6)プリ=アムールおよびマルチン州(ウラジオストック反共政権)
1921年5月S.D. Merkulov とN.D. Merkulov 兄弟の軍隊とセミョーノフ軍の残党は突然ウラジオストックで決起、プリ=アムール臨時政府を樹立した。数日後に到着した、セミョーノフは新政権の軍権を要求し、メルクーロフと対立した。双方とも日本軍の支持を期待したが日本軍は中立を維持、結局セミョーノフが引き下がる形となった。
この政権は日本軍撤退まで続いた。
この政権の誕生に対して、日本軍がどのような役割を演じたのかは定かでない。
1921年7月ウラジオストックで発行された切手
これらの切手は、極東共和国で使用するために準備されたものであるが、実際に発行・使用したのは反共政権である。
(クリックすると画像を拡大します。)
1921年8月ニコライエフスクで発行された切手
1922年5月26日 政権誕生1周年を記念してウラジオストックで発行されたもの。
1922年10月10日 沿海州で発行されたもの
使用済みは少ない。
Priam. Zemskiye Kraye(Priamur Territory)
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