FED-1の表面加工


 FED-1の表面は非常に硬いので、金属をそのままシボ加工したものと言われる事があるが、実際は硬い合成ゴム状物質が塗布されている。(そうでない物も存在する可能性あり。)

 剥がそうとしても、なかなか剥がれないし、ナイフで削っても硬くてほとんど削れない。アセトン・ベンジン・エタノール・酢酸エチルに十分程ジャブ付けしてみたが、どれもほとんど変化無かった。(アセトンに漬けるとわずかに軟化した。)

 熱湯で5分ほど煮たら、金属との間が、少し浮き上がってきて、剥がす事が出来た。

 剥離した合成ゴム状物質は、簡単に割れ、粘りはほとんど無い。燃やしてみると、ゴムのこげた悪臭がする。


ゴム状物質を剥がした所

ゴム状物質を剥がした所

剥がしたゴム状物質(表面)

剥がしたゴム状物質(裏面)


 火をつけると発火します。以下の2枚の写真は燃えカス。白っぽくなって、スカスカ。若干収縮するけど、大きさはそれほど変わらない。


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