レンジファインダーカメラFED-3


 FED-3はFed-2に引き続き、ウクライナ、ハリコフのFED工場で1961年〜80年に頃に作られた。製造期間はFED-2,FED-4とかなり重なっている。長期間の渡り、大量に製造されたカメラであるため、現在市場に出回っている量も多いが、日本では、FED-2に比べ、今ひとつ人気が乏しい様である。FED-2との違いは、低速シャッターが追加されたことである。また、外観も箱型に変わっている。(ただし、FED-2の後期にはFED-3のような箱型形状のものがある。さらに、FED-3の初期には、FED-2に若干似た形状のものもある。)


このFED-3にはストラップ吊金具が無い。吊金具つきのものも存在する。

説明
  マウント:M39(ライカLマウント)
  シャッター:横走布幕
  シャッター速度:B,1/1〜1/500(セルフタイマー付き)
  ファインダー:1眼式2重像合致距離計連動
  露出計:なし
  フィルム装填:裏蓋底蓋一体着脱式
  フィルムカウンター:順算式(自動復帰機能付)
  シンクロ接点:X-接点
  付属レンズ:INDUSTAR−61(52mm F2.8)
 


付属品
 


 元箱、マニュアル、レンズキャップ
 この他に、カメラケースとパスポートがある。



工事中です

 FED-3の初期タイプ(FED-3 Type-a)で撮りました。


 写真の色がなんか少し変です。フィルムは100円ショップのダイソーで買ったものを使っています。DPEのおじさんが言うには、中身のフィルムが期限切れなのではないか、とのことですが、本当のところは分らない。(フィルムはダイソーで買ってきたばかりのもので、もちろん期限内です。)


撮影例1:浅草で
  浅草の隅田川沿いにはホームレスがいっぱい。


撮影例2:ニコライ堂
  ソビエト崩壊によりロシアでは教会が復活している。でも、ソビエト崩壊により、ニコライ堂はなんだか寂れてしまった。
  教会を保護していた、帝政ロシア時代は乞食がたくさんいたそうです。ソ連になって乞食はいなくなった。キリストの神は同朋の一部を乞食やホームレスにしないと気がすまないのでしょうか。そんな馬鹿な。


撮影例3:ニコライ堂


撮影例4:上野公園


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