ロシア帝国の在外郵便局


 帝政ロシア時代、外国侵略のために存在した郵便局。当時、ロシアだけでなく、列強各国はこぞって外国に郵便局を開局していた。現在と違い、郵便こそが最大の通信手段であったので、郵便の確保が軍事侵略の前提として必要だったのである。

 ソビエト崩壊後、ロシア帝国と皇帝を懐かしむ感情がロシア人の間に強いようである。しかし、歴史を振り返ると、帝政ロシア時代は、対外的には、国外への侵略だったことがわかる。


1)中国のロシア郵便局発行切手

2)トルコ帝国のロシア郵便局発行切手

3)クレタ島のロシア郵便局発行切手



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