Zorki-1の分解と調整


 Zorki-1とFed-1は基本的に同じカメラなので、ここの説明はFed-1にも当てはまります。


 Zorki-1は古いカメラのため、不調なことが多い。不調箇所は、@レンジファインダーAシャッター関連B巻き上げ の順だと思います。このうち、レンジファインダーのズレは簡単に直せます。レンジファインダーが薄くなっていることもあるけれど、これはミラーの腐食が原因であるため、部品を調達しない限り修理不能。
 シャッター関連の不調はいろいろあるけれど、一番多いのはシャッター速度関連で、シャッター幕速の調整でなおることが多いと思います。これで直らないシャッター関連の不調は、シャッターを分解して調整する、あるいはシャッターカーテンを張り替える必要があります。

 ここでは、間単に調整・修理できる物の説明をします。本当は、シャッターの修理も難しくないと言われるのですが、器用でない私には出来ないので、説明はありません。


 1.レンジファインダーの調整
 2.天板のはずしかた
 3.シャッター幕速の調整
 4.マウントと側壁のはずしかた
 5.巻き上げ軸の修理


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