ヤルタ会談
ヤルタ会談の三首脳。左から、チャーチル、ルーズベルト、スターリン。戦後世界の大枠は、このとき決められた。
ルーズベルトは、この直後に急死し、変ってトルーマンが大統領に就任する。妥協と相互理解のルーズベルトに対し、反共イデオロギーのトルーマンに変わったため、戦後世界は、冷戦時代に突入する。
スターリンと家族
左から、息子のワシ-リー、一人置いて、娘のスベトラーナ、スターリン本人、右端はヤコフ(最初の夫人の子)。
左から2番目の太った人は、ジダーノフ(当時、イデオロギー担当の政治局員)である。この写真は、ジダーノフがいかにスターリンと親密であったかを物語っているようである。
消されたエジョフ
スターリンの右側の若い人がKGB議長エジョフである。この写真の直後に、エジョフは処刑される。
この写真とまったく同じで、エジョフが消えているものがある。もともとの写真にエジョフが写っていたが、失脚者がスターリンと並んでいてはまずいので、ソ連当局によって消されたものであると、説明されている。
しかし、この写真をよく見ると、エジョフの周りは著しくレタッチされており、明らかにこの写真は偽造写真である。エジョフが写っているこの写真は、スターリン批判の目的で、故意にエジョフを付け加えたのだろうか。
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