KIEV-20

 ウクライナの首都キエフのArsenal工場で1978年から86年ごろ製造された、一眼レフカメラです。Kiev-20はKiev-17に露出計を組み込んだもので、始めの頃は、Kiev-17Mと呼ばれていました。
 最高速1/1000、ファインダー視野率ほぼ100%、TTL露出計内蔵と、ソ連製カメラとしては最高級機に属するカメラであるが、製造台数はKiev-17やKiev-19に比べ少ない。

KIEV-20の説明
  マウント:ニコンFマウント
  シャッター:縦走金属幕フォーカルプレーンシャッター
  シャッター速度:B,1〜1/1000(シンクロ時は1/60)
  ファインダー:アイレベルファインダー
  ピント合わせ:スプリット、マイクロプリズム、すりガラス面併用による実像合致方式
  ファインダー視野率:100%近い、倍率は0.9倍程度
  露出計:TTL方式、CdS露出計内臓
  フィルム装填:蝶番による裏蓋開閉式
  フィルムカウンター:順算式(自動復帰機能付)
  シンクロ接点:X-接点(1/60以下)(ホットシュー、ストロボケーブル共に使用可)
  セルフタイマー:あり
  付属レンズ:MC HELIOS-81N(53mm F2.0) (フィルター径52mm)








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