KMZ製のコンパクトカメラZorki11,Zorki10

Zorki-11とリコーオート35Vの比較

 以前、株式会社リコーのインターネットページに、Zorki10,11はリコーオート35Vのデッドコピーであるとの不適切な記述がありました。株式会社リコーの不適切な記述などのために、今でも誤解している人がいるようなので、両者を比較しました。


Zorki-10

Zorki-10はZorki-11に連動する距離計が付いたカメラです。それ以外Zorki−11と違うところは無い。
Zorki-10の製造年代はZorki-11よりも少し長くて、1964年から78年まで製造されている。


Zorki-11


 Zorki11は1964年〜66年にかけてKMZで製造されたレンズシャッターカメラです。見た目にはコンパクトな感じがしますが、実際にはずっしりと手ごたえがあります。前面の黒い大きなレバーがシャッターレリーズボタンで、こんなところにあるので結構使用しにくいカメラです。

説明
 使用フィルム:35mm
 レンズ:インダスター63 45mmF2.8
 シャッター:B,1/30〜
        Bのみ手動設定可能、X接点使用時は1/30
 絞り:F2.8〜F22
 ファインダー:逆ガリレオ式
 ファインダー内表示:ピント距離の絵
 ピント合わせ:目測
 露出制御:セレンメーターによる自動設定、X接点使用時のみ手動絞り
 設定感度:ASA20,40,50,80,100,160,250,320
 最短撮影距離:1.5m
 フィルター枠:52mmねじ込み式
 裏蓋:蝶番式
 フィルムカウンター:逆算式(裏蓋開閉時、36に復帰)
 フィルム巻き戻し方法:底板のボタンを押しながら、巻き戻しレバーで巻き戻す。
               (巻き戻しレバーは軽く押すと飛び出す)
 サイズ:W123×H73×D73mm
 質量:650g (結構重さを感じます)
 製造番号の頭2文字:65
 製造年:製造番号から65年と推定

 立派な皮革ケースが付属します。


 実は、私の持っているこのZorki11はセレンメーターが死んでいて自動露出が出来ません。ところが、ストロボ撮影のために手動で絞りを設定する機能があるので、ストロボ撮影に設定しストロボをつけないで、絞りを手動設定して撮影しています。なお、シャッター速度は常に1/30になっています。


撮影例1 絞りを手動設定、シャッター速度1/30で撮影(Zorki-11使用)


Zorki10,11,12の比較

 Zorki10,Zorki11に似たカメラにZorki12があります。

Zorki10 Zorki11 Zorki12
特徴 距離計連動 距離計なし ハーフサイズ
製造年代 1964〜78 1964〜66 1967〜68
製造数 332,144 60,745 7,200



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