マウント・側壁のはずしかた
Fig.8
マウントのはずしかた

 Fig.8の青矢印の4つのネジで、簡単にマウントははずせる。マウントの下には、紙が入っていて、フランジバックを調整しているので、紙をなくさないように。また、マウントをふたたび取り付けるときには、位置を間違えて、90度あるいは180度回転させないようにする。間違えると、レンズが正しい位置で止まらなくなる。
Fig.9
 マウントを止めているネジは、Fig.9に示す金具に止めているの。上用と、下用は異なるので注意。
側壁のはずしかた

 側壁はずしは、マウントをはずした後に行う。
 Fig.8に示す、マウントの周りの緑矢印の4つのネジと、上部の3つのネジ、および、裏側にある2つのネジをはずすと、側壁をはずすことが出来る。ファインダーのアームに引っかからないように注意。
 Fig.10は側壁をはずしたところである。この状態で、やっとシャッターが現れた。シャッター速度を正しく測定するためには、側壁をはずす必要がある。

 ところで、赤矢印は、スプロケットの歯であるが、フィルムを装填する時ここにフィルムがひっかかって、うまく装填できないので、フィルムをカットしたり、テレフォンカードを使ったりする必要があるわけである。
Fig.10

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