BelOMO製３５ｍｍコンパクトカメラ SmenaM

　Smena、Smena2は1952年にLOMOで製造開始されていますが、同じカメラをBelomoでも1957年〜1961年に製造しています。
　SmenaMはそれらに引き続き、1961年にBeloMOで製造されたカメラです。LOMOでは製造されていません。
　似たようなカメラにSmena2Mがありますが、違いはよくわかりません。Princelleの黄色本に載っている写真を見ると、Princelle本のSmena2Mと私の持っているSmenaMは同じもののようです。

　SmenaMはかなり珍しく、入手しにくいカメラです。

説明
　　レンズ：T-22M
　　焦点距離：40mm
　　解放Ｆ値：Ｆ4.5
　　シャッター：セットレバー式
　　シャッター速度：B，1/8,1/16,1/30,1/60,1/125,1/250
　　絞り値：Ｆ4.5，5.6,8,11,16,22（クリックはどこにも無い）
　　ファインダー：逆ガリレオ式
　　距離あわせ：目測、回転ヘリコイド
　　製造番号：なし
　　製造：1961年ごろ
　
　　セルフタイマー：なし
　　シンクロ接点：この個体には付いていないけれど、もともと付いていたものは破損した可能性がある。

　　レンズの斜め上の出っ張りがシャッターボタンです。