ALMAZ103の分解
1.ペンタプリズムの外し方
下図の赤矢印のボタンとレバーを押して、ペンタプリズム部を引きあげれば簡単に外れる。
2.ファインダースクリーンの外し方
ファインダースクリーンを外すときは、ペンタプリズムを外した後に行う。下図の赤矢印のボタンを押しながら、マウント側からファインダースクリーンを押し上げると、外すことができる。 |
3.裏ふたの外し方
裏ふた止め軸にある出っ張り(赤矢印)を押し下げると、裏ふたを外すことができる。 |
4.フィルム巻き戻しダイヤル側天板の外し方
最初に、フィルム巻き戻し軸をはずす。 これは、ネジで止まっているだけなので、抑えながらまわすと簡単に外れる。 |
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注意 フィルム巻き戻しダイヤルの横のネジは巻き戻しレバーを止める為の金具のネジなので、不必要に外さないほうがよい。 |
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フィルム巻き戻しダイヤルを外すと、左図のようになるので、銀色の部品(赤矢印)を、カニメを使って外す。 その後、青矢印のネジを外すと、フィルム巻き戻しダイヤル側天板を、外すことができる。 |
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天板を外したところ。 |
5.巻き上げレバー側の天板の外し方
最初に、巻き上げダイヤルを外す。 巻き上げレバー(赤矢印)の2ポイントを使って回せば、簡単に外すことができる。 外した後の組上げも容易。 |
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次に、シャッター速度ダイヤルを外す。 シャッター速度ダイヤルの横にある、3つのイモネジを緩めて引き抜く。 |
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巻き上げればーを外した後、その下にあるリング(赤矢印)をはずす。これは、ねじ込んであるので、2ポイントを使って回す。 最後に、図の青矢印のネジを外すと、天板を外すことができる。 なお、緑矢印の部品(3つのネジなど)は、外さなくても、天板を外すことができる。 |
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巻き上げレバー側の天板を外したところ。 |
6.前板の外し方
前板は、天板を外した後に外す。天板を外さないで、前板を外すことはできない。
左右の天板を外した後におこなう。 最初に、貼皮をはがす。 図の、5つの赤矢印のネジを外す。5つのネジはサイズが異なるので注意。また、ネジには長めの座金がついているものも有るので、組上げるときに間違わないこと。 図の青矢印のネジも外す必要がある(ちょっとあやふや)。 セルフタイマーレバーやマウントなどは、外す必要は無い。 |
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前板を外したところ。 |
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前板とは関係ないが、裏ふたトメ金具の覆いを外しておくと、モルトの張替え等便利である。 簡単に外せ、簡単に付けられる。 |
7.底板の外し方
底板は、前板を外す前でも、前板を外した後でも、どちらでも外すことができる。 図の3つの赤矢印のネジを外す。青矢印の銀色部品を、2ポイントを使って回してはずす。 これで、簡単に底板を外すことができる。取り付けも簡単。 |
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底板を外したところ。 |
8.謎のコード
底板を外すと、青と黄色のコードが見える。モータードライブ装置をボディー下部につけたときの、電気接点から伸びるコードのように見える。 | |
前板をはずすと、コードは、そこで切断されている。 |