ですね。ニュースになるほど祝福されたのに今年の誕生日は全く騒がれないのはこういう理由なんです。
一昨年、ワレリーが50歳でモスクワ郊外、ズヴェニゴロドにあるモスクワ国立大学の保養施設で2泊3日かけてお祝いしました。日本から(私)、ドイツからっと盛大に(国際的に?)祝いました。またКиев Вегаをくれたミーシャが25歳で前年そのВегаをくれたということ、帰国の際お世話になったということも併せてюбилейとして日本製のポータブルCDプレイヤーをプレゼントしました。
ワレリーにはニコンの双眼鏡を、彼女と相談の上、しかも二人からとシールを貼り付けて贈りました。ロシアではちょっとは名の知れたシンガー・ソング・ライター(彼の友人なんです)がペンタックスのコンパクトカメラを贈りました。カメラにしなくてよかったぁ。写真(汚くてすみません)のギターを弾いているヒゲオヤジがそうです。
っで今年はオレグが30歳でюбилейでした。プレゼントについてヴィクトリアと話していたらカワサキのバイクが欲しいだのラジコンの飛行機が欲しいだのと...以前お話したように登山用リュックを買ってあげたら富士5合目までの往復バスチケットが福引で!
この習慣ですが、男性のみなのかもしれません。女性でюбилейとしてこのように誕生日をお祝いしたということを聞いたことがありません。(歳がバレるから?)

身近な還暦:
私の両親も10年前位に還暦を迎えましたが、やはり赤いちゃんちゃんこは嫌がりました。
そのくせ母なんて赤い衣類が好きで、私が米国ニューポートで買ってきた婦人用の帽子(デザインがいい!)を見つけて、"欲しい、頂戴"っと。翌年、彼女への誕生日プレゼントとして送っちゃいました(もともとそのつもりで買ったから)。
そういえばボストンで買ったバッグも狙われたかな?これも当然...

その彼女から昨日、朝の風景として家から木を見下ろしたような写真が送られてきました。霜がついたように白くなっていましたが、以前積もった雪はなくなっていました。
画 像 : img20031203164714.jpg-(125 KB)


12月 お名前: hirob_pさん [2003/12/03] No.600
>丁度二週間後に出発です
もうすぐですね! あれからモスクワには積雪ないなぁと思うと…今日は雪っぽい? 2週間後には例のカメラの前で大柄赤毛の方が手を振っておられるかと思うと今からとても楽しみです。

>クリスマスに向けてのイルミネーション
年々、ここら田舎の一般家庭でも電飾が増えていきます。職場の子持ちの方曰く、学校で子供が可哀想でないようにとか、隣近所がやっているから…と右習えする微妙なものだそうです。端から見ているとチカチカと綺麗なのですが。

今週末は妻の父の還暦祝いです。赤いチャンチャンコはどうしてもイヤと言うので、こじゃれた飲み屋でみんなでご飯です。妻は姉妹でプレゼントも買って万全です。私はカメラ選びで頭を悩ませてます。Zorki-3+Jp-3で行けないかなぁと計画していますが、結局救ってくれるのは前回同様デジカメかなぁ。ちょっと前にワレリーさん(でしたでしょうか?)のお誕生会の写真を拝見しましたが、やっぱりロシアでも還暦とか区切りの年齢に意味合いを持たせる風習ってあるのでしょうか?また機会あれば教えてお教え下さい。


残念... お名前: Масяさん [2003/12/03] No.599
Привет
昨日航空券が届き、本日ビザを取得することができました。丁度二週間後に出発です。

昨日の天気予報で、今日は晴れると思っていて小石川後楽園からロシア大使館に行くには...と調べていたのですが生憎と曇り空。
Зенит312м+Юпитер9にフィルムを入れたのですがこの天気では...ルートはJR有楽町駅から地下鉄線日比谷駅へ...そっかー日比谷公園があったんだぁっとデジカメで数枚紅葉を撮ってきました。
昨夜は風が強かったのですが、銀杏の葉は散っていましたがもみじは殆ど落ちていませんでした。まだイケそうですが週末は天気が悪いとか...

クリスマスに向けてのイルミネーションも輝き出しました。スローシャッターということでЗоркий4の出番です。

先日МОСКВА5で撮った六義園と本土寺の写真が出来上がってきました。Киевで撮ったのと同じように本土寺の写真はオーバー気味でした。あ〜勿体無い!

Пока


ごめんなさい お名前: hirob_pさん [2003/12/02] No.598
けろけろさん、すみません。また、ちゃんと読み違えてまずに書いてしまいました…蛍石のところ。ごめんなさい。

>窓が嵌め殺しなので
丁度昨日の眠気の元でした。時々車の中から外を走る車を捉えたような写真を見ます。昨晩も最近の写真工業のロシアレンズ特集の中の作例の赤いコンパチアメ車の写真をずっと眺めながら窓が開いているのか閉まっているのか考えているうちに寝ていました。

>т.А.Т.у.:
名前の由来有り難うございました。伺うとなるほどねですね(ロシア語は全然分からないけど最初二人でキスして有名になったんですよね。確か)。


もう撮らないといいながら... お名前: Масяさん [2003/12/02] No.597
Привет
ホントにいい天気で朝、富士山がオフィスからくっきりと見えました。窓が嵌め殺しなので綺麗に写真を撮ることができません。

本日、自宅の方に航空券が届くようで明日、ロシア大使館にビザを受け取りにいきます。
天気が良さそうで大使館が開くのは9時半から...小石川後楽園に寄って紅葉を撮って行こうかと考えています。
朝、そして昼休みに隣のお寺の紅葉をデジカメで撮ってきました。

т.А.Т.у.:
ステージも1時間ちょっとで終わりだったとか。
これは、ТА девочка любит ТУ девочку(あの娘はあの娘を愛してる).の略らしいです。

元素の話:
........?

Пока


また長くなった… お名前: hirob_pさん [2003/12/02] No.596
こちらも今日は本当に良い天気です。
できればあっという間に来る週末まで持って欲しいなぁ…紅葉写真惨敗でしたので。光線漏れとピント不整合でシロジロボケボケです。

>売れているのだろうか
ネット上のニュースによると丁度昨日コンサートだったそうですが半分しか埋まっていなかったと書いてありました(ガラガラと表現されている)。ところでタトゥーって入れ墨とかけているのでしょうか?ロシア語の意味があるのでしょうか?

>ランタンはそれほど希少元素では
>無かったように記憶しているのですが
希土類って言いますけど実は存在率が低いという意味では無かったと思います。なんで希土類っていうのかなぁ?

けろけろさん文章を巧く推測できずごめんなさい。文章って難しいですね…。

>放射線レンズ
>しかしメーカーが一般化しなかったのは
このレンズとてもメジャーなレンズで、数千円でゴロゴロしています…。実は、妻の爺さん→妻の父ちゃん→私へと渡ったレンズで妻の小さい頃をずっと写してきた思い出のレンズですのでとても大事にしています。某高くて有名な修理会社でボディ共々完璧にOHして貰いました(修理費には号泣…)。

>霧箱
なるほど…確かに高校生位の時に授業ビデオでフラスコのなかにメチルだかエチルアルコールを入れて、下方をドライアイスで冷やして…とかいう実験を見せられた気がします。なんだかさっぱり分かりませんでしたが、放射線を見ていたんですね…。

>蛍石
私が知っているのは、紫外線蛍光特性を有するからというものですが…。

>特許権、商標権そのほかで争えたはず
消滅まで近年日本(各国時代で差がある)では出願から20年です。ですが国内の権利はソ連では効力はありません。条約で各国独立と定められているからです。また、もしカメラの中に特許が使用されていなければ(技術的には高度であってもソ連で取っていなければ)、国内では不正競争防止法で対応可能ですが、当時ソ連に対しての対応策は有ったのか疑問です(なかったのでは?)。ただそれを見越してソ連がコピーを行うような無法な事はしていないように思えます(単なる最近の感覚…)。コシナが訴える必要があるとすれば損害を受けた場合ですが、同じ時期に製造されていたのでしょうか?、また、ロモが当時このような製品を日本に輸出していたのでしょうか?、更に、国外で販売地域が競合していたのでしょうか?その辺は分かりません。

(ベルギーのフォトキナでグランプリを取っているらしいソ連のM39マウントのレンズってなんでしたっけ?その中に何かのレンズのコピーと聞いた事があるレンズが混ざっていたような気がしますが…これって変ですよね?)あの文字が格好良いのでとても欲しいレンズです。

また長く話も広がってしまいました…。


トリウム お名前: けろけろさん [2003/12/02] No.595
いろいろと日本語の能力不足(他の能力・知識もさらに不足しております)で、お恥ずかしい限りです。

hirob_b さま
「ランタン系とともに」共同開発された、というつもりで書きましたのです。見送られたのはトリウム系だけです。ランタン系は今でも使われているのはおっしゃるとおりです。

hirob_p さま、奥様のことが心配です。念のため、フィルムシールド袋(鉛入り)にでも入れて離れたところに保管しておいてください。また廃棄するのには細心の注意が必要です。(不燃ゴミで出して)、破砕の際の飛散や、熔解による他のガラスとの混入など将来的には問題になるかもしれません。

おそらく放出量は大したことはないのでしょうけど、しかしメーカーが一般化しなかったのは安全面の理由があるはずですから。


金井さま

石油の照明用ランタンです。調理用のバーナーにはマントルはありません。トリウム化合物をいれると何倍かに明るく輝くということです。一種の炎色反応です。励起状態から戻るときの光が視覚上有利なのでしょうか。

霧箱は、通常はアルコール蒸気を用います。アルコール蒸気が飽和状態になっていたところに放射線粒子が飛ぶと、そのまわりがイオン化されて、一気に気体が液体化し、それがこまかい霧になって巨視的に観測できるというのが原理です。これは比較的容易な実験です。アルコール飽和蒸気をつくればいいわけですから。

肉じゃが霧箱はわたくしの発見です。肉じゃが、でなくてもいいですけど。とにかくそういった熱い食べ物を、タッパーなどに入れ、上の蓋は、透明なプラスチックの物が望ましいです。しばらくおくと、大きな水滴の他に、細かい曲線とか直線が観測できます。これが、霧箱とおなじものだと思っているのです。つまり、密閉中の容器の中である程度は飽和状態になった水蒸気が存在するのです。自然放射線によるものです。最初は、この幾何学的な模様がなんなのかが分からなかったのですが、霧箱を思い出して多分そうなのだろうと思っています。

ただし、適当な放射線源がないから、それが本当か確認のしようがなかったのです。放射線源があれば、これらの軌跡が増加するのが観測されるでしょう。まあ石油ランタン用のマントルを買ってこればよかったのですけど。

蛍石は高価なようです。人工蛍石ができても高い。おそらく大口径の透明なものを得るのがむずかしいのでしょう。FとCですから原料は安い物ですけど。タンタル系も原料の値段、ではない気がいたします。

蛍石の語源は、「蛍光」からきていますが、これは主成分のフッ素・カルシウムでなく微量の希土類のようです。日立のキドカラーが、「希土」からきているということをむかし教わったのにすっかり忘れていて、いまWEBで思い出しました。


全然別のことですが、まだ、ぱくりとか、ぱちもんとか、そういった蔑視表現がはびこっています。だいたいこういった言葉は一定の集団の隠語です。通常の教養のある社会人が公の場でつかうべき表現とは思われません。ニコンのSシリーズに対しては、「コピー」とは言っても(ほとんどそれすらも聞かれませんが)、ぱちもんと表現しているのを見たことはありません。

ある国の生産物について、こういった表現を使って、自国の優越性を感じるのは、あまり趣味がいいとはいえません。

日本が優れていないとはいいませんが、たかだかコンパクトカメラのひとつぐらいで優越性を感じたところで意味はないでしょう。もっと大事な部分で遅れているところはいくらでもあります(ロケットの打ち上げもそうでしょうね)。そのことを恥じて、今後に生かすべきだと思います。

キエフ35はフォトキナに出品しています。フォトキナは、西側のメーカーも参加していました。そこでコピー商品を堂々出品できるでしょうか?キエフ35については、最近では西ドイツのバルダがミノックスとウクライナの工場とにライセンスを与えたのだろうということが明らかになりつつあります。

CX1,2には、プラクチカ・ブランドもあります。さすがにこれまでぽちもんとはいわないでしょうね。では、いったいどういう経緯なのか、まだ明らかではありません。どちらが先かということも含めてです。

さらにそれとCLAとの関係では、東ドイツ経由で技術供与があったとかいろいろな可能性を考えてみなければなりません。少なくとも最近の西側からの働きかけとされるLCAの生産について、かりにコシナがオリジナルで、LOMOが違法なコピーだったとすれば、特許権、商標権そのほかで争えたはずです。それがなかったというのは、合法的な関係を推測させます(hirob_pさま。カメラなどの特許はどのぐらいで消滅しますか?)。

ミノルタはFF1の生産に際して、輸出検査協会の承認は得られても、なおミノックス社に照会したようです。これはHPに載っているので確認できます。これは、メーカーが裏話を明らかにした例外的な場合です。そのほかは、メーカーはあまり事情を明らかにしたがりません。ただ分かることは、カメラ業界は旧ソ連、東ドイツをも含め、世界的にフォトキナなどに象徴される一定のコミュニティーが作られていて、無秩序状態ではなかったということかと思います。それは、ブランドのバックを勝手に町工場でつくって路上でうるのとは根本的にちがった世界だったということです。ぱくり、ぱちもん、については、そういったことを踏まえて再考していただきたいものです。


快晴 お名前: 管理人(金井)さん [2003/12/02] No.594
昨日の雨が嘘のような快晴です。米軍基地の鉄条網に付いた露が光っていて美しい。

そういえば、いまTATY(.t.A.T.u)が来ているようですね。まだ、売れているのだろうか。

肉じゃが霧箱:
 冗談なのか本当なのか、私も分りません。それに、「キャンプ用の石油バーナー」って、登山に使う「ガソリンストーブ」とは違うものですか。なんで、バーナーに放射性物質が必要なのだろう。

ランタン:
 ランタンはそれほど希少元素では無かったように記憶しているのですが、高価なんですかねー。製造が難しいのでしょうか。フローライトは加工が難しいのですよね。
 住田光学ガラスのページを見ると、La系の光学ガラスがあります。
 http://www.sumita-opt.co.jp/ja/
の、「光学ガラス製品一覧」「各種光学ガラス・詳細データHTML版」です。 


ロシアに関係ないかな… お名前: hirob_pさん [2003/12/01] No.593
私は放射線はチンプンカンプンです。でも、肉じゃがはご冗談ですよね…? そもそも水蒸気で可能なのですか?よく分かりません。

トリウム系もランタン系も実際に採用されたと思われます。また、ランタン系はとてもメジャーです。添付の公報は、ライツのものですが、右下端あたりにトリウムの事が触れられています。実際にこの公報で触れられている商標名のガラスがどんなレンズに使用されていたのかは分かりませんが。これは昭和40年に出願されたものですが、この頃から昭和50年代までに沢山トリウム代替ガラスの特許が見られます。ですが、このライツの公報よりかなり前の昭和20年代後半(今手元に無いが)のショット社の公報ではトリウムを入れるとアッベ数を向上させられるが、放射性なので入れない方が良い旨が述べられていました。各社葛藤したのでしょうね。
画 像 : img20031201193644.gif-(34 KB)


トリウムガラス お名前: けろけろさん [2003/12/01] No.592
異常屈折ガラスとして日本でも共同研究されたようです。

ニコンや富士フイルムのHPに載っていました。

ランタン系とともに。結局採用されなかったのは安全性の面でしょうか?

でも現在でも輸入制限とか販売制限とかは大丈夫なのでしょうかね?法的な面と安全面とで。


桐箱ではなく霧箱 お名前: けろけろさん [2003/12/01] No.591
そうそうトリウムでした。それが出てこなかったので、希土類とごまかしました。

トリウムガラスは、紫外線を吸収するとか。混入してしまったのか、混入したのか?トリウムガラスが褐変するのか、それともトリウムからの放射線が他のガラスを褐変させるのか?

キャンプ用の石油バーナーで、綿の網状の芯に赤く着色してあるのがトリウム化合物のようです。

ガイガー計数管を使ってしらべるといいのでしょうけど、以前、簡単な計数管の実験に、このバーナーの芯を放射線源として使っていました。他には、蛍光灯のグローランプ。

肉じゃがを大量に作って、密閉容器にあついまま入れると、表面のふたに、こまかい筋模様ができます。これが霧箱の原理です。放射線の軌跡を観測できるのです。

hirob_p さま。今度そのレンズを肉じゃがに近づけてみてくださいね。


カロリー60%OFFの缶コーヒーを飲みつつ お名前: hirob_pさん [2003/12/01] No.590
>衛星打ち上げ失敗
ここ最近宇宙産業の失敗を良く聞きますね。日本の場合、技術的に不可能で失敗している段階ではなく、いつも詰めが甘くて失敗しているように素人目には思えます(サッカー論議ではないですが)。細かい具体的・技術的な原因より、それ以前の問題があるのかもしれませんね。国民性なのかなぁ?

メディアの矢面に立っておろおろしていた方はどこの方なのか知りませんが、この失敗をしたと伝えられる私の会社の近所の会社の株価が下がっていました。新聞によると1200億以上の損害(保険に入っていたのかな?失敗が多くて入れなかったりして)だそうですが、単純に計算すると一人当たり約1000円をドブに捨てられた換算になりますので、もっと下がっても良さそうに思いますが…みんな優しいのか…?

>黄変(最後には褐変)
某米国サイトで放射線量が最も高かったとして紹介されているレンズを持っていますが、確かに見事に褐色です。そしてこのレンズにはトリウム(全ての同位体が放射性)が含まれていると聞きます。以前、国内の特許で調べたことがあるのですが、確かにある時期トリウム代替技術の出願が幾つかありました。ただ、当時の資料からは黄変を嫌っての代替技術でなく、従業者安全の為という理由が書かれていました(当時はまだ黄変することが分からなかったのかも)。

トリウムは、アクチノイドに属するので通常、希土類に数えませんが、ランタン(通常放射性ではない)は希土類です。ランタンガラスはJp-3に使われているらしいですし、ライカのレンズにも多く採用されているそうですが、私のJp-3はKIEVのものも、Lマウントのものも、どちらも上記のトリウムのものに比べると殆ど着色していません。

というわけで黄変はトリウムという噂が私には最もらしく思えます。トリウムだけが単独で原因なのかは分かりませんが。(と先週書いたのですが投稿できませんでした…)

長文ごめんなさい。


一週間が早いと... お名前: Масяさん [2003/12/01] No.589
Привет
一週間が早いと感じた...なんてウィスキーのCMにありましたね。一週間が早ければ土日の休みなんてあっという間ですね。

両日共に雨だったので久しぶりに体を休めていました。お陰で風邪のほうも大分よくなりました。
金曜にDPEに出してあったフィルム2本が出来上がっていました。仕上がりが早いことをウリにしているチェーン店でしたが、息子がディズニーシーで撮ったものがややアンダー、私がКиев2で撮った紅葉がややオーバーということで店長自ら焼き直してくれたそうです。
例のドイがなくなって、みんなそのお店に出しているそうです。店長が凝っている方なので安心してお任せすることができます。
Agfaは扱いづらいそうなのですが、濃く焼いてくれたので私好みの仕上がりでした。
この本土寺で撮った紅葉がとても綺麗だったので今年の紅葉撮影はこれで終わりにしたいと思います。(モスクワ行きもありますから)  っが、会社の隣のお寺の紅葉が雨に濡れて綺麗だなぁ...

銀塩カメラ:
春の梅から冬の紅葉まで撮っていて思うことは、銀塩カメラが普及しているなぁっと。銀塩一眼を使用する新旧を問わずお嬢様方は増えています。(新はMFで旧はAF)

カメラマンに残されたのは思想しかない...ってこれも古いCMですね。

宇宙関連:
ワレリー夫妻が関係しています(ワレリーはしていたです)が、共に製造現場ではないようです。
中国のロケットって数十年前の旧ソ連の技術で作り上げたとか、日本は独自の技術なのかな?

インフルエンザ:
ああ書くとロシアに行くには予防接種が必要と思われるかもしれませんが必要ありません。ここ数年冬にインフルエンザが猛威を振るうので毎年家族全員が予防接種を受けています。

Пока


今日は雨 お名前: 管理人(金井)さん [2003/12/01] No.588
雨の日、自転車通勤・通学の人はたいへんです。くれぐれも、安全にお気を付けください。

週末、世間では大きなニュースがありました。@足利銀行破綻 Aスパイ衛星打ち上げ失敗 B駐イラク大使館員殺害。
 このなかで、「衛星打ち上げ失敗」は不思議でならないのですが、中国など、打ち上げどころか、帰還まで果たしたんですよ。なんで、日本の技術はこんなにへぼいのだろう。NASDAかIHIの技術者に聞いてみたかったのですが、聞く機会が無かった。(残念。)
 Масяさんのお知合いには、宇宙関係に携わっていた人も多いのでしょうか。そういう人を、NASDAが採用してもダメなのかなー。
 Масяさん、風邪は良くなりましたか。

銀塩カメラの終焉:
 デジタルカメラの画素数が上がったので、デジタルに移行することは明白です。一眼レフ式のデジタルカメラのおかげで、交換レンズは売上が伸びてるんですよね。カメラ会社は好況です。オリンパスがデジタルで一眼レフに復帰したことなど象徴的だと思います。
 当面は銀塩がなくなることも無いでしょうけれど、プリントするとき、すでにデジタル化をしている場合も多いのではないかなー。だったら、銀塩の意味って、すでに無いかもしれない。

自動化:
>冗談交じりに、あとは被写体の選択しか残ってないとも。
 いえいえ、最終関門は、自動修正です。人物撮影では、ちょっと美人に修正するとか、笑顔にするとか、もし目をつぶってしまっても、パッチリ目にするとか。風景写真なら、ゴミが落ちていてもゴミを消すとか。紅葉がまだでも、美しい紅葉の盛りにするとか。
 そんなの欲しくないですか。有ったら売れると思うのですが。

斜陽:
>銀塩のカメラも早晩、斜陽産業になるのでしょうね。
 「銀塩カメラ」に固執したら斜陽化は免れないと思いますが、カメラメーカーはデジタルへの移行が完了しています。だから、少なくとも日本のカメラ産業が斜陽化することは無いでしょう。DPEもデジタルプリントで生き残るのではないかと思います。
 デジタル化のおかげで、撮影の機会は増大するのではないでしょうか。とすると、映像産業全体でみたならば、産業自体が増えるわけで、今後、発展する産業だと思います。(こう考えないと、悲しくなってしまいますよ。)


銀塩カメラの終焉 お名前: けろけろさん [2003/11/30] No.587
ひさしぶりに新宿の大カメラ屋を覗いたら、売り場がすっかり変わっていました。本館1Fは、デジタルカメラです。主役が変わったということでしょう。銀塩カメラは別館に追いやられてしまった。きわめて象徴的です。

急速にデジタルカメラへの移行が進んでいます。コンパクトデジカメも300万画素あたりから進歩が遅くなって、大体安定してきたわけです。それまでは1年ごとに画素数が倍以上でした。

あとは、35ミリ版フルサイズCCDがでたら、一眼レフも急速にデジタル化するでしょうね。ないしは、35ミリフルサイズにこだわること自体が古いのかもしれません。今は過渡期で互換性が問題になるけど、将来的にはこの35ミリというフォーマットが最良である保証はないわけですから。

これまでは、銀塩は銀塩の良さがあるし、デジタル化しても銀塩のカメラとの共存は可能と思っていたのですが、ここ最近の業界の動向をみていると、その認識は間違いだった気がします。

カメラメーカーはとっくの昔に、銀塩カメラについては見切っていたわけです。ビジネスとしてはもう成り立たないし、技術的にも魅力はない成熟分野だったのでしょう。日本のカメラは50年代に外国を圧倒して独自の道を歩むことになりますが、その基調は自動化でした。自動絞りから始まって、露出、ストロボ、巻き上げ、最後にオートフォーカス。冗談交じりに、あとは被写体の選択しか残ってないとも。

その結果は、カメラがつまらない物になってしまった、ということです。写真を撮るという行為のすそ野が広がったというメリットは否定できませんが、道具を使い、実験する喜びは失われたのでした。デジタルカメラはたしかにこれらの技術の土台の上に立っているわけではありますが。

日本のカメラの「進歩」の基調のもうひとつは小型化です。機能を詰め込むだけ詰め込んで小さくするということ、これに技術者は血道を上げました。たしかに日本人は体力的に大きな重いカメラは苦手です。印籠・根付け、盆栽といった伝統もあるかもしれません。

一方こういった日本のカメラの方向に対して、ライカのM5、キエフ5、レニングラードのような重厚長大のカメラが60年代頃にでてきたのは、多機能化に対抗したら大きくなってしまった、のか、わざと意地でも大きくしたかった(体格の大きな国民には小さすぎるカメラはかえって扱いにくい)のでしょうか?
いずれにせよ、これらは商品としてはあまり成功しなかったわけです。

現在の日本は、ビジネスとしては、過去の魅力ない市場なのに、ユーザーとしての熱狂的なファンがいるという構造です。極端な話、中古市場は、メーカーにはなんの直接的メリットはありません。関係があるとすれば、企業のブランドイメージがひいては新商品の購買につながるということでしょうが、各メーカーの主たる売り上げはカメラではない現在、それもほとんど問題にすらしていないでしょう。ソフト面でも、DPE店が減少し、値段が上がれば銀塩離れは加速するということです。一番のネックはソフト面で、DPE自動マシーンの更新時期が何年後かに迫れば、一気に取扱店は減少すると思われます。

映画はすっかり斜陽ですが、おなじ銀塩のカメラも早晩、斜陽産業になるのでしょうね。テレビでたまにフィルムでとったドラマなどがあると、きわめて古くさく違和感をおぼえます。現在デジカムのプリントは違和感がありますが、それは銀塩プリントに馴れているだけで、状況が逆転する日も近いでしょう。


ですよねぇ。 お名前: Масяさん [2003/11/28] No.586
Привет
風邪薬のせいか少しボーっとしています。週末は台風21号が近づいているとかで天気が良くないようですね。
ちょっと休みます。またモスクワ行きに備えてインフルエンザの予防接種も予約しました。(私の家の方では予防接種料で価格破壊が起きているようです)

荷物を軽くしたいので重いカメラはちょっとぉという感じです。フィルム1本くらい持って行って現地調達しようかとも考えています。そうなるとKMは見送るかぁ...

私も毎日WEBカメラをチェックしていますが、雪融けちゃいましたね。先日彼女から雪の様子と雪のサロフの様子がアメリカ経由で来ました。

では、(天気が悪くとも)(マンネリと言われようとも)よい週末を!

Пока


もう週末 お名前: 管理人(金井)さん [2003/11/28] No.585
モスクワ:
 最近、モスクワは夜が長いですね。雪はないなー。暖冬?
 Масяさんは、モスクワにモスクワは持ってゆかないのですか。フィルムもこちらから持って行くんでしたっけ。

防湿庫:
 どういう保管をしても、たまには風に当てないといけないですよね。多くのカメラが眠りについています。このままでは、永眠してしまう。どうしよう。

プラスチックレンズ:
 直射日光に当てていたら、黄変すると思いますが、あてなくても、黄変するだろうし、このあたりどうなのでしょう。日本ゼオンの技術者には煙たがられてるし、ポリカーボネート屋さんに聞いたら「初めから黄色いよ」って言われるし。


保管方法 お名前: けろけろさん [2003/11/28] No.584
hirob_pさま

防湿庫は高いですね。しかも場所もとるし。わたくしも、防湿庫買うお金があったら、レンズを買います。

防湿庫はご存知のように、乾燥剤を一定時間に電熱で乾燥させて連続的に湿度をコントロールするものです。場合によっては、湿気が均一にならないのかもしれません。電熱での加熱も気になります。温度の偏在があれば結露にもなります。一番の問題は、安心しきってしまうというところでしょうか。

2階と書いたのは、戸建ての場合には、1階よりも2階の方が乾燥しているからです。また、床付近よりも高いところがよいですが、あまり天井に近いと今度は結露による湿気があったりします。押入などの上段の真ん中あたりに桐箱をおくようにします。

室内用の除湿器を常時運転して湿度を保っているのです。これは好みの問題だと思いますが、日本では太平洋側でも、冬の湿度も高いという気がしています。

たまに日光に当てるのはよろしいのですが、バルサムはやはり紫外線がよくありません。プラスチックレンズ(複合非球面)などは特にダメでしょうね。

希土類ガラスのあるものは黄変(最後には褐変)するようですが、これは放射線によるもののようで、しかも外部放射線なのかどうか・・・。ただし、紫外線がガラスにも影響を与える可能性も充分にあります。

直射日光は特に温度変化が激しく、ずっと放置すればアライメントに狂いを生じるおそれもあります。オイルやパッキングの劣化も。逆に室内の明かり程度では、カビの発生を防ぐような紫外線量ではないでしょう。だいいち、カメラやレンズを明るいところに陳列すれば、家人にしれてしまいます。いまだに「何台かある」という程度の認識のはずですので・・・・。

たまに日光にあてて、風通しをよくする、って要するに天気のいい日に写真を撮ればいいわけですね!

乾燥の話ですが、ヨーロッパでは冬もかなり乾燥します。DPE店の店頭で、フィルムの所々に火花が走っている写真がでてきて、心霊写真じゃないかと気味悪がっている客と店主に、巻き上げ時の静電気による火花が写ったものだと説明して感謝されたことがありますが、日本ではそこまで乾燥することはほとんどないと思います。

と書いていて、自分のことが心配になって、ちょっと整理しました。10年以上前に買ったジュピターの8と9(Lマウント)が「発掘」されました。ソ連製のレンズを買ったのは覚えていたのですが、しらべもせずに買ったので。両方とも黒ペイントですが、これって「いい」のでしたっけ? 
 
無事でしたし、改めてみて、きれいなレンズなので、すこし写真でも撮ってあげようかと思っています。ただ、撮るものがない・・・・。


保管 お名前: hirob_pさん [2003/11/28] No.583
けろけろさん、有り難うございます。

個別にプラケース入れしているのはカビの伝染が防げそうに思うからです…。でも効果は「?」です。それから光を入れるためです。実は引っ越ししてから防湿庫内(と思われる)でカビがでました。

で、人に聞いたところ光は結構重要だよと聞き、思い当たる節もあったので、プラケースに入れて光が透過するように心がけるようになりました。直射日光はあたりませんが窓下へ積み上げています。

乾燥剤はちょっと意識してシリカゲルを使っています。桐ほど湿潤側ではないと思いますが放湿もできるからと思って。これも気休めかもしれません。

と…自分では防湿庫を買い足すお金があればカメラを買うということを最もらしく言う為の口実を考えてありますが。。。。なんて。

>室内全体を調湿した2階の部屋
ってことができるのが凄く羨ましいです…カメラ部屋があるんですね。


旧ソ連の国家体制の解説書 お名前: 管理人(金井)さん [2003/11/27] No.582
tex-mex hikozouさま。始めまして、管理人の金井です。

旧ソ連の国家体制の解説書は、私も知りません。お役に立てずすみません。専門書は有ったと思いますが、私は理系なので、見たことも読んだ事もありません。ソ連の国家体制を断片的に窺い知れる本はいろいろありましたが、それも最近は少ないと思います。

手元にあるものでは
 新ソ連憲法・資料集(ノーボスチ通信社編) 
 現代ソ連の政治と外交(日本国際問題研究所)
 KGB(フリーマントル)
 ソ連共産党書記長(木村 明生)
 クレムリン権力のドラマ(木村 明生)
なんていうのがありますが、どれも1970年代〜80年代の本なので、今では絶版が多いと思います。もし、入手したとしても、ご要望のものとはちょっと違うと思います。

もし、ロシア語でよいならば、いろいろあるのでしょうけれど、読めないので知りません。


はじめまして。 お名前: tex-mex hikozouさん [2003/11/27] No.581
ソ連邦の歴史をちょっと勉強しているのですが、国家や共産党の組織がよくわからないと、どうもちんぷんかんぷんです。

これを知るには、どういった本を読むと宜しいのでしょうか?


よけいかもしれませんけど お名前: けろけろさん [2003/11/27] No.580
hirob_pさま

(乾燥剤+防カビ剤)×プラスチック密閉容器=かならずしもよくない

そうです。乾燥しすぎるからです。何年か前、カメラアサヒでレンズメーカーの人の話で、防湿庫すら望ましくないという意見がありました。

まあこのあたりは見解が分かれるところでしょうけど。バルサムとかグリースにとって乾燥しすぎはよくないようです。

カメラボディは自然革が使われてるものもあってこれも乾燥はよくないでしょう。特に蛇腹式の場合は劣化につながります。革には保湿が必要なのです。

防カビ剤も石油系ですが、これが長期的にたとえばレンズ表面に昇華することとかがないのかすこし心配です。

わたくしは、桐の箱(かなり大きなもの)と調湿機能のある乾燥剤にレンズを保管し、ボデイは室内全体を調湿した2階の部屋においておいてあります。50パーセントぐらいの湿度です。

桐箱はいいのですが、桐のタンスなど衣類との保管はさけるべきです。ナフタリン・パラベンがレンズの曇りをつくり、グリース・機械油を劣化させます。東急ハンズなどでおおきな桐の箱を売っています。ないしはタンスひとつをカメラ専用のために購入するとか(ホルマリン対策も必要かもしれませんが)。

カメラは、革のカメラケースから出して、風通しのよいところにぶら下げ、ときどきシャッターを切るというのが一番よいようです。シャッターを切ることで空気が循環されるそうな。でもそれだったら、裏蓋とかレンズをはずした方がなおいいのかもしれません。


スナップ写真は28ミリ、というのが鉄則だったかと。室内でもだいたい5メーターぐらいに合わせておけば、ピントの失敗はありません。これなら、AFよりも早くシャッターを切れるでしょう。室内ならオートストロボにしておけば、古いカメラでも露出の心配もなくなります。


日頃が日頃だからなぁ... お名前: Масяさん [2003/11/27] No.579
毎週末に向けてカメラを何にしようか?っと(楽しく)迷う私ですから...
私、今までロシアカメラを里帰りさせたことがないんです(非情?)。一度だけプラクチカを持って帰ったことがありました。
っで、今回КМЗを訪れるというのでЗоркийかЗенитで。Зенитならば620を、Зоркийならば6をと考えています。
当初Сをと思っていました。息子用にという名目で買ったハンザの露出計(フォクトレンダーのVCメータですね)がСや2Сのシューに固くて装着できない...もっとも2Сのシャッターには不安があります。
コンパクトでストロボも使えるとなると6しかないと。レンズはКМЗ製のИндустар22でしょうね。
ストロボ用のシューアダプターをかませればСもいけるんだなぁ...やっぱりこっちにしようかな?

ここ数日、この露出計を使って撮影していました。


こっちはかなり曇ってます お名前: hirob_pさん [2003/11/27] No.578
>ZIM製のセルフタイマー
なんと。素晴らしいセルフタイマー!!

数十年前からなのでしょうかセルフタイマーは今でもレリーズボタンのネジ部に直接デッカイ本体を取り付ける形態のものしか私は目にしたことがありません。

スプリングカメラ(レンズシャッターにはセルフが付いていても壊れていることが多い)や、二眼好きにはあまり役に立ちません。あのデッカイセルフタイマーを小さなレンズシャッターや、二眼レフに前方に向かって突き刺すとレリーズ直前に凄い振動があって、逆にブレさせるために付けているような状態になってしまいます。また、シャッターやボタンが壊れないか心配です。以前から、間接的にケーブルレリーズを押す機械は無いの物か?と思っていました。ケーブルレリーズを押す機械があれば、本体は三脚に取り付けて固定すればブレないのにと…。正にそれですね…でも、入手困難なのでしょうね。

>自動絞り(No.565のレス?)
>EOSのレンズなんて、絞りリングがどこにもありません。
なんだかそう言うレンズが増えているようですね。最近のペンタックスもそうで、昔のKマウントが使えないボディが出始めています。最近出たデジタル一眼もそうらしいです。がっかりなんです。


天気は下り坂 お名前: 管理人(金井)さん [2003/11/27] No.577
>ZIM製のセルフタイマー(No.567の追加、No.576のレス)
 機械式のレリーズをはさみます。時間が来ると、レリーズを押します。No.567の写真は、いっぱいに押したところです。

自動絞り(No.565のレス?)
 自動絞りのみのレンズは、M42だとちょっと不便のような気もしますが、それ以外のマウントだと当たり前では。EOSのレンズなんて、絞りリングがどこにもありません。始めて見たときはびっくりしました。


>クラスノゴルスクを訪れる
 早めに風邪を治して、万全の体調でご旅行(ご帰国)ください。もし、KMZを訪れたならば、写真を見せてくださいね。特に、レーニン勲章のレリーフがあったら、よろしくお願いします。持って行くカメラは何?


結露がイヤな季節になりますね… お名前: hirob_pさん [2003/11/27] No.576
昨晩夜遅く「琥珀の間…」が再放送されていて、偶然チャンエルをカチャカチャと変えていたら始まるところでした!前回金井さんの書き込みを拝見したのは終わったあとでとてもがっかりしましたが、運が良かったです。流石に眠かったので最後までは見れませんでしたが。

>スケジュールを組んでくれて
いよいよですね。WEBカメラではとても寒そうですし、お風邪治さなくては。

>結露
って皆さんどうされているのですか? 私は車の中でも、家の中でもできるだけ寒い位置に置くことを気を付けているくらいです。実際に曇ってしまったレンズも私はそのまま防湿庫へ入れています。防湿庫と言っても、本物は小さいの1つだけです。残りは、各レンズを100円ショップで売っている円筒形のタッパに防黴剤と共に入れ、カメラ屋でよく売っているプラスチック箱に乾燥剤と防黴剤とを入れて保管しています。今のところ問題無いように思いますが…。数十年何事も無かったレンズを自分の元で黴だらけにするのは申し訳ないです。

>ZIM製のセルフタイマー
変わった形のタイマーですね。どうやって使うものなのですか?シャッターボタンに取り付けるものなのですか?ネジ部分が見あたりませんが…等々疑問が一杯。


やられたぁ... お名前: Масяさん [2003/11/27] No.575
Привет
振替休日に人込みの中に出かけたせいでしょうか、風邪を引いてしまいました。そう大した事はないのですが六義園のもみじのライトアップを撮りにいけません(今日は、です。明日になったらどうだか)
短期決戦型で治したいと医者に言ったら、「どこか行くんですか?」、「もみじのライトアップを撮りに行きたい!」っと写真好きの医者なんです。特に鉄道写真です。他の患者が待っているのに診察室でそんな会話ばかり...鉄道の話になったらもう...

今までにモスクワで使ったカメラというと、ニコンEM(ソヴィエト時代から)、ローライ35、ペンタMEスーパーなどを持って行き、現地で調達したプラクチカP90やエキザクタミニなど全て屋外で使うことができました。MEスーパーの時はЮпитер9/11Aをモスクワで買って使っていました。
ただ10万画素もない安いデジカメが懐などで温めないと使えませんでした。結露の問題は日本の冬と同じです。

ロシア大使館:
ソヴィエト時代の頃は旅行代理店にビザをお願いしていましたので、当時の大使館周辺の状況はわかりません。いまは警察のバスが一台くらいと2〜3人の警官が立っています。
静かなものだと思います。

ビザの申請に行ったことをワレリーに話したら、スケジュールを組んでくれて2日目にクラスノゴルスクを訪れると書いてありました。

Пока


SLR お名前: けろけろさん [2003/11/27] No.574
みなさま、ありがとうございます。

Масяさま。モスクワは寒そうですね。こういった状態ではカメラは機能するのでしょうか?ロシアカメラは耐寒性に優れているのか?また、レンズの結露の問題は?日本だったら室内に持ち込んだ瞬間、結露してしまうと思いますが、ロシアは乾燥しているのでしょうか?


金井さま

金井さまのRF嫌いは、よく存じております。

技術的に完成してしまえばSLRの方が優れていたことは確かです。

技術上のネックはいろいろあったと思います。レトロフォーカスの不利は、しかし、広角レンズが一般化する以前ですから本質的な問題ではなかったのでは。もっとも35ミリですら、最初は困難だったのかもしれませんけど。

ネックの一つには自動絞りがあって、これがないと操作上の不便はやはりRFと比べものになりません。しかし自動絞りにするために、絞り羽の枚数を減らすことで対応したのが日本のメーカーでした。これが耐え難いと考えたメーカーもありうるでしょう。みにくく5角形などになる絞りではきれいなぼけは望めません。枚数をふやせば、トラブルが多くなる、そういったトレーディング・オフになります。

最近読んだ娯楽雑誌の記事に、ツアイスでは技術者に開発報酬が払われていて、それが却って新商品の開発を阻害した面があるという指摘が。ありました。たとえばコンタフレックスが、モデル統合後も2系統のモデルを残したとか、おおよそ想像がついてはいましたが、そういった保守性が進歩を阻んだ面もあるでしょう。一定の成功をおさめた担当者が死んだり退職しない限り新しいことができなかったとか・・・・。事情はライツでも同様だったと思います。

ソ連は戦後からSLRでは先行していました。東のツアイスでコンタックスSとそれに先行するいくつかのモデルがいち早く作られらのはむしろその影響かもしれません。西のツアイスもコンタックスは部分改良にとどめ、コンタレックスに力を注ぎました。だからライツをもってして、ドイツのメーカーを代表させることはできないと思います。ライツは一定の利潤が確保されるRFで満足していたし、どんどん他のメーカーが撤退していく中で、一種のニッチ市場で生き残っていったというだけだと思います。


旭光学の初期モデルは、東ツアイスのそれにとてもよく似ています。レンズは特殊なマウントですけど。

旭光学の創業者の回顧録をたしか日経でやっていたと思うのですが、こういった経緯については触れていなかった。ペンタックスは日本の工学メーカーで尊敬するに値する数少ない企業のひとつだと思っていますが、クイックリターンについてHPでもあまり触れられていないのは、そういった創業期の秘密があるのかもしれないのですが、よく分かりません。ちなみに、西のツアイスと旭光学はきわめて親密で、マルチコートについて共同開発し、またヤシカの以前に旭光学に提携の話を持っていったようです。それにしてはペンタックスのレンズとツアイスのレンズの方向性は違うような気もしますが。

RFは不便です。だけど、SLRだけだとちょっと飽きる。レンズがどうこうという方がおられますが、広角系を含めてSLRのレンズが劣っているということは、あまりない。というか、今入手できるレンズは圧倒的にSLRのものが多く、その中には実にいい加減なものもある、ということかと。RFだとファインダーと実写の落差が楽しみというのも、説得力はありませ。RFはあくまで標準系ないし90ミリ程度までという気がしています。


RFなど お名前: 管理人(金井)さん [2003/11/26] No.573
RFについて:
No.568で、けろけろさんは書きました。
>日本のメーカーがライカに「降参」して、RFに撤退したというのはこじつけじゃないかということです。

 同感です。RFにくらべ、一眼レフのほうがずっと優れていると思います。望遠・マクロは、RFでは基本的に無理です。RFのパララックス補正も、いんちきの気がして嫌いです。パンフォーカスで撮るときに、パララックス補正って、一体どんな意味があるのでしょう。
 ただし、一眼レフのほうが優れているのは、「正立像アイレベルファインダー」「自動絞り」「クイックリターンミラー」が入っている場合です。1950年代後半以降になると、こういった技術が確立したので、一眼レフの時代になったのでは、と思います。未来を目指した日本のカメラメーカーと、過去にこだわり続けたドイツのカメラメーカーの差が出たのではないかと思うのですが。
 ただし、ブロニカなどには645のRFが有ります。どういう理由で開発したのだろう。

 旧ソ連で見ると、「ZENITは一眼レフへ」「LOMOにRFはほとんど無い」「FEDは最後までライカ型RFにこだわる」「KIEVはコンタックスクローンの終了とともにRF撤退」です。KIEVはRFにこだわったのではなくて、コンタックスクローンにこだわったと見るべきですね。こうしてみると、FEDのライカRFへのこだわりが際立っています。

 最近、マカレンコの小説「塔の上の旗」を読みました。FEDコミューンでカメラ製造開始する2〜1年ほど前の状況から題材をとった小説です。FEDは、もともと教育施設だったので、経済合理性に基づく方針転換が難しかったのかもしれない。


ロシア大使館:
 って、旧ソ連大使館ですよね。ソ連時代は、警察の車が数台いつもいて、右翼の街宣車が附近を走っていたなー。今はどうなのでしょう。


まちがい、もういっちょ! お名前: Масяさん [2003/11/26] No.572
Ура, наши борецыではなく、Ура, наши бореци!
っで、一人だからнаш борец!かな?


ありゃ お名前: Масяさん [2003/11/26] No.571
ロシア人で十両に昇進したのは露鵬だけのようでした。


おっ重い... お名前: Масяさん [2003/11/26] No.570
Привет

今朝、ロシア大使館に行ってビザを申請してきました。慣れてしまったせいか、書き落としなど難なく申請できました。以前は何度かその場で修正したことがあります。
っで、ロシア大使館の近くには東京タワー、芝公園、増上寺、リンリンランラン留園(今でもあったかな?)っと、東京タワー脇の芝公園で紅葉を撮ろうと、昨日息子が撮りきらなかったペンタSFX(それでも雨の中27枚撮ってました)にЮпитер9とКиев2を持って来ました。
ガラスの塊のようなレンズと古いオートオーカス一眼、金属の塊のようなカメラ...重いぃ...
赤くなっているのは一部で大部分が緑でした。ペンタだけしか使いませんでした。
写真を撮ろうと思っていたので、東京タワーには寄りませんでした。ここの売店って海外へのお土産には最適なものが沢山あるんです。

ЗИМ:
また、何と珍しそうなものを!
マスレンニコフ名称工場ということで、ЗИで始まる自動車メーカも〜名称工場だったのかな?

あっ本日、露鵬達が十両に昇進して、ロシア人初の関取が誕生したようです。Ура, наши борецы! (我等が力士、万歳!)

Пока


やはりモスクワは雪! お名前: hirob_pさん [2003/11/26] No.569
新しいウェブカメラ色々な風景が見れて楽しいですね。

私もデジカメ写真ですが紅葉を一枚。緑が所々混ざっているのが
分かります。デジカメだと逆光なんてなんのそのですね。

FED2とても好きです。
画 像 : img20031126004245.jpg-(77 KB)


FED2 お名前: けろけろさん [2003/11/25] No.568
金井さま

風邪はいかがなりましたか?また、グルジア問題では役に立たず申し訳ないです。


ところで、50年代ということを考えていました。

50年代はカメラ技術史上の転換点です。

1954年ライカM3が発表されました。

これが、日本のカメラメーカーに衝撃を与え、ライカに追いつくことは不可能と悟り、一眼レフに走ったというのが定説です。現に、アサヒフレックスが52年、ペンタプリズム式のAPが57年、ニコンFが1958年、キャノンフレックス59年など、50年代に日本のメーカーはRFからSLRに転換していったわけです。

その衝撃の主な内容は、ファインダーにあるとされます。M3のファインダーの複雑な光学系はライカの中では複雑であり、それ以降のM2から今日のM7までそれが再現されることはありませんでした。

しかし、一眼式のRFは、M3が最初ではありません。戦前のツアイスコンタックスがそうでした。使ってみても、M3のファインダーはそれほど大したことがない、というのが実感です。丸みを帯びた視野枠とか、等倍とは微妙に違うファインダー倍率とか、使いにくさが目立ちます。ファインダーの明るさだけなら、最近のコシナのRFの方がまだマシです。わたくしが知る限りでもっとも覗いてすばらしいと思ったのは、ウエラです。黄色みを帯びていて必ずしも明るくはないですが、実に小さな小宇宙がファインダーの中に広がる感じなのです。

何がいいたいのかというと、日本のメーカーがライカに「降参」して、RFに撤退したというのはこじつけじゃないかということです。M3の技術は、大したことはなかったのではないかということです。ニコンはSPで、ファインダーについてはM3を技術的には「超えた」と思いますが、営業的にはもうぎりぎりだったと思います。その精度を維持するコストを価格に転嫁しうる限界という意味です。

ライカが可能であったのは、ブランドイメージからで、それが適正であったかどうかは疑問ですが、RFのコストがSLRにくらべてきわめて高かったのだけは事実でしょう。

すでにある程度、知見を深めたのですが、RFの工作精度とその管理の困難さは、フィードバック系のSLRとはケタが一つ違う精度が要求されます。さらに、明るいレンズ、長焦点レンズ、微粒子フィルムなどによって、精度の要求レベルはあがる一方だったのでしょう。そんな中で、大衆的な価格でレンズ交換式カメラを供給するには、むしろSLRへの転換は日本においては必然だったのではないかと。M3の登場は、あるいは、旧来の(バルナックライカの亜流の)RFの生産を中止させるモチベーションにはなったかもしれませんが。


そんな中での、フェド2なのです。金井さまはプロトタイプが52年からとお書きです。この段階で、一眼式のRFを考えていたというのはある意味ではすごいことです。なぜすごいかというと、SLRとRFの生産効率を考えて、なお一眼式のRFを選択しただろうからです。それが「営業的」に可能だったのは、人件費をコストに転嫁するという発想がなかったし、そもそも西側と東側の経済価値の格差が広がりつつあったということでもあるかもしれません。

なお、ライツは小さな会社に過ぎませんから、こういった選択の余地はそもそもなかったのだろうと思います。

ということで、フェド2をもっと評価してよいように思うのですけど。


ZIMストライキ お名前: 管理人(金井)さん [2003/11/25] No.567
 ZIMストライキをご存知でしょうか。ZIMって工場の名前です。

 ZIM(Zavod Imeni Maslennikova)(Factory Named After Maslennikova)は、Samaraにあります。
 Samara(旧Kuibyshev)は、KAZANの南300Kmにある人口100万の地方中核都市です。

 1998年ZIMの労働者5000人は、1年以上にわたる賃金未払いに抗議し、ストライキに突入、町の交通を一部遮断して、ゴルバチョフ・エリツィンの資本主義路線と厳しく対決しました。
 でも、ストライキに突入以外は何も聞いていないので、その後どうなったのでしょう。どなた様かご存知ですか。

 写真は、ZIM製のセルフタイマーです。ZIMにはベアリング工場があることと、ZIM製の時計があることは知っているのですが、カメラ関連製品がこの他にあるかどうかは知りません。
画 像 : ZIM-(46 KB)


どうでしょう。 お名前: Масяさん [2003/11/25] No.566
私も例のWebカメラ見てみました。真っ白ですね。
ガラスが曇っているのかな?気温を見るとマイナスになっていない?

もう一つ、こういう所があるのですがリアルタイムではなくデフォルトのここのみが最新のようです。

http://webcam.mdmbank.com/default.htm

明日、ロシア大使館にビザの申請に行こうかと思います。
では招聘状を送ってくれたエカチェリーナの結婚式の写真をどうぞ!

新郎はきちんとした格好している...オレグなんか普段着で、ヴィクトリアの弟なんて黒い長袖のTシャツ...あっヴィクトリアはウェディングドレスでした。
画 像 : img20031125170318.jpg-(22 KB)


モスクワは大雪なの? お名前: hirob_pさん [2003/11/25] No.565
>Bは自動絞りのみのレンズです
このようなレンズが有ったのですね。すみません。知りませんでした。このレンズは羽が正常でもちょっと不便ですねぇ…。

>羽根が油で固まったら動かない
適切な表現でなくてごめんなさい。全く動かないのは羽が錆びたものしか見た事がありません。いわゆる「粘りがある」と表現されることを意図していました。

モスクワは吹雪いているのでしょうか…。例のカメラの映像だと一面真っ白で、遠くが見えません。Масяさん帰られるのもうちょっとですよね。


M42レンズ絞りいろいろ お名前: 管理人(金井)さん [2003/11/25] No.564
(うる覚えなので、ちょっといいかげんです)

 @完全マニュアル絞り  J-37AM
 Aプリセット絞り    J-9などいろいろ
 B完全自動絞り     ZENITAR(魚眼)などいろいろ
 C自動、マニュアル切り替え H-44Mなど

@は絞りリングが1つで、自動絞りも無い原始的なものです。Aは絞りリングが2つあるもので、一つ目を指定した数値に合わせて、二つ目のリングをいっぱいに回すと指定した数値に絞られるものです。Bは自動絞りのみのレンズです。このようなレンズは、マウントアダプターで他のマウントのボディーにつけた場合、絞り解放しか使えなくなってしまう。ZENIT-Eでも使えない。Cは@Bが切り替え可能になっています。

 最近のZenit付属のレンズは「完全自動絞り」のZENITARです。有名な対角魚眼のZENITARも完全自動絞りなので、マウントアダプターで他のマウントのボディーにつけた場合、絞りが使えません。
 自動、マニュアル切り替え方式のHelios-44Mの場合は、マニュアルのときも絞り羽根はバネで動かすので、羽根が油で固まったら動かないと思います。
 プリセット絞りは、2つ目のリングと絞りが連動しているので、多少固まっていても、思いっきり回すと絞り羽根は動くと思います(壊れなければ)。


生憎の雨ですね お名前: hirob_pさん [2003/11/25] No.563
>たいていのZENITは「シャッターボタンの
>押し込み量に連動して、絞る」ものです。

そうですかぁ!ちょっとZENITに興味が…。

>油が回って、絞り羽根がゆっくり動くようになったレンズ
何が原因で絞り動作が悪いのか厳密には知りませんが、羽がテカっているの個体では追随し難いと思っていました。羽と羽の間の油がブレーキになっているのだと思っていた次第です。

>どちらにしたって、絞りはダメですよね。
マニュアルで使えば問題ないと思います。

>自動絞り、手動絞りの切り替えができるもの
上の文章で「どちらにしたって、絞りはダメですよね」の意味が分からなかったのですが、マニュアル状態にできないレンズっていうのがあるのでしょうか? 私が持っているのはA−Mレバーでマニュアルを選べるいわゆる完全オートレンズ(Mにすればマニュアル状態)と、バネレバーで開放を保持できる半オートレンズ(レバーを引かなければマニュアル状態)と、プリセットレンズ(マニュアルだけ)の3種類しか持っていません。A−Mレバーも付いていない完全オートのレンズがあるという意味でしょうか? でも、文章では疎通し難いですね。ごめんなさい。今晩、時間あれば写真をアップしてみますね。ソ連のM42レンズは欲しい欲しいと思って買えないレンズが一杯ありますが、実は、どういう仕組みなのかも全然知りません。もしかすると手持ちのボディでは使えないレンズがあるのかも…。

紅葉:
先日、今年は紅葉が綺麗に感じると書きましたが、山へ行くと去年より紅葉が薄かったです。行った時期は去年より2週間ほど遅かったはずなのですが…Масяさんの記載からも場所によって違うようですし、今年はまだ早いのかなぁ?

紅葉が見れたのは良かったですのが、Zorki-3+Jp-3、Jp-9と、ソ連製ではないスプリングカメラ1台とを持って行きましたが、両方とも何故かスプールを忘れてしまいました。結局、Zorki-3のスプールはその場ではどうしようも無いので、スプリングカメラのスプールを作るべく、フィルムに1本犠牲になって頂きました。今日現像に出してきました。


赤い週末? お名前: Масяさん [2003/11/25] No.562
Привет

ホントに黒海が十両優勝したのに、祖国グルジアでのクーデター(?)に大学寮での火災。
個人的に明るい話題は、以前ご紹介したエカチェリーナが結婚した(日本では一部泣いたようです)ということがありました。ビザ申請用の招聘状が届いた時に、苗字が変わっていたので問いただしてみました。
グルジアというと、私はお茶の産地くらいしか認識がなく、シュワルナゼ元大統領については、数年前ある番組で夫妻についての話を見て、エエ人やなぁと思っていました。

この連休は、土曜は六義園、日曜は息子と本土寺、月曜はヴィクトルの買物に付き合うというように出てばかりでした。
六義園にはЗенит312м+Юпитер12/11AにМосква-5、本土寺では久しぶりにКиев2にЮпитер8/12を使ってみました。(当然Москваも)
六義園では大分もみじが赤くなっていましたが、もう少しと言う感じがしました。っが翌日、本土寺へ行ってビックリ!見頃です。デジカメで申し訳ありませんが写真も投稿します。
私のКиевにはまだフィルムが残っているのでまだDPEには出していませんが、息子は2本撮って昨日出来上がっていました。フィルム等私が用意するので当然Agfa、赤が鮮やかにプリントされました。
早く私の方も撮り切らなくては!会社の近くの紅葉を撮りたかったのですが、生憎と雨...

DPEなのですが、以前カメラのドイに出していてAgfaならではっという仕上がりが気に入ってたのですが、ご存知の通り倒産でお店がなくなってしまいました。仕方がなく近所のDPEに出したら赤が綺麗ではない...
フジカラー系列のお店に出したらこのような結果が!綺麗なのが撮れたと思うと言っていた息子も満足がいく仕上がりでした。あっペンタSFXにFAズーム28〜90mmでした。今日はそれ持って雨の中ディズニーシーです。

困ったもんだ...:
六義園でМосква-5で撮ろうとЗенитを片付けようとしたり蓋を開けたりとバタバタしている時に限って「すみません、シャッター押して下さい」って...思い出すと、レンズ交換している時とかによく言われます。そういう時は大抵断っています。息子がいれば任せます。
本土寺ではおばさん二人がもみじの枝を引き寄せての記念撮影。息子が「アイドルのつもりかよぉ。」

Пока
画 像 : img20031125111710.jpg-(46 KB)


今日は雨 お名前: 管理人(金井)さん [2003/11/25] No.561
 3連休中は、天気が良かったけれど、家でグデグデしていました。

グルジア:
 シェワルナゼ氏は結局辞任しました。最悪の事態だけは避けられたようです。
 でも、十字軍の旗を振っている人たちに、経済復興ができるとは思えないのですが。
 けろけろさんお書きのように、イスラム系住民などに対して不寛容の態度を取ったら、内乱につながるなー、恐ろしいですね。
 グルジアで、十字軍の旗のようなものが振られているのが、とても嫌な感じがします。ワールドカップサッカーでイングランドサポータが振っているのとは分けが違います。阿片患者が銃を乱射することだけは止めて欲しい。

モスクワ:
 「モスクワの大学留学生寮で火災、32人死亡」のニュースがあります。ろくなのが無いなー。


補足その2 お名前: けろけろさん [2003/11/24] No.560
もちろん、これらの勢力は、イスラム系住民に対する不寛容を鮮明にしたともいえるでしょうね。それがシュワルナッゼとの決定的な違いなのでしょう。それを先に書くべきでした。


補足です お名前: けろけろさん [2003/11/24] No.559
書いてから、全く本質的なお答えになっていないということに気がつきました。旗のことではなく、旗を持っている人たちが問題だったのですね。

以下は単なる憶測に憶測を重ねたものに過ぎません。

ソ連崩壊後、いったんは脱社会主義が一般的な支持を得ますが、経済の停滞、貧富の差の拡大、政治腐敗、民族対立など社会不安がつづくと、次第に市民の中では二つの方向への反動が見られるようになってきました。一つには社会主義への郷愁であり、もうひとつは社会主義革命前の社会へのさらなる回帰です。後者を象徴するのがギリシア正教≒ロシア正教の政治的影響力の増大です。

グルジアにはグルジア正教という、ギリシア正教≒ロシア正教の一派があるようです。反対派勢力はそういった、反・脱社会主義、反・社会主義回帰の象徴として、聖グレギリオスの旗を持ち出しているのでは、と思うのですが。


ところで遅れましたが、お風邪、治られたようで何よりです。わたくしもこの2週間ばかり寝込んだり起きたりの生活だったものですから。


ジョージア お名前: けろけろさん [2003/11/24] No.558
聖グレギリオス、英語名セント・ジョージは、聖書外典の黄金伝説にでてくる、英雄で、竜を退治する図柄でよくでてきます。この聖人のマークが白地に赤の十字なのです。正確には横長十字です。

イギリスの国旗、ユニオンジャックが、イングランド、ウエールズ、スコットランドの三つの国の旗を合わせたものであることは有名ですが、そのもとになっているイングランドの国旗が白地に赤の縦横十字です。イングランドの守護聖人が聖ジョージだからです。今でもイングランドの「国」旗はワールドカップだけでなく広くイギリス国内でよくみることができます。

グルジア共和国のグルジアも、この聖ジョージ=グレギリオスにちなんでいます。だから白地に赤い十字がシンボルとなって、これが現在の国旗との違いを際だたせるために反対派が用いているのでしょうね。

アメリカのジョージア州は独立13州のひとつですが、これも聖ジョージを崇拝するイギリス系住民によってつけられたものでしょう。

なお赤十字は、ナイチンゲールがクリミア戦争で用いたもので、この聖ジョージとは直接の関係はありません。しかしキリスト教色は否定できないわけで、イスラム圏では、同様の団体が「赤い獅子」となるということを子供の頃聞いて感心した記憶があります。赤十字(太いギリシャ十字)は、今ではいわゆる赤十字社のマークです。だからヨーロッパで救急車は、赤十字のものでなければこのマークをつけることはありません。青い十字とか場合によってはマルタ十字という、先が広がった十字をつけているものがありますが、後者は領土なき国家といわれるマルタ騎士団が現在も医療活動に従事ないしは協賛していることによるものです。




グルジア お名前: 管理人(金井)さん [2003/11/23] No.557
 今朝(11/23)のニュースによると、グルジアの首都トビリシ市では、今月2日に行われた議会選結果の取り消しを求めていた野党支持者らが、シェワルナゼ大統領退陣を求めて、議会議事堂に突入、占拠したそうです。これに対し、グルジア大統領シェワルナゼは非常事態を宣言、一方では、野党指導者ニノ・ブルジャナゼ前議会議長が、暫定的に大統領権限を掌握したと宣言したそうです。情報が少ないので、どのような事態なのかは良くわからないのですが、混乱状態であることは間違いありません。
 グルジアではこれまでも、アブハジア独立紛争・南オセチア独立紛争・アジャール紛争・チェチェンイングーシ国境地帯の不安定と、危険な状態が続いていましたが、ついに首都までもが混乱状態になってしまったようです。

 シェワルナゼはゴルバチョフ時代に、外相として「新思考外交」なるスローガンのもとに、ソ連崩壊をもたらした張本人の一人です。
 グルジアはその地理的位置の関係で複雑な民族関係があり、民族問題を解決する事は非常に困難です。グルジア人だったスターリンは見事にこの問題を解決し、グルジアに平和と発展をもたらしました。ゴルバチョフ・シェワルナゼはグルジアに再び紛争を撒き散らしました。
 ところで、ロシアではチェチェン紛争が治まる気配がありません。石油パイプラインの関係で、チェチェン紛争はグルジアの利益に繋がるので、チェチェンゲリラ(アルカイダ系テロリスト)の背後に一部グルジア勢力があることは間違いありません。
 
 グルジア議会を占拠している人たちは、十字軍のような旗を振っていましたが、いったいどういった勢力なのでしょうか。
 どなた様かご存知の方、教えて下さい。


大相撲九州場所郷土力士星取表:

黒海  十両西2枚目  14勝1敗 十両優勝
露鵬  幕下西5枚目  5勝2敗
白露山 幕下西33枚目  3勝4敗
阿夢露 三段目西83枚目 3勝4敗
大露羅 三段目西96枚目 4勝3敗

黒海は来場所には新入幕確実です。
露鵬は来場所の新十両は微妙だけれど、幸運に恵まれて晴れて新関取になると良いなー。

今場所、十両優勝を果たした黒海はグルジアのトビリシ市出身です。


M42(ZENIT)の自動絞り お名前: 管理人(金井)さん [2003/11/22] No.556
手元のいくつかのZENITを見ると、
 ZENIT-E:自動絞りではない
 ZENIT-312M:シャッターボタンの押し込み量に連動して、絞る
 ZENIT-19:シャッターボタンを押すと、いきなりバネ式にピンが押される

ZENIT-19は特殊で、たいていのZENITは「シャッターボタンの押し込み量に連動して、絞る」ものです。(とても古くさい気がするのですが。。。)

>ある時期以降のカメラは...だから羽に油が回ったレンズではオートの意味が無く
 の意味が良くわからないのですが、油が回って、絞り羽根がゆっくり動くようになったレンズが有るのでしょうか。油が固まって、絞り羽根がバネの力では動かなくなったのならば、どちらにしたって、絞りはダメですよね。

 Helios-44Mのように、自動絞り、手動絞りの切り替えができるものもあります。こういうのは便利ですね。



 おかげさまで、風邪はよくなりました。


長くてすみません… お名前: hirob_pさん [2003/11/21] No.555
一眼ボディと絞り:
私は基本的にプリセット絞りが好きです。理由は、古くなって絞りに油が回っても使い続けられるからです。それから、新しいカメラ(M42の絞りピンを押す機構が無いカメラ)でも使えますもんね。半自動も一応OKですが、絞りリングが1つしか無いし、新しいボディでは不便です。

実は、M42マウントも全部ペンタックスを使っていて、ソ連製は1つも持っていません…(すみません)。ですのでソ連製のボディ側の絞り連動機構が全然分からないのです。

ペンタックスでいうと、ある時期以前のボディは、絞り連動ピンを押すボディ側の機構が、シャッターボタンの押し込み量に連動するようになっています。だからシャッター幕が開き始める時には絞りが絞り込まれています。

でも、ある時期以降のカメラはシャッターボタンを押すと、いきなりバネ式にピンが押されると同時にシャッター幕が開き始めます。だから羽に油が回ったレンズではオートの意味が無くなってしまい、露出過多になったりします。

なぜ、ボディ側がある時からシャッターボタンの押し込み量に連動しなくなったんでしょうかね? 絞り機構は万全なボディも、ファインダーが異常に暗くて使えないものも多いですが。ソ連の一眼はこのあたりどうなっているのでしょうか…? 

油の回ったオート絞りレンズに対応できて、ファインダーが明るくて、強烈な視度補正レンズが装着できるボディがあればすっごく欲しいです。(私は超ウルトラど近眼なので最もきつい補正レンズをファインダーに付けた上で更に非球面の高性能レンズ(ただの眼鏡…)で覗いてゴマ粒のようなスプリットで合わせています。だから、視度補正がズームになっているソ連のRFは私には本当に使い易いです)。

>本土寺
とても綺麗ですね。ライトアップはちょっと羨ましいです。田舎のお寺は基本的に夜はお休みです…。

>写真係りでMF
はやはり厳しいですか。改めて自分にもAFカメラが必要な時があるのだと思いました。実は先日の法事の時に鞄の中には1926年製のフールディングカメラまで忍ばせていました。全体写真はそれで撮るつもりだったのですが…恥ずかしくて無理でした。

金井さん3連休にお体ゆっくり休めて下さい。


お大事に お名前: Масяさん [2003/11/21] No.554
Привет
ホントにいい天気です。天気予報でも週末はもちそうだと。

六義園の紅葉がライトアップされた昨年のこの時期、金井さんが風邪をひかれたということでライトアップを撮影に行った話は申し訳ないかなぁっと思っていました。
日曜は息子と本土寺で紅葉をっと思っています。ここのライトアップも撮りたい!(六義園のライトアップ用にЗоркий-4を用意しました。)

六義園:
http://www.tokyo-park.or.jp/kouen/park.cgi?id=72

本土寺:
紅葉は...
http://www.hondoji.com/h15koyo/1117/niwa17.htm

ライトアップは...
http://www.hondoji.com/raitomomiji2/yoru.html

お大事に...っと言うべきでしょうが、篭もっていられたら紅葉が散ってしまう...何と言ったらいいか...
っと、こんなコト考えるのは紅葉の追っかけである私だけでしょう。どうぞ、お大事に。

自動絞り:
シャッターを半押しにして左手で絞りを調整しながらファインダーのからの光を遮る、これがなければ、申し上げた通りЗенитでシャッター優先型で撮るには問題はないと思います。
先日、息子の体育祭でЮпитер11A+ペンタSFXを使いましたが絞り優先オートで楽でした。でもЗенитを使いたい...丸いボディが何となくいい感じなんです。

写真係:
最近、そういう機会がないです。結婚式等ではЗоркий-4KにЮпитер12或はスコパー25mmでスナップを撮っていました。

では、よい週末を!

Пока


今日も快晴 お名前: 管理人(金井)さん [2003/11/21] No.553
 早朝は曇っていたのに今は快晴です。銀杏の黄色と青空のコントラストが美しい。銀杏は「ほとんど落葉したもの」「黄色」「まだかなり緑」が混在しています。米軍基地の鉄条網も銀色に輝いて美しい。
 昨日は風邪で寝込んでいました。

自動絞り:
 J-9、Mir-1Bなどは、自動絞りではなくて不便です。「自動絞り」というのは、ピントを合わせるときは絞り解放で、シャッターを押したときに設定値に絞り込むことを言います。今時の日本の一眼レフはみんな自動絞りなので、「自動絞り」という言葉自体死語です。
 J-9、Mir-1Bのように、設定した絞りの値に、手動でリングを回すことにより絞り込まれる形式のものを「プリセット」といいます。この方式は、慣れれば使いやすいという人もいるけれど、私にも使いやすくありません。KMZはどうして自動絞りに不熱心なのだろう。ZENITユーザーは器用な人が多かったのでしょうか。
 写真係りでMFは大変でしょう。AFAEが世間では当然なので、被写体になる人は、AFAEの時間しか待ってくれません。私の場合、頼まれて写真を撮るときはEOSを使っています。写真屋さんもEOSが多いなー。
  
 やっぱりまだ頭がボーっとしています。


Трудно...(難しい) お名前: Масяさん [2003/11/20] No.552
Привет
私は、覆った後にラップをカットするのが苦手で...不器用ですから...

っでラップで思い出したのですが、台湾に行った際カメラ屋さんでФЭД-1(オリーブ塗装)を見かけました。元来ФЭД嫌いなので安かったら買おうかな?っと聞いてみたら日本市価以上!
これらカメラは全てラップで包まれていました。買わない限り直接触れないのかなぁ...家電屋さんみたいな所でもエキザクタのコンパクトが売られていて同じようにラップで包まれていました。

Юпитер-9(M42):
Мир1-Вもそうなのですが、絞り値を決定した後リングを廻して実際に絞り(何と言う方式なのかな?)ます。私、シャッタースピードを決定し、絞りを大抵16位にしておいてリングを廻す、シャッター優先のような方法で撮っています。
Зенит312мも212Кもファインダーからの光によって露出計の動きが変化してしまいます。つばの大きな帽子を被らないとファインダーからの光を遮ることができません(にも関わらず、先日の高尾山ではそういう帽子を持っていかなかった...)。
単体露出計を使うと、絞り値を決定した後、更にリングで絞る、面倒なので11Aを使っていました。

すみません...自分...不器用ですから...

Пока


むずかしい… お名前: hirob_pさん [2003/11/20] No.551
>ラップ
時々、妻が文句を言っていました。どこどこのラップはくっつかないと。ですが、そういう理由だとは知りませんでした。今度材料表示を見てみます。去年のクリスマスにアメリカ土産にど派手なピンク色のラップを貰いました。アメリカらしいと私は感じました…。

日曜日の法事。写真係だったのですが如何にいつも何も考えずに撮っているかが分かりました。現像してみると子供いる家族だけ異常に写真が多かったり、殆ど写真の無い家族があったりと…。ニコパチ写真は必要だなぁ等と思いました。また、曇っている上に屋内だったのでMEsuperしか使えませんでしたが、F2でも結構ピントを外していました。普段はのらりくらりとピントを合わせしているつけでしょうか。こっちを意識している顔を作っているのを長く待たせるわけにもいかず、慌てて撮るはめに…。結局M42のJp-9は絞り操作も入るのでとても使えませんでした。シャッターチャンスを逃さずピントもまともだったのは妻のデジカメ…。写真係は難しいですね。


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