国立武蔵野学院(入口)
埼玉県さいたま市にある、児童自立支援施設武蔵野学院の入口です。児童自立支援施設って、わかりますか?要するに少年院です。重度犯罪少年はたいていここに送られるそうです。(医療が必要な場合を除く。)
施設の周りは、壁とフェンスの二重になっていますが、あまり高いものではありません。写真は入口を撮ったものです。
撮影には、1936年ごろのFEDを使用しましたが、古いカメラでおまけに整備不良のため、画面左側に光線漏れが生じています。
使用カメラ:FED レンズ:50mmF3.5 絞りは11程度で撮っています
入口にはりっぱな門があります
『ご用のない方は立ち入らないで下さい』 あたりまえですよね。
塀越し見える院内は桜が綺麗でした。自然豊かな広大な敷地です。こういうところでのびのびと育ったら、少年達もさぞかし、りっぱな大人になるに違いない、桜を見ているとそんな気がしてきます。でも、実際は再犯率が高いとの噂です。
場所は、東北道浦和料金所の少し東京よりです。
長崎で幼児を殺害した少年がいました。この少年も、ここに入所しているらしい。
ところで、撮影に使用したカメラ「FED」は、ウクライナ・ハリコフの孤児院(FEDコムーナ)で作られたものです。FEDコムーナは、革命と内乱の戦災孤児を収容するための施設でした。でも、収容される前に「窃盗」「サギ」「売春」などを起こして、補導されてつれてこられた少年も居たようです。(重度の犯罪少年や精神異常少年は居なかったようです。)