North Ingermanland




 North Ingermanlandはサンクトペテルブルクの北30q〜60q、フィンランド国境近くの狭い地域にあった。
 共産党政権を嫌い、フィンランドとの統合を望んだ勢力は、フィンランド軍に支援され、1919年秋に臨時政府の樹立を宣言。この政府は1920年10月まで存在した。首都はKirjasalo。
 当時、Kirjasaloには、400人を超える人口があったが、現在では完全に廃村になっている。

 臨時政府は、1920年3月21日、独自の切手を発行した。(郵便局はKirjasaloに1局のみ存在。)切手の印刷は、Viipuri Book and Lithography Printing Companyが行っている。なお、North Ingermanlandで発行された切手は、1920年12月6日に使用禁止となっている。




1920年3月21に発行された切手。このほか、4種の高額切手がある。






 1920年8月2日に発行された切手


最終更新 2020.7


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