ズームレンズ Rubin-1


 KMZ製では1964〜68年にレンズシャッター式の一眼レフカメラZenit-4,5,6を製造している。これらの製造台数はあわせて4万台程度である。
 Rubin-1はこれらのカメラのために作られたズームレンズで、フォクトレンダー・ズーマーのコピーと言われています。
 ZENIT-4(おそらくずべて),ZENIT-5(たいてい)とZENIT-6の一部の付属レンズは、VEGA-3(52mmF2.8)です。一部のZENIT-5と残りのZENIT-6の付属レンズが、RUBIN-1になっています。



RUBIN-1(37-80mm F2.8) の説明
  マウント:ZENIT-4,5,6専用バヨネットマウント
  レンズ構成:11群14枚(たぶん)
  F値:F2.8
  絞り:F2.8〜22(ボディー側で設定)
  絞り羽根数:6枚
  フィルター径:82mm(ねじ込み式)
  絞り形式:自動絞り
  最短撮影距離:1.3m
  サイズ:86×121mm
  質量:970g
  レンズ番号:3332
  製造年:不明であるがボディーと同じ66年と推定
  製造所:KMZ

 ズーミングに伴うレンズ長の変化や、フィルター枠の回転はない。ズーミング時は後群の移動は無い。距離リングによるレンズ長の変化や、フィルター枠の回転はある。後群の移動は無い。
 ピント合わせは、前群の前玉の方を前後させることにより行う。ズーミングは、前群の中間以降を移動(フローティング)させることにより行う。(たぶん。)


Rubin-1の撮影例  

 37mmで撮りました
 80mmで撮りました


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