フランジバックの測定
デプスダイヤルゲージを使って、カメラボディーのフランジバックを計測した。フランジバックとは、マウント表面からフィルム表面までの距離のことです。
ただし、計測方法に問題があり、どの程度の精度で信用できるかは不明です。
1.フランジバック計測方法と計測の問題
2.一眼レフカメラのフランジバック
リコーのKマウントは45.46mmなのに対して、プラクチカM42,ゼニットM42,ゼニットKマウントは45.50mm強です。ゼニットマウントは45.2〜45.3mm程度です。
3.L-マウントカメラのフランジバック(一部工事中)
手元にあるFEDのボディーのフランジバックを計測しました。戦前のものは、28.3mm〜28.5mm程度、戦後のものは28.8mmであるといわれています。(異論あり。)実際に測定すると、マウントの傾きが大きいようで、精度良くフランジバックを計測する事ができません。(大抵のカメラは、ロシアやウクライナから購入したものなので、きちんと調整されていないようです。)
FEDのフランジバックは容易に調整できるので、手元のボディーのフランジバックを測定して、どれほどの意味があるのかは分かりませんが、参考のため掲載します。
L-マウントボディーのフランジバック調整方法
L-マウントレンズのフランジバック調整方法